エースカーリー経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 23:49 UTC 版)
『エースカーリー経』[1](エースカーリーきょう、巴: Esukārī-sutta, エースカーリー・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第96経。『鬱痩歌邏経』(うつしゅからきょう)[2]とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第150経「鬱痩歌邏経」がある。
構成
登場人物
場面設定
ある時、釈迦はサーヴァッティー(舎衛城)のアナータピンディカ園(祇園精舎)に滞在していた。
そこに婆羅門のエースカーリーが訪れ、四つの階級(カースト)の上下関係や義務について述べる。
釈迦は善行・悪行やその果報は階級に関係無く生じることや、階級問わず涅槃こそが最も尊いことなどを説く。
エースカーリーは法悦し、三宝への帰依を誓う。
日本語訳
脚注・出典
関連項目
外部リンク
- Esukārīsuttaṃ - Tipitaka.org
- エースカーリー経のページへのリンク