イシガケチョウとは? わかりやすく解説

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いしがけ‐ちょう〔‐テフ〕【石崖×蝶】

読み方:いしがけちょう

タテハチョウ科チョウ。翅(はね)の開張5.5〜6センチ。翅を広げて止まり、翅は白色の地に地図状の黒褐色のすじがある。九州四国からアジア熱帯分布。《 春》

石崖蝶の画像
撮影朝倉秀之

石垣蝶

読み方:イシガケチョウ(ishigakechou)

タテハチョウ科チョウ

学名 Cyrestis thyodamas


石崖蝶

読み方:イシガケチョウ(ishigakechou)

タテハチョウ科チョウ

学名 Cyrestis thyodamas


石崖蝶

読み方:イシガケチョウ(ishigakechou)

一種

季節

分類 動物


イシガケチョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/18 01:47 UTC 版)

イシガケチョウ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: タテハチョウ科 Nymphalidae
亜科 : イチモンジチョウ亜科 Limenitidinae
: イシガケチョウ属 Cyrestis
: イシガケチョウ
C. thyodamas
学名
Cyrestis thyodamas
(Boisduval, 1836)
和名
イシガケチョウ
亜種
  • C. t. mabella(Fruhstorfer)

イシガケチョウ(石崖蝶、石垣蝶、Cyrestis thyodamas)はチョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科分類されるチョウの一種。

概要

和名通りの石崖・石垣模様を持ち、ひらひらと紙切れが舞うように飛ぶ。クリソバなどの花にも来るが、吸水のために濡れた地面に降りる姿がよく観察される。とまるときはほとんど常に翅を開く。 多化性で、成虫は越冬を終えた春から発生を繰り返し、秋遅くまで見られる。食樹はクワ科のイヌビワイチジクオオイタビなど。卵は葉や芽に1つずつ産みつけられる。

分布

温暖化により北上している蝶のひとつでもあり、国内では年々分布域を広げている。確実に土着しているのは紀伊半島以南・四国九州南西諸島渓谷沿いの照葉樹林や疎林に多く、平野部ではほとんどいない。

参考文献

  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

関連項目



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