八鬼衆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 22:19 UTC 版)
人間でも妖怪でもない、生死を超越した神に匹敵する力を持つ“鬼神”。本来なら修羅界に封じられていた存在。 アスラ 八鬼衆の長。釈迦により導かれて仏門に入り天界へとやってきたが、自分の処遇・地位の低さに不満を抱き反乱を起こす。最初は1000年前で、その時は釈迦に破れ修羅界へ封印される。が、16年前その封印を破り天界と地獄を瞬時に制圧。世界を思うままに作り替えようとする。 本性は、修羅界そのものと言っていい“三面六臂”の姿である。 キャラクターデザインのイメージは、「森で踊る八本腕のシヴァ」。 マハラカ 三蔵一行が初めて出会った鬼神。元は異教の蛇神。五行では水性である。 冷酷で嫉妬深く、同じ畜生出身の実力も待遇も上であるサーガラに対し妬みから憎悪を持っている。 桔花公主の夢の中に入り、三蔵の錫杖を奪おうと画策するも敗退。その後乱石山にて本性を表して戦う。 本性は、翼を持った極彩色の巨大なコブラ。 ヤクシャ 元は異教の神。五行では土性である。 残忍さでは並ぶものがない乱暴者。1000年前のアスラの起こした反乱にも真っ先に従った。 火炎山で三蔵の錫杖を奪おうとするも敗退。そして大雷音寺で本性を表して戦う。 本性は、頭に一本角を持ち下半身が山羊、背中にはコウモリの羽根を持つ、まるで西洋の悪魔のような姿である。 ヴァラ 元は異教の音楽の神。五行では金性である。 自分がそうだからなのか、強くて美しいものに絶対の価値があると思っている。アスラに従うのもアプサラを妻にしたのもその為である。だが、そうでないと認めていないものは無価値であり冷酷である。 金兜嶺において妻のアプサラとともに三蔵達を襲撃するも、様子見のつもりなのかあっさりと敗退。その後碗子山にて本性を出して再戦する。 本性は、巨大なドブネズミである。 アプサラ 元は異教の歌の神。五行では木性である。 子供のように無邪気で純粋だが、その純粋さは残酷さに繋がっている。花を摘むように人を殺す事が出来る性格である。 夫のヴァラとともに三蔵の錫杖を奪おうとするが、アスラという権力には無頓着である為、夫に付き従って「一応、やっている」だけではある。しかし、碗子山にて本性を出した夫が倒されるのを知ると、彼女も本性を表し三蔵達の行方をふさぎ倒そうとする。 本性は、女性の上半身に下半身はジョロウグモといった姿である。 デーヴァ 他の鬼神とは違い、元は人間。五行では水性である。 人間だった時はとある国の軍隊の将軍だった。が、副官に裏切られて殺され、瀕死のところをアスラに救われる。それ以降、アスラに永遠の忠誠と友情を誓う。 アスラの世界の壊滅、及び作り替えを快く思っていない。アスラの気持ちへの理解と、人間界への愛情とで苦悩している。 一度、崩雪嶺で三蔵一行を迎撃するも、本気で攻められなかったからか敗退。その後、天界の天央廊で本性を表して向かってくる。 本性は、全身が青い巨大な鬼の姿である。 サーガラ 元は全ての龍の祖である神祖竜。五行では火性である。 気は強そうで武人肌だが、情の深い高貴な印象を与える美女である。 釈迦に諭され天界に入るも、竜族が次第に人間達に追いやられるのを見、憤って1000年前のアスラの反乱に参加。現在は竜族の命をアスラに握られたため、やむなく付き従っている。 昇竜崖で三蔵一行と対戦するも、錫杖が鬼神に触れられない事を知り一旦は退く。その後も一行を傷つけずに錫杖を穏便に手に入れてほしいというデーヴァの願いを聞き、大雷音寺にて観音菩薩に化けて近付くが失敗。天界でも浄天門で本性を表して一行を迎え撃つ。 本性は、巨大な炎竜。 カールラ 元は炎を操る事が出来る巨鳥。五行では火性である。 背中に大きな鳥の羽根を持ち、口数も少なく硬い表情である。 孤児になっていたところを釈迦に拾われるが、その後アスラの養女となる。そのためアスラにしか懐いておらず、アスラの喜ぶ事だけを考えている。 アスラが姿を消したので探しに行った先の曲女台にて三蔵一行と出くわし戦闘。その後天界の善法堂で本性を表して一行を殲滅しようとする。 本性は、巨大な火の鳥。
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八鬼衆
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「仮面ライダーSD 疾風伝説」の記事における「八鬼衆」の解説
シャドームーン 八鬼衆の中でも最強の実力者。陽炎村に現れ、RXを助ける。陽炎村の怪人たちが倒された後、RXたち5人の戦士と戦い、それに勝利する。しかし、そのとどめをさす直前に魔神大首領から招集がかかり、戦いを中断することとなる。死人コウモリやアポロガイストに助けを求められるが、それを殺すという冷徹な性格の持ち主。 敵の八鬼衆の中でも優遇された存在で、最後の戦いの後も生き残る。単行本ではそのままV3との再会を匂わす形で姿を消しているが、2004年に刊行された完全版でラストバトルが新たに9ページ描き起こされ実に11年越しとなるV3との決着が明らかとなった。この際にラストシーンが若干変更されているが、単行本のラストが完全版下巻の予告として流用されている。 地獄大使 最終決戦のみ登場。暗闇大使とともに、1号・2号と戦う。 暗闇大使 最終決戦のみ登場。地獄大使とともに、1号・2号と戦う。 ドクトルG 最終決戦のみ登場。スカイライダー・ZXと戦った後、ボウガン部隊を率いる。 十面鬼 最終決戦のみ登場。アマゾンと戦う。 ジャーク将軍 ジャーク四人衆やジャーク怪人軍団を率いて風の戦士と戦うも、風の戦士を甘く見ていたため、敗北する。その後、逃走の途中現れたジェネラルシャドウに殺されてしまう。 アポロガイスト 陽炎村の部隊の作戦失敗後、一人で陽炎村の村人と一部のレジスタンスを倒す。炎を操る強力な力を持っていたが、RXが悲しみの感情により、ロボライダーにパワーアップしたことで、敗北する。シャドームーンに助けを求めるが、シャドームーンによってとどめをさされてしまう。 ジェネラルシャドウ 実は、スーパー1の両親を殺した張本人であり、その事実を知ったスーパー1に倒されてしまう。 原作では正々堂々としていたが今作ではかなり狡猾な性格をしている。
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八鬼衆
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歴代組織の幹部のうち8人が「八鬼衆」と呼ばれるグランショッカー幹部として設定された。他の怪人が実写版のデザインに準じているのに対し、シャドームーンと斧を背負い腰に剣の代わりに試験管を下げたのみのドクトルG以外の八鬼衆は身体の一部がメカニックを露出させたものになるなどアレンジされたデザインになっている。
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八鬼衆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 05:21 UTC 版)
シャドームーン 声 - 塩沢兼人OVA版:幼稚園のころからの因縁があるRXのライバル。RXに「サンシャインムーン」と呼ばれる。 マイティライダーズ版:幼いころはRXとともにゴルゴムの創世王候補だったが、あまりにもアホだったため二人とも追放された。三輪車にしか乗れず、専用バイクのヘルシューターは遠隔操作されている。語尾に「ム〜ン」とつけるのが口癖。 ジャーク将軍 声 - 青野武OVA版:バトルライダーズ抹殺の任に付く。潔癖症。 マイティライダーズ版:日本贔屓で、実写版を演じた加藤精三の演じる星一徹のパロディが多い。デラックスボンボン掲載のタイムトラベル編で最期を迎える。配下の四軍団長はマリバロンのみ登場。 地獄大使 OVA版:右半身に機械部位が露出したサイボーグ。 マイティライダーズ版:最初に登場した八鬼衆。魔神大首領が実施したアンケートで戦闘員100人中100人がアホと答えるほど人望がない。 ドクトルG マイティライダーズ版:自称グランショッカー一の発明王。第2話で初登場後、第15話まで出番が無かった。デラックスボンボン掲載のタイムトラベル編で最期を迎える。 アポロガイスト マイティライダーズ版:非常に礼儀正しく几帳面。容姿は実写版の再生アポロガイストに準じている。 十面鬼 ジェネラルシャドウ OVA版:シルクハットを被るなど、紳士のような格好をしている。インチキ手品が得意で、タネを見破られると落ち込む。 暗闇大使 OVA版:左半身に機械部位が露出したサイボーグ。 マイティライダーズ版:地獄大使の従兄弟で仲が悪く、部下に優しい。登場は第13話のみ。八鬼衆で唯一生死が不明。
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