梵天請経とは? わかりやすく解説

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梵天請経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 23:17 UTC 版)

梵天請経[1](ぼんてんしょうきょう、: Brahmanimantanika-sutta, ブラフマニマンタニカ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第49経。『梵天招待経』(ぼんてんしょうたいきょう)[2]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第78経「梵天請仏経」がある。

釈迦が、梵天や悪魔パーピマンを相手に、仏法を説いていく。

構成

登場人物

場面設定

釈迦はある時、コーサラ国ウッカッタのスバガ林に滞在していた。

釈迦はそこで梵天が邪見を抱いていることを見抜き、神通力で梵天界へと移動し、梵天に仏法を説く。

同じく第六天天魔であるパーピマンも、梵天に加勢してきたが、釈迦はそれを喝破する。

内容

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典2』(第10巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)根本五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典2』(第5巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『南伝大蔵経』
  2. ^ 『原始仏典』中村、『パーリ仏典』片山

関連項目

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