ポータリヤ経とは? わかりやすく解説

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ポータリヤ経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/24 22:57 UTC 版)

ポータリヤ経[1](ポータリヤきょう、: Potaliya-sutta, ポータリヤ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第54経。漢訳で『哺多利経』(ほたりきょう)[2]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第203経「晡利多経」がある。

釈迦アンガ国アーパナ村のポータリヤ(哺多利)に仏法を説いていく。

構成

登場人物

  • 釈迦
  • ポータリヤ(哺多利)

場面設定

ある時、釈迦は、アンガ国のアーパナ村に滞在していた。

そこにポータリヤという人物が訪れ、捨断について問う。

釈迦は彼に、比丘の八戒、五つの喩え、三明などについて説く。

ポータリヤは法悦し、三宝への帰依を誓う。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典2』(第10巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典2』(第5巻) 中村元監修 春秋社

脚注

  1. ^ 『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村

関連項目

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