不動利益経とは? わかりやすく解説

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不動利益経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 00:34 UTC 版)

不動利益経[1](ふどうりやくきょう、: Āneñja-sappāya-sutta, アーネーンジャサッパーヤ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第106経。『浄不動道経』(じょうふどうどうきょう)[2]、『不動適応経』(ふどうてきおうきょう)[3]とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第75経「浄不動道経」がある。

釈迦が、比丘たちに、禅定について説く。

構成

登場人物

場面設定

ある時、釈迦はクル国のカンマーサダンマ村に滞在していた。

そこで釈迦は、比丘たちに、四禅や四無色定について説く。

アーナンダに最強の執着とは何かと問われ、釈迦は四無色定の頂点である「非想非非想処」に嵌ることであり、「無関心に囚われること」だと答える。

アーナンダ等は歓喜する。

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典3』(第11巻上) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)後分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 中部経典3』(第6巻) 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『南伝大蔵経』
  2. ^ 『原始仏典』中村
  3. ^ 『パーリ仏典』片山

関連項目

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