作中での出来事
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「東京卍リベンジャーズ」の記事における「作中での出来事」の解説
8・3抗争 2005年8月3日に起きた抗争。林田 春樹が自首した後に金銭を使って林田を出所させる「マイキー派」と林田の自首を尊重する「ドラケン派」に別れ起きた内部抗争。過去を変える前の現代では清水 将貴が龍宮寺 堅を刺殺しており、この事件をきっかけに稀咲 鉄太は「東京卍會」の総長代理の椅子に座った。しかし4回目のタイムリープにて花垣 武道が佐野 万次郎と龍宮寺の喧嘩を止めたため、内容が変化。半間 修二が総長代理で率いる「愛美愛主」と「東京卍會」の抗争に発展。林 良平、清水を使い龍宮寺を刺すも殺害に失敗。死亡者を出さずに抗争が終了した。この抗争後に稀咲は新"参番隊長"に就任し、稀咲率いる「愛美愛主」の"H2年"組も入隊した。 血のハロウィン 2005年10月31日に起きた抗争。「東京卍會」と「芭流覇羅」の抗争の総称でこれも稀咲が仕組んだ抗争である。この抗争前の現代では佐野 万次郎がいたため敗北したことが龍宮寺の口から語られ、この抗争で場地 圭介が羽宮 一虎によって刺殺され、万次郎が羽宮を撲殺。稀咲が用意した身代わりを使い万次郎は逮捕を免れ、堕ちた。その結果、「芭流覇羅」を母体とした現代の「東京卍會」が創設された。龍宮寺もこの「東京卍會」に所属していたが、稀咲の手によって死刑囚として収監されている。タイムリープ後では場地は自決に変わり、武道の説得により羽宮を殺害せずに死亡者1名、逮捕者1名という形で抗争が終了。その後「芭流覇羅」が傘下に入り、半間が隊長に就任し、新たに"陸番隊"が設立。武道が新"壱番隊隊長"に就任した。 聖夜決戦 2005年12月25日に起きた抗争。「東京卍會」の壱番隊隊長の花垣 武道、副隊長の松野 千冬、弐番隊隊長の三ツ谷 隆、副隊長の柴 八戒、武道と「黒龍」十代目総長の柴 大寿、親衛隊長の九井 一、特攻隊長の乾 青宗の抗争。抗争前の現代では大寿は実妹である柴 柚葉に刺殺され、その罪を被った八戒が出所後に十一代目「黒龍」総長として「東京卍會」と合併。三ツ谷以外の東卍隊長と八戒、九井、青宗、半間らが最高幹部として君臨していた。稀咲の暴力と「黒龍」組の金によりマイキーは巨悪になったと出所した羽宮の口から語られた。タイムリープ後には八戒が太寿に撲殺されそうになる武道を助けるのを引き換えに「東京卍會」を脱退し、「黒龍」に所属。三ツ谷と太寿は八戒が「黒龍」入りする代わりに柚葉を暴力から解放するという和平協定が成立。その後八戒は武道、千冬に太寿の殺害の決意を明かし、それを止めるために万次郎、三ツ谷以外の幹部たちを説得するも拒絶され、武道、千冬、稀咲、半間の4人で行動する。その中で九井から太寿が一人になる日がある時を聞き出し、八戒を助ける作戦を決行。本来の作戦は教会の中で武道が八戒を説得し、外で稀咲、半間、千冬で太寿を止めるというものだったが、稀咲、半間が裏切り、教会にて八戒の説得中だったが太寿が乱入。八戒が刺殺を目論むも太寿に首を絞められる。以前同様に稀咲の言葉に乗せられた柚葉が太寿を刺殺しようとするも武道の掛け声で太寿は急所を外し、裏切られることがわかっていた千冬が三ツ谷を呼び出し、そのまま抗争に参戦。東卍側が不利な状況になるも武道の発破で八戒が初めて大寿に逆らい、万次郎、龍宮寺の参戦もあって辛くも勝利。そのまま大寿は引退し、十一代目「黒龍」総長の椅子は空いたまま、武道率いる壱番隊隊員として青宗、九井が合流。稀咲は万次郎の命令により除名処分され、これに逆らった半間率いる陸番隊と稀咲の参番隊が抜け、今まで450人規模だったが100人規模に縮小。これにより稀咲、半間は「天竺」に入隊。 関東事変 2006年2月22日に起きた抗争。「東京卍會」と「天竺」との2回に分けた抗争であり、1回目は稀咲が「天竺」の四天王を使い、東卍を奇襲。1回目の奇襲の後の現代では長引いたこの抗争は合併という形で終息。総長に佐野 万次郎、総長代理に稀咲 鉄太、No.3に黒川 イザナが座る史上最悪の愚連隊が誕生したと大寿の口から語られる。青宗、九井も在籍しており、武道らを拉致しに来るも大寿によって阻まれる。しかし事情が聞きたいがために戻ろうとする武道を稀咲が襲撃。庇った直人が瀕死になり、助かった武道もイザナの命令によって鶴蝶に打たれ瀕死状態になる。直人は自身が死ぬ前にタイムリープするように仕向けそのまま現代の直人は死亡。タイムリープ後は「東京卍會」伍番隊隊長のムーチョこと武藤 泰宏が武道、青宗、九井を拉致。伍番隊ごと裏切り、九井を「天竺」に引き抜く。そのため100人規模だった「東京卍會」は50人規模へと縮小する。その数日後、"S62世代"の斑目 獅音、灰谷 竜胆に三ツ谷、肆番隊隊長の河田 ナホヤが襲撃に遭い、意識不明の重体に、2月21日には稀咲自ら佐野 エマに手を下し死亡させ、佐野、龍宮寺両者の戦意を喪失させる。総長、副総長に加え、壱番隊以外の隊長が不在の中、総長代理:花垣 武道、副総長代理:松野 千冬とし、「天竺」との抗争を決行。"魁戦"では斑目、林両者の勝負が実施されるも斑目は瞬殺され、「東京卍會」は勢いで優勢に立つ。しかし黒川が林を一撃で仕留め、勢いは「天竺」に傾き、"S62世代"である武藤、望月 莞爾、灰谷兄弟(灰谷 蘭・竜胆)と四天王である鶴蝶を使い、「東京卍會」各主力をつぶしていく策略に出る。河田 ソウヤを竜胆が潰し、八戒をつぶそうとするも「青鬼」と化したソウヤには手も足も出ず、灰谷兄弟、望月、武藤は瞬殺される。しかしながら主力メンバーも鶴蝶にはかなわず千冬、青宗、ソウヤ3人まとめてかかるも瞬殺されてしまい武道と鶴蝶の一騎打ちになり、殴り殺される寸前で千冬に止められるも稀咲が銃を持ち出し、心理戦を仕掛けるも敗北。現代のように「東京卍會」と「天竺」の上下関係がなく、総長:佐野 万次郎を据えた新たな「東京卍會」を提案するも拒否される。その後イザナと武道の交戦中に万次郎、龍宮寺に加え、日向も駆けつけ形成が逆転。万次郎とイザナの総長同士の戦闘が始まり、序盤はイザナが圧倒するも終盤になるにつれ、万次郎が圧倒。イザナは敗北し、拳銃を使用して万次郎を射殺しようとするが鶴蝶に制止される。これが自身の野望の邪魔になるとした稀咲によって鶴蝶は右胸を撃たれた。激高した鶴蝶は稀咲に立ち向かおうとするが、イザナは稀咲が放った3発の銃弾から鶴蝶をかばい撃たれてしまい死亡する。鶴蝶もイザナの後を追う形で意識不明の重体となり、万次郎によって抗争終了を宣言し、残ったS62世代により事態が収拾されることとなった。しかし、エマ、イザナを死に追いやり、鶴蝶を重体に追いやった稀咲は半間とともに逃走。武道は龍宮寺と共に追走し、稀咲は半間を急かそうとしたことが原因で事故を起こし、転倒した稀咲を追走する武道たちを事故で死亡したと思われた半間が急襲を仕掛けたことで、武道VS稀咲と龍宮寺VS半間の2つの場外決戦に発展する。後述の場外決戦の結果、稀咲は死亡、半間と龍宮寺は引き分けの形で終わり、死亡者3名(エマ、イザナ、稀咲)、逮捕者5名(武藤、灰谷兄弟、望月、斑目)を出して抗争は完結、「天竺」はほぼ壊滅状態に陥った。S62世代たちの供述なのかは不明だが、警察はエマ・イザナ殺しは稀咲が主犯、半間が共犯という結論に至り、稀咲は被疑者死亡のまま書類送検され、半間は逃走中となった。 関東事変後の場外決戦 龍宮寺VS半間による場外決戦の火ぶたが切られた後、追走する武道にコンクリートブロックを持った稀咲の急襲を受けたことで2つ目の場外決戦の火ぶたが切られ、現代で日向の命を奪った駐車場で稀咲との一進一退の攻防を繰り広げる。稀咲は武道がタイムリーパーであることを知ったことで、一連の抗争の原因が稀咲が日向に好意を抱いていることにあったことを語って、稀咲は武道に銃口を突き付けるも、精神的に強くなった武道の前では意味はなさず逆に武道は蹴りで稀咲から銃を払い落とし、その銃を手に稀咲を射殺しようとするが、万次郎と日向が駆け付けたことで思いとどまり、稀咲は突然現れた日向に動揺し逃走。武道も追走し、「稀咲を未来に帰させない!」と発したことで稀咲の足が止まり、稀咲が自分はタイムリーパーじゃないことを告げた後、武道に何かを伝えようとした瞬間、稀咲はトラックにはねられ死亡。武道VS稀咲の場外決戦は後味の悪い決着となった。一方の龍宮寺VS半間戦は引き分けの形で半間は敗北宣言をして終結した。 三天戦争 2008年7月7日深夜に起きた抗争。「梵」の女性首領の瓦城 千咒が翌週の14日に「六破羅単代」と「関東卍會」に抗争を仕掛ける予定だったが、千咒と武道がいる遊園地で「六破羅単代」総代の寺野 南を崇拝する過激派による襲撃が発生。駆けつけてきた龍宮寺によって過激派は退散したことで2人は助かるが、過激派が放った3発の銃弾が龍宮寺の腹部に命中。千咒がスタッフに頼んで救急車を手配した甲斐もなく息を引き取った。そのことにより、抗争が1週間早め、龍宮寺の死を知った№2の明司 武臣は「六波羅単代」に抗争を仕掛け、佐野万次郎率いる「関東卍會」も後から遅れる形で乱入する。
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