ゴータムカ経とは? わかりやすく解説

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ゴータムカ経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 23:48 UTC 版)

ゴータムカ経[1](ゴータムカきょう、: Ghoṭamukha-sutta, ゴータムカ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第94経。『瞿哆牟伽経』(ぐたむかきょう)[2]とも。

長老ウデーナが、婆羅門ゴータムカ(瞿哆牟伽)に仏法を説く。

構成

登場人物

  • ウデーナ --- 仏教の比丘。長老。
  • ゴータムカ(瞿哆牟伽) --- 婆羅門

場面設定

ある時、長老ウデーナはバーラーナシーのケーミヤにあるマンゴー林に滞在していた。

そこに婆羅門ゴータムカが訪れ、正しい比丘について問いかけ、ウデーナは、人の四分類・二分類、十善戒六根六境四禅三明、三漏などについて説く。

ゴータムカは法悦し、三宝への帰依を誓う。そして、パータリプッタに、後に「ゴータムキー講堂」と呼ばれることになる講堂を建設し、僧伽に寄進する。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典3』(第11巻上) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典3』(第6巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『パーリ仏典』片山
  2. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村

関連項目




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