十上経とは? わかりやすく解説

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十上経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/06 22:48 UTC 版)

十上経[1](じゅうじょうきょう、: Dasuttara-sutta, ダスッタラ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵長部の第34経。『十増経[2](じゅうぞうきょう)とも。

類似の伝統漢訳経典としては、『長阿含経』(大正蔵1)の第10経「十上経」、『長阿含十報法経』(大正蔵13)がある。

構成

登場人物

場面設定

ある時釈迦は、アンガ国チャンパーに500人の比丘と共に滞在していた。

そこでサーリプッタは、比丘たちに

  • 1つの要素から成る法を10
  • 2つの要素から成る法を10
  • 3つの要素から成る法を10
  • 4つの要素から成る法を10
  • 5つの要素から成る法を10
  • 6つの要素から成る法を10
  • 7つの要素から成る法を10
  • 8つの要素から成る法を10
  • 9つの要素から成る法を10
  • 10の要素から成る法を10

説く。

比丘たちは歓喜する。

内容

日本語訳

  • 『南伝大蔵経・経蔵・長部経典3』(第8巻) 大蔵出版
  • 『パーリ仏典 長部(ディーガニカーヤ) パーティカ篇II』 片山一良訳 大蔵出版
  • 『原始仏典 長部経典3』 中村元監修 春秋社

脚注・出典

  1. ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村
  2. ^ 『パーリ仏典』片山

関連項目

外部リンク




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