フール・オン・ザ・ヒル
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「フール・オン・ザ・ヒル」(The Fool on the Hill)は、ビートルズの楽曲である。1967年11月にアメリカでキャピトル・レコードから発売されたLP『マジカル・ミステリー・ツアー』と、同年12月にパーロフォンから発売された同名の2枚組EPに収録された。レノン=マッカートニー名義となっているが、ポール・マッカートニーによって書かれた楽曲[2][3]。大衆には理解されていないが、実際には賢い孤独な人物を題材とした楽曲で、オランダのデザイナー集団「ザ・フール」と、同名のタロットカードに由来している。また、マッカートニーはマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーからインスピレーションを得たとしている。
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フール・オン・ザ・ヒル (THE FOOL ON THE HILL)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:48 UTC 版)
「東京フレンドパークのアトラクション一覧」の記事における「フール・オン・ザ・ヒル (THE FOOL ON THE HILL)」の解説
『ムーブ』時代第24回(1993年4月12日)から登場したアトラクション。TFP2017夏とTFP2018夏での英語タイトルは最初の「THE」が無く「FOOL ON THE HILL」と表記されている。 ルール 演奏者と解答者に分かれ、演奏者は副支配人から曲名(邦楽や洋楽のヒット曲、ドラマやアニメ番組のテーマソング、CMソング、クラシック、童謡など)と、曲の出だしのカウント、曲の出だしやサビなど演奏する部分の楽譜が書かれている答えのカードを見せられ、曲の出だしのカウント後にヘッドホンで主旋律を聴きながら、ドラムを模したパッドの光るタイミングと位置と順番を覚える。その際、スタジオの照明が暗くなり、パッドの光が見え易くなる様になっている。 パッドの配置は頭の部分に左右2個ずつ、正面に6個、足で蹴る部分に3個の計13個。『ムーブ』時代の配置は、頭の部分に左右2個ずつ、正面に左右1個ずつ、腰で押す部分に左右1個ずつ、足で蹴る部分に4個の計12個。また1つのパッドにつき、決まった1つの音階の電子音が鳴り、1つのパッドから別の2つ以上の音階、2つ以上のパッドから同じ音階の電子音が出る事は無いが、パッドが13個しか無いため、曲によっては同じ音階の1つのパッドに通常の音階と1オクターブ低い、もしくは高い音階の2音が出る事がある。 スタジオ内・視聴者には曲のベース音だけが流され、演奏者が覚えた通りに光ったパッドをたたいて主旋律を演奏する。光に合わせてパッドをタイミング良くたたけば音が鳴るが、光っていない・たたくタイミングが合っていないと音は鳴らない。 演奏者が演奏した主旋律を聴いた解答者が曲名を当てるが、曲名が出て来ない場合は主旋律を歌う(鼻歌も可)、番組・映画・CMなどのタイトルを答え、合っていれば正解として認められる。演奏と解答権は4回あり、1回目の正解で40点、以下2回目で30点、3回目で20点、4回目で10点となる。また解答権をパスすることで光るパッドの順番を覚え直すことも出来る(例:1回目の40点の解答をパスして覚え直し、次の30点から解答するなど)。 1号機は、前述の通りパッドが12個で、光るパッドの豆電球は白であったが、1994年4月18日にリニューアルを行い、パッドが13個に増加された2号機のセットが登場する。ただし初期の頃は、1号機をベースにアレンジしたもので、頭の部分のパッドの形が1号機の時と同じだった。また、光るパッドの豆電球も赤などがあったがバリエーションが少なかった。後に頭の部分のパッドが4つに分けられたアレンジ版となり、光るパッドの豆電球も赤・青・黄・緑・オレンジ・紫・ピンクなどの色に変更された。 『ドラマ大集合SP!!』では、パッドの配置は同じだが、光るパッドの豆電球がLEDに変更された3号機のセットが登場した。 クリアポイント 4曲で80点。ムーブ第25回から第32回までは5曲で80点、第24回とスペシャルでは5曲で100点(スペシャルでは6曲で120点の場合もあり)、第35回から最終回は4曲で70点。復活特番は点数制は廃止され、各チーム1曲ずつ行い、解答者の3人が1回ずつ解答し、誰か1人でも正解すればクリア。 備考 解答者の年代に合わせた曲を出題される場合が多く、さらに解答者が全く知らない曲を出題しない様に、副支配人が答えを見せる際、演奏者に「(解答者は)この曲知っている?」と問いかけ、演奏者も「多分知っています」と返すやり取りがある。 演奏者が曲を覚える際にヘッドホンで主旋律を聞くが、本番の演奏で早く演奏しようとする余りヘッドホンを外し忘れてしまう事があり、そのたびに副支配人から「ヘッドホン外しましょうか」と突っ込まれる場面がある。 出題される曲のベース音やテンポ・キーなどは、通常は原曲のままである事が多いが、ベース音やテンポ・キーを変えるなどしてアレンジを加えられ、原曲とは少々違う場合もあり、ミュージシャンなどの音楽関係者が容易に分からない作りになっている。また、同じ曲でも回によってベースのアレンジが変更されるケースがある。 曲によっては演奏の出だしのカウントが特殊な場合があるため、演奏者が光るパッドのタイミングと位置と順番を完璧に覚えていても、出だしのカウントのタイミングを誤ると、押すタイミングがずれて音が鳴らない恐れが高い。さらに演奏者がほぼ完璧に演奏しても、解答者が曲名が出てこないこともあり、観客やアトラクションに参加していないゲストがわかっていても、解答者だけがわからないということもある。解答者以外が正解を言ったり、正解を口ずさんだりすると、その問題はNO GAMEで0点となる。また、ヒントを出すことも禁止であるが、観客による手拍子やリアクション・他メンバーによるさりげないヒントはたまに発生しており、これらに関しては支配人・副支配人から注意を受ける。 コーナーの最初に、従業員によるデモンストレーション(『ムーブ』時代ではフランキー為谷や大東めぐみ、TFP2では女性従業員、ドラマ大集合SPでは演奏者は恵俊彰で、石塚英彦は解答者)がある。このデモンストレーションでは、主に出演者の持ち歌を演奏する場合が多く、女性従業員は完璧な演奏をするが、まれに失敗する事もあり、恵は光を見失って数音しか出せないが、石塚は少ない音を頼りに正解している。フランキーは演奏しながら変なダンスをしていた。 過去にエポック社からこのアトラクションの玩具が発売されていた。 光るパッドの順番を完璧に覚えるのは難しいので、演奏者は聞けば分かると思われる部分の4 - 6音を完璧に覚えて演奏する戦略がある。 まれにではあるが、ベース音とパッドの光るタイミングだけで分かってしまう解答者もいる。その場合は答えを知らない支配人に耳打ちをして、演奏後に解答者が解答、支配人が合っている事を告げるパターンがある。 解答に時間が掛かるとムーブ時代は3カウントが出され、爆発音で時間切れとなり、TFP2ではサイレン音で解答を促し、支配人がカウントダウンすることもある。TFP2017夏・TFP2018夏は支配人が5秒でカウントし、5秒たつとホイッスルが鳴る。 ムーブ時代は、冒頭で視聴者にも正解の主旋律を流していた時期がある。また、挑戦者の後方に出題するための機械と、機械を操作するスタッフがいる小屋があった。 ハプニングとして、ムーブ第45回では、最初に会場にベース音だけ流しヘッドフォンのみに音楽を流すところを、誤って会場にも流してしまい、別の曲で仕切り直しをした。 ※体感ゲーム版(Wii版除く)では光るパッドの順番を覚えその通りに演奏しノルマ50%を超えることができればクリアとなる。 ルールはレギュラー放送時と同じ
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