フール・オン・ザ・ヒルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 音楽作品 > 楽曲 > ビートルズの楽曲 > フール・オン・ザ・ヒルの意味・解説 

フール・オン・ザ・ヒル

作者高橋克典

収載図書ひと駅だけのレム睡眠
出版社メタモル出版
刊行年月1996.3


フール・オン・ザ・ヒル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 04:23 UTC 版)

ビートルズ > 曲名リスト > フール・オン・ザ・ヒル
セルジオ・メンデス > フール・オン・ザ・ヒル
フール・オン・ザ・ヒル
ビートルズ楽曲
収録アルバム マジカル・ミステリー・ツアー
英語名 The Fool on the Hill
リリース
  • 1967年11月27日 (LP)
  • 1967年12月8日 (EP)
録音
ジャンル サイケデリック・ポップ[1]
時間 3分
レーベル
作詞者 レノン=マッカートニー
作曲者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
チャート順位
マジカル・ミステリー・ツアー 収録曲
マジカル・ミステリー・ツアー
(A-1)
フール・オン・ザ・ヒル
(A-2)
フライング
(A-3)

フール・オン・ザ・ヒル」(The Fool on the Hill)は、ビートルズの楽曲である。1967年11月にアメリカでキャピトル・レコードから発売されたLP『マジカル・ミステリー・ツアー』と、同年12月にパーロフォンから発売された同名の2枚組EPに収録された。レノン=マッカートニー名義となっているが、ポール・マッカートニーによって書かれた楽曲[3][4]。大衆には理解されていないが、実際には賢い孤独な人物を題材とした楽曲で、オランダのデザイナー集団「ザ・フール」と、同名のタロットカードに由来している。また、マッカートニーはマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーからインスピレーションを得たとしている。

1967年に放送されたテレビ映画『マジカル・ミステリー・ツアー』の挿入歌で、本作が使用されたシーンはフランスニースでマッカートニーのみが参加して撮影された。

1968年にセルジオ・メンデス&ブラジル'66によってカバーされ、Billboard Hot 100でトップ10入りを果たした。その後、1970年代後半までに、多くのアーティストによってカバーされた。1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』には、マッカートニーによるデモ音源とテイク4が収録された。

背景

「フール・オン・ザ・ヒル」は、大衆には理解されていないが、実際には賢い孤独な人物を題材とした楽曲[5]。マッカートニーは、1997年に出版された伝記『ポール・マッカートニー: メニー・イヤーズ・フロム・ナウ英語版』で、タイトルがオランダのデザイナー集団「ザ・フール」と、同名のタロットカードに由来していることを明かしている[6]。また、本作の人物像については、「マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーのような人物のことを歌った曲だと思う。彼を中傷する人たちは彼のことを愚か者呼ばわりしていた。なぜなら彼の笑い方に真剣さが感じられなかったからさ」と語っている[3]

ビートルズのデビュー前より交流のあったアリステア・テイラー英語版は、著書『Yesterday: My Life With the Beatles』で「マッカートニーが愛犬のマーサとプリムローズ・ヒルを散歩しているときに、不思議な男に出会ったことから着想を得た楽曲」と書いている[7]

マッカートニーは、1967年3月に「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」を書いている途中で、ジョン・レノンに本作を演奏して聴かせた[8][9]。この時点でメロディは完成していたが、歌詞は未完成であった。楽曲に感銘を受けたレノンは、マッカートニーに歌詞をメモに書き残しておくように勧めた[10]。1980年の『プレイボーイ』誌のインタビューで、レノンは本作について「これはポールの曲さ。良い歌詞だ。彼が完璧な曲を作る能力を持っているという証さ」と語っている[4]

レコーディング

ビートルズは、テレビ映画『マジカル・ミステリー・ツアー』プロジェクトのために、「フール・オン・ザ・ヒル」のレコーディングを行なった[11]。これは、マネージャーのブライアン・エプスタインの死後、ビートルズにとって初のプロジェクトとなり、広報のトニー・バーロウによると、マッカートニーはこの映画が「ビートルズの映画のプロデューサー」としての自分と「メンバーのキャリアにおけるまったく新しい局面」を築くことを想定していたとのこと[12]。1967年9月6日にマッカートニーは、「フール・オン・ザ・ヒル」のデモ音源を録音した[13]。この日のデモ音源は、1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』に収録された[10]

9月25日から本格的なレコーディングが開始され、26日に大幅なオーバー・ダビングが施された。マーク・ルイソン英語版は、9月26日のセッションは「ほとんど作り直し」だったと述べている[14]。9月27日にマッカートニーの追加のボーカル[15]、10月20日に外部ミュージシャンによるフルートがオーバー・ダビングされた[16]。なお、完成した楽曲のエンディング部分には、「トゥモロー・ネバー・ノウズ」を思わせる鳥の鳴き声のような音が含まれている[17]

2015年に元ムーディー・ブルースレイ・トーマス英語版は、ムーディー・ブルースに在籍していた当時、メンバーのマイク・ピンダー英語版と共に本曲のレコ―ディングに参加してハーモニカを演奏した、と述べた[18]

テレビ映画『マジカル・ミステリー・ツアー』での使用

エプスタインの個人秘書であったアリステア・テイラー英語版によると、マッカートニーは10月下旬に「失踪」し、帰国後に初めて「フール・オン・ザ・ヒル」の場面の撮影のためにフランスに行っていたことを知ったとのこと[19]。マッカートニーは、カメラマンのオーブリー・ドゥーワーと共にニースを訪れ、10月31日の夜明けに撮影を行なった。ロケ地はニースから内陸に入った山中で、マッカートニーはドゥーワーが日の出を撮影している間、曲に合わせて口パクをした[20]。エプスタインの死後、ビートルズのビジネス関係の調整を行なっていたピーター・ブラウン英語版は、マッカートニーがニースから電話で撮影用の新しいカメラレンズを送ってくれるように頼んできたと回想している[21][22]。ブラウンによると、ロケの費用は4000ポンド相当であったとのこと[23]。テイラーは、「映像は素晴らしいもので、間違いなく曲を引き立てている」と述べている[19]

映像では、マッカートニーが思索にふけったり[24]、丘の中腹ではしゃいでいる様子[25]が確認できる。マッカートニーは、「すべてアドリブだった」と振り返り、ドゥーワーには「そうだ、あそこまで行って、踊らせてほしい。この岩からこの岩まで踊らせてほしい。太陽が昇っているところをたくさん撮ってくれ」と指示していたという[26]。作家のフィリップ・ノーマン英語版は、『マジカル・ミステリー・ツアー』の音楽以外の面では刺激を受けなかったものの、テレビ映画の「連続ポップ・ビデオ」という面では、レノン、マッカートニー、ハリスンの「急速に台頭する3人のソロの才能をめぐる」ものとして成功していると主張している。ノーマンは、「マッカートニーのほぼ『イエスタデイ』サイズの将来的なスタンダードの場面は、プロヴァンズの山腹で、大きな茶色の瞳とめくれたオーバーコートに身を包んだシンガーを示している」と述べている[27]。作家のジョナサン・グールドは、この場面について「丘の上のポールが、あたかも道化がファッション広告のモデルであるかのように演じている…過剰とも言える映像」と表現している[28]

リリース

1967年11月27日にアメリカでキャピトル・レコードから『マジカル・ミステリー・ツアー』が発売され[29][30]、「フール・オン・ザ・ヒル」は「マジカル・ミステリー・ツアー」に続く[31]A面2曲目に収録された[32]。イギリスでは12月8日に発売された2枚組EP『マジカル・ミステリー・ツアー』[33][34]のC面1曲目に収録された[35]

テレビ映画『マジカル・ミステリー・ツアー』での本作のシーンの撮影時、マッカートニーとドゥーワーがカチンコを使用しなかったことから、映画の編集過程で最も問題となった[36]。映画は12月26日にイギリスのBBC1で放送されたが、カラーでは白黒での放送となった[37][38]。映画はビートルズにとって初の失敗作となり[39]、アメリカのネットワークは同作の上映を断念した[37][40]。ブラウンは映画の失敗をマッカートニーの責任としている。ブラウンによると、私的な上映会で経営陣が満場一致で「ひどかった」という反応を示したのに対し、マッカートニーはこの映画が暖かく迎えられると確信し、プロジェクトを中止してバンドが恥をかかないようにするというブラウンの忠告を無視したという[41]。マッカートニーは自伝『Many Years from Now』の中で、レノンの「アイ・アム・ザ・ウォルラス」が含まれていることを『マジカル・ミステリー・ツアー』の正当化できる理由として挙げ、「フール・オン・ザ・ヒル」の場面を「この映画のもう一つの救い」として強調している[42]

ビートルズ解散から3年後の1973年、「フール・オン・ザ・ヒル」はコンピレーション・アルバム『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』に収録された[43]。2010年に公開されたジェイ・ローチ監督による映画作品『奇人たちの晩餐会 USA』でオープニングテーマとして使用された。映画の制作会社であるパラマウント映画ドリームワークスは使用するにあたり150万ドルを支払ったことを明かしている[44]。2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのミュージカルのサウンドトラック盤として発売された『LOVE』が、2011年にiTunes Storeで配信が開始された際に、ボーナス・トラックとして他のビートルズの楽曲とコラージュされた音源が収録された[45]

評価

映画が不評であったのに対し、そのサウンドトラック・アルバムとなったEPとLPは批評家から好意的な評価を得た[37][46]。『メロディ・メイカー』誌のボブ・ドウバーンは、EPを「ポピュラーなタッチを組み合わせた独創性において、世界にいる他のどのポップ・グループを近づくことのできない6曲」と評し、「フール・オン・ザ・ヒル」を「典型的なビートルズの叙情的なバラード」とし、「優れたシングルA面曲になるだろう」と述べた[47]。『ニューヨーク・タイムズ』紙のリチャード・ゴールドスタイン英語版は、『サージェント・ペパー』以上に『マジカル・ミステリー・ツアー』が、ビートルズが真のロックの価値から離れ、スタジオの技術やモチーフに過度に依存したことを示していると嘆く一方で、本作を「とても愛すべきもの」「アルバムの中で最も心に残る」という考えを示し、「空想家としての道化というものは、よくあるテーマ。しかし、陳腐さを表現する素敵な方法であり、これはその1つだ」と結論づけている[48]

レックス・リード英語版は、『HiFi/Stereo Review』誌で、LP『マジカル・ミステリー・ツアー』に対して否定的な評価をしているが、「フール・オン・ザ・ヒル」を「このディスクの中で歌詞が理解できないほど歪んでいない唯一の楽曲」と評し、楽曲中のフルートのパートを称賛している。リードは、ビートルズを「最低のエンターテイナーであり、何の才能もない音痴のミュージシャン」と切り捨て、「『フール・オン・ザ・ヒル』はおそらく歌える人たちに取り上げられるだろうし、そうなればもっと好きになるかもしれない」と付け加えている[49]。1968年5月に『エスクァイア』誌に寄稿したロバート・クリストガウは、「サイモン&ガーファンクルの仲間や、それにふさわしい超越的な瞑想者のお気に入りになる兆しを見せている。追放者と空想家のテーマを無邪気に表現したこの曲は、ビートルズがこれまでに録音した曲の中で最悪の曲かもしれない」と述べている[50]。同年7月に『ローリング・ストーン』誌に寄稿したジョン・ランドー英語版は、「Rock and Art」という記事の中で、ロックンロールの基本的な価値が芸術的な美学のために失われたことを嘆き、ビートルズの最近の作品においてその傾向が特に顕著なものと述べている。ランドーは、この曲は「彼らの以前の自己の完全なる否定」を表していて、「初期のビートルズが萎縮させようとしていたすべての性質を兼ね備えている。それは敬虔で、わずかに独善的で、ユーモアがなく、まったく肉体的ではない」と述べている[51]

NME』誌のロイ・カー英語版トニー・タイラー英語版は、同じく『マジカル・ミステリー・ツアー』に収録の「アイ・アム・ザ・ウォルラス」と共に「遥かに優れた楽曲」と評し[52]ニコラス・シャフナー英語版は、著書『The Beatles Forever』の中で、本作と「アイ・アム・ザ・ウォルラス」を「ビートルズの曲としては史上最も印象深い2曲」とし、本作について「マッカートニーの最も抗しがたい、普遍的なバラードの1つで、童話や、君主がより学識ある弁護士よりも宮廷道化師を重んじる話や、ドストエフスキーの『白痴』にある文学的テーマをうまくポップ・ミュージックに落とし込んだ歌詞である」と述べている[53]

ボブ・ウォフィンデン英語版は、「映画プロジェクトはエプスタインの死後、マッカートニーの主張であまりにも早く着手されたもので、マッカートニーの誤ったリーダーシップは、彼が『フール・オン・ザ・ヒル』のために作った「特にナルシスティック」な場面にも繁栄されている」と述べている。ティム・ライリー英語版は、「歌詞はリスナーに対して、心の琴線に触れる方法以外、ほとんど何も教えてくれない」「この曲の可能性はその中身を凌駕しており、『ミッシェル』以来の最も価値のないビートルズのスタンダード・ナンバー」と評価している[54]。音楽評論家のイアン・マクドナルド英語版は、メロディについて「痛烈な表現力」と称賛し、歌詞について「決してコミットしないことで感情を回避し、いくつもの異なる解釈の可能性を残している」と述べている[55]。マクドナルドは、本作を「時間とあせりの止まった場所で、世界の上に平和に構えている、空気のような創造物」と表現し、「その時代を超えた魅力は…子供のような知恵とこの世のものではない、その逆説的な空気にある」と述べている[56]。『ラフガイド』に寄稿したクリス・インガムは、ビートルズの「重要な」楽曲の1つとして「フール・オン・ザ・ヒル」を挙げている。インガムは、本作のメロディを「妖艶」とし、「この曲の楽しさの1つは、繊細に判断された叙情的な曖昧さであり、美しい広々としたアレンジ(フルート、リコーダー、バス・ハーモニカ、ブラシでささやくように叩いたドラム)と共に、無数の暗示的な意味が聴き手の想像力を惑わすように浮かんでくることであろう」と述べている[57]

2006年に『モジョ』誌が発表した「The 101 Greatest Beatles Songs」の第71位[58]、2012年にニューヨークのラジオ局WAXQが発表した「420th-best classic rock song of all time[59]、2018年に『タイムアウト・ロンドン』誌が発表した「The 50 Best Beatles songs」で第34位にランクインした[60]

マッカートニーによるライブでの演奏

楽曲発表時、ビートルズはライブを行なっていなかったため、ビートルズ時代にライブで演奏されることはなかった。解散後初めてビートルズ時代の楽曲がセットリストに含まれたウイングスのワールドツアー(1975年 - 1976年)で演奏することが検討されたが[61]、最終的に演奏されることはなかった。その後、1979年のウイングスのイギリスツアーで初めて演奏された[62][63]

1989年から1990年にかけて行なわれたソロ名義でのワールドツアーでも演奏されており[64]、同ツアーでは1960年代にサイケデリックなデザインを施したピアノで演奏され[65]マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの演説「I Have a Dream」の一部が引用された[66]。ワールドツアー最終日に行なわれた記者会見で、マッカートニーは本作について「正しい答えを持っているのに、人々から嘲笑されやすい人についての曲」とコメントしている[67]。1990年1月13日のウェンブリー・アリーナ公演でのライブ音源[68]が『ポール・マッカートニー・ライブ!!』に収録された[69]。その後2001年から2002年に行われた「Driving World Tour」でも演奏され、同ツアーからのライブ音源が『バック・イン・ザ・U.S. -ライブ2002』や『バック・イン・ザ・ワールド』に収録された[70]

クレジット

※出典[8]

ビートルズ
外部ミュージシャン
  • クリストファー・テイラー、リチャード・テイラー、ジャック・エロリー英語版 - フルート

カバー・バージョン

セルジオ・メンデス&ブラジル'66によるカバー

「フール・オン・ザ・ヒル」
セルジオ・メンデス&ブラジル'66シングル
初出アルバム『フール・オン・ザ・ヒル英語版
B面 星屑のボサノヴァ
リリース
ジャンル ボサノヴァ[73]
時間
レーベル A&Mレコード
作詞・作曲 レノン=マッカートニー
プロデュース
チャート最高順位
テンプレートを表示

セルジオ・メンデス&ブラジル'66は、1968年にボサノヴァ調にアレンジしてカバーした。リード・ボーカルはラニ・ホール英語版が担当した。1968年7月にシングル盤として発売され、Billboard Hot 100で最高位6位を記録した[75]。また、同年には同名のアルバムも発売された。

2018年にメンデスは、1967年にプロデューサーのハーブ・アルパートから『マジカル・ミステリー・ツアー』を紹介され、「フール・オン・ザ・ヒル」のメロディに感動したことと、マッカートニーから本作をカバーしたことに対する感謝の手紙が送られてきたことを明かした[73]

その他のアーティストによるカバー

1960年代後半にキャバレーのパフォーマーの間で特に人気の高い曲とされ[76]、1970年代後半までに多数のアーティストによってカバーされており、最もカバーされたマッカートニーの作品のひとつとなっている[77]

1971年にシャーリー・バッシーによるカバー・バージョンが発表され、全英シングルチャートで最高位48位を獲得した[78]。1976年に公開されたミュージカル映画『映画と実録でつづる第二次世界大戦』では、ヘレン・レディによるカバー・バージョンが使用された[79]。2014年にCBSで放送された『The Night That Changed America: A Grammy Salute to The Beatles』では、ユーリズミックスによってカバーされた[80][81]

そのほかアッカー・ビルク[82]ボビー・ジェントリー英語版[83]フォー・トップス[84]パトリシア・バーバー英語版[85]パーシー・フェイス[86]ペトゥラ・クラーク[87]レイ・スティーブンス英語版[88]ミッキー・ドレンツ[89]らによってカバーされ、日本では森山良子[90]山下和仁[91]村治佳織[92]竹井詩織里[93]らによってカバーされた。

脚注

出典

  1. ^ Rolling Stone Staff (2024年9月24日). “The 101 Greatest Soundtracks of All Time”. Rolling Stone. 2025年4月27日閲覧。 “...featuring studio-tweaked psych-pop bedrock like "I Am the Walrus", "The Fool on the Hill", and the title track...”
  2. ^ Dutchcharts.nl - The Beatles - The Fool On The Hill” (in Dutch). Single Top 100. 2022年3月27日閲覧。
  3. ^ a b Miles 1997, pp. 365–366.
  4. ^ a b Sheff 2000, p. 186.
  5. ^ Gould 2007, p. 455.
  6. ^ Miles 1997, p. 343.
  7. ^ Womack 2014, p. 280.
  8. ^ a b MacDonald 1998, p. 237.
  9. ^ ハウレット, ケヴィン (2017). サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド -50周年記念エディション-〈6枚組スーパー・デラックス〉 (楽曲解説). ビートルズ. アップル・レコード. p. 10.
  10. ^ a b Winn 2009, p. 121.
  11. ^ Sounes 2010, p. 178.
  12. ^ Greene 2016, p. 38.
  13. ^ Lewisohn 2005, p. 123.
  14. ^ Lewisohn 2005, p. 126.
  15. ^ Lewisohn 2005, p. 127.
  16. ^ Winn 2009, p. 132.
  17. ^ Womack 2014, p. 281.
  18. ^ Schnee, Stephen (2015年1月15日). “An Exclusive interview with The Moody Blues' Ray Thomas!”. Discussions Magazine. 2016年2月27日閲覧。
  19. ^ a b Barrow 1999.
  20. ^ Miles 2001, p. 282.
  21. ^ Ingham 2006, p. 161.
  22. ^ Sounes 2010, p. 198.
  23. ^ Brown & Gaines 2002, p. 254.
  24. ^ Fontenot, Robert. “The Beatles Songs: 'The Fool on the Hill' – The history of this classic Beatles song”. oldies.about.com. 2015年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月2日閲覧。
  25. ^ Everett 1999, p. 131.
  26. ^ Miles 1997, p. 365.
  27. ^ Norman 2008, p. 528.
  28. ^ Gould 2007, p. 456.
  29. ^ Lewisohn 2005, p. 131.
  30. ^ Greene 2016, pp. 41–42.
  31. ^ Ingham 2006, p. 47.
  32. ^ Turner 2012, p. 251.
  33. ^ Miles 2001, pp. 284–285.
  34. ^ Winn 2009, p. 80.
  35. ^ Miles 2001, p. 285.
  36. ^ Miles 1997, p. 364.
  37. ^ a b c Everett 1999, p. 132.
  38. ^ Greene 2016, pp. 38–39.
  39. ^ MacDonald 1998, p. 224.
  40. ^ Greene 2016, p. 39.
  41. ^ Brown & Gaines 2002, pp. 254–255.
  42. ^ Miles 1997, p. 372.
  43. ^ Schaffner 1978, pp. 158, 207.
  44. ^ Friedman, Roger (2010年7月20日). “Song for “Schmucks”: Beatles Score $1.5 Mil for “Fool on the Hill””. HTTH LLC. 2010年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月8日閲覧。
  45. ^ "The Beatles' Grammy-Winning 'LOVE' Album and 'All Together Now' Documentary Film to Make Digital Debuts Exclusively on iTunes Worldwide" (Press release). EMI Music/Apple Corps Ltd/Cirque du Soleil. 1 February 2011. 2020年9月8日閲覧
  46. ^ Schaffner 1978, p. 90.
  47. ^ Shaar Murray, Charles (2002). “Magical Mystery Tour: All Aboard the Magic Bus”. Mojo Special Limited Edition: 1000 Days That Shook the World (The Psychedelic Beatles - April 1, 1965 to December 26, 1967). London: Emap. p. 128 
  48. ^ Goldstein, Richard (1967年12月31日). “Are the Beatles Waning?”. The New York Times: p. 62 
  49. ^ Reed, Rex (March 1968). “Entertainment (The Beatles "Magical Mystery Tour")”. HiFi/Stereo Review: 117. https://www.americanradiohistory.com/hd2/IDX-Audio/Archive-Stereo-Review-IDX/IDX/60s/HiFi-Stereo-Review-1968-03-OCR-Page-0113.pdf 2020年4月6日閲覧。. 
  50. ^ Christgau, Robert (1968年5月). “Columns: Dylan-Beatles-Stones-Donovan-Who, Dionne Warwick and Dusty Springfield, John Fred, California (May 1968, Esquire)”. robertchristgau.com. 2022年1月2日閲覧。
  51. ^ Gendron 2002, pp. 210, 346.
  52. ^ Carr & Tyler 1978, p. 70.
  53. ^ Schaffner 1978, pp. 90–91.
  54. ^ Riley 2002, p. 240.
  55. ^ MacDonald 1998, pp. 237–238.
  56. ^ MacDonald 1998, p. 238.
  57. ^ Ingham 2006, pp. 200–201.
  58. ^ Alexander, Phil (July 2006). “The 101 Greatest Beatles Songs”. Mojo: 68. 
  59. ^ The Top 1,043 Classic Rock Songs of All Time: Dirty Dozenth Edition”. Q1043.com. 2013年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月9日閲覧。
  60. ^ Time Out London Music (2018年5月24日). “The 50 Best Beatles songs”. Time Out London. 2018年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月9日閲覧。
  61. ^ Riley 2002, pp. 359–360.
  62. ^ Madinger & Easter 2000, p. 254.
  63. ^ Badman 2001, p. 238.
  64. ^ Madinger & Easter 2000, p. 317.
  65. ^ Sounes 2010, p. 421.
  66. ^ Pereles, Jon (1989年12月13日). “More Nostalgia Than Rock in Paul McCartney's Return”. The New York Times (The New York Times Company). https://www.nytimes.com/1989/12/13/arts/reviews-music-more-nostalgia-than-rock-in-paul-mccartney-s-return.html 2022年1月17日閲覧。 
  67. ^ Everett 1999, p. 340.
  68. ^ Badman 2001, p. 439.
  69. ^ Madinger & Easter 2000, p. 223.
  70. ^ Ingham 2006, p. 122.
  71. ^ George Martinへのインタビュー - ポップ・クロニクルズ(1969年)
  72. ^ Everett 1999, p. 138.
  73. ^ a b Shand, John (2018年3月26日). “Sergio Mendes story: Making songs by the Beatles and Bacharach shine anew”. The Sydney Morning Herald (Nine Entertainment Co.). https://www.smh.com.au/entertainment/music/sergio-mendes-story-making-songs-by-the-beatles-and-bacharach-shine-anew-20180321-h0xqzx.html 2020年9月9日閲覧。 
  74. ^ Billboard Review Panel (3 August 1968). “Spotlight Singles”. Billboard: 74. 
  75. ^ a b The Hot 100 Chart”. Billboard (1968年9月28日). 2020年9月9日閲覧。
  76. ^ Ingham 2006, p. 48.
  77. ^ Schaffner 1978, p. 91.
  78. ^ Official Singles Chart Top 50”. Official Charts Company (1970年12月27日). 2020年9月9日閲覧。
  79. ^ Film Threat admin (2004年10月1日). “The Bootleg Files: 'All This and World War II'”. Film Threat. 2020年9月9日閲覧。
  80. ^ Appleford, Steve (28 January 2014). “McCartney and Starr Team Again as Eurythmics, Grohl Honor the Beatles”. Rolling Stone. https://www.rollingstone.com/music/music-news/mccartney-and-starr-team-again-as-eurythmics-grohl-honor-the-beatles-233567/. 
  81. ^ Kaye, Ben (2014年2月11日). “Watch: The Beatles tribute concert featuring Paul McCartney, Dave Grohl, Eurythmics, and more”. Consequence of Sound. 2020年9月9日閲覧。
  82. ^ The Fool on the Hill - Acker Bilk - オールミュージック. 2020年9月9日閲覧。
  83. ^ The Fool on the Hill - Bobbie Gentry - オールミュージック. 2020年9月9日閲覧。
  84. ^ The Fool on the Hill - The Four Tops - オールミュージック. 2020年9月9日閲覧。
  85. ^ The Fool on the Hill - Patricia Barber - オールミュージック. 2020年9月9日閲覧。
  86. ^ The Fool on the Hill - Percy Faith - オールミュージック. 2020年9月9日閲覧。
  87. ^ The Fool on the Hill - Petula Clark - オールミュージック. 2020年9月9日閲覧。
  88. ^ The Fool on the Hill - Ray Stevens - オールミュージック. 2020年9月9日閲覧。
  89. ^ The Fool on the Hill - Micky Dolenz - オールミュージック. 2020年9月9日閲覧。
  90. ^ “日本人がカバーした新旧THE BEATLESカバーを1枚に網羅”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2009年10月1日). https://natalie.mu/music/news/21844 2020年9月9日閲覧。 
  91. ^ “ヘイ・ジュード、イエスタデイ 山下和仁(G) [2CD]”. シーディージャーナル. https://artist.cdjournal.com/d/hey-jude-yesterday/3199111365 2020年9月9日閲覧。 
  92. ^ プレリュード[CD] - 村治佳織”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2020年9月9日閲覧。
  93. ^ The note of my eighteen years | 竹井詩織里”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年9月9日閲覧。

参考文献

外部リンク


フール・オン・ザ・ヒル (THE FOOL ON THE HILL)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:48 UTC 版)

東京フレンドパークのアトラクション一覧」の記事における「フール・オン・ザ・ヒル (THE FOOL ON THE HILL)」の解説

ムーブ時代第24回1993年4月12日)から登場したアトラクション。TFP2017夏とTFP2018夏での英語タイトル最初の「THE」が無くFOOL ON THE HILL」と表記されている。 ルール 演奏者解答者分かれ演奏者副支配人から曲名邦楽洋楽ヒット曲ドラマアニメ番組テーマソングCMソング、クラシック、童謡など)と、曲の出だしカウント、曲の出だしサビなど演奏する部分楽譜書かれている答えカード見せられ、曲の出だしカウント後にヘッドホン主旋律聴きながら、ドラム模したパッドの光るタイミング位置順番覚える。その際スタジオ照明暗くなり、パッドの光が見え易くなる様になっている。 パッド配置は頭の部分左右2個ずつ、正面に6個、足で蹴る部分に3個の計13個。『ムーブ時代配置は、頭の部分左右2個ずつ、正面左右1個ずつ、腰で押す部分左右1個ずつ、足で蹴る部分に4個の計12個。また1つパッドにつき、決まった1つ音階電子音鳴り1つパッドから別の2つ上の音階2つ上のパッドから同じ音階電子音が出る事は無いが、パッド13個しか無いため、曲によっては同じ音階1つパッド通常の音階1オクターブ低い、もしくは高い音階の2音が出る事があるスタジオ内・視聴者には曲のベース音だけが流され演奏者覚えた通り光ったパッドたたいて主旋律演奏する。光に合わせてパッドタイミング良くたたけば音が鳴るが、光っていない・たたくタイミング合っていないと音は鳴らない演奏者演奏した主旋律聴いた解答者曲名当てるが、曲名出て来ない場合主旋律を歌う(鼻歌も可)、番組映画CMなどタイトル答え合っていれば正解として認められる演奏解答は4回あり、1回目正解40点、以下2回目30点、3回目20点4回目10点となる。また解答パスすることで光るパッド順番覚え直すことも出来る(例:1回目40点の解答パスして覚え直し次の30点から解答するなど)。 1号機は、前述通りパッド12個で、光るパッド豆電球は白であったが、1994年4月18日リニューアル行いパッド13個に増加され2号機セット登場する。ただし初期の頃は、1号機ベースアレンジしたもので、頭の部分パッドの形が1号機の時と同じだったまた、光るパッド豆電球も赤などがあったがバリエーション少なかった。後に頭の部分パッド4つ分けられアレンジ版となり、光るパッド豆電球赤・青・黄・緑・オレンジ・紫・ピンクなどの色に変更された。 『ドラマ大集合SP!!』では、パッド配置同じだが、光るパッド豆電球LED変更され3号機セット登場した。 クリアポイント 4曲で80点。ムーブ第25回から第32回までは5曲で80点、第24回スペシャルでは5曲で100点スペシャルでは6曲で120点の場合もあり)、第35回から最終回は4曲で70点。復活特番点数制廃止され、各チーム1曲ずつ行い解答者の3人が1回ずつ解答し誰か1人でも正解すればクリア備考 解答者年代合わせた曲を出題される場合多く、さらに解答者が全く知らない曲を出題しない様に副支配人答え見せる際、演奏者に「(解答者は)この曲知っている?」と問いかけ演奏者も「多分知っています」と返すやり取りがある。 演奏者が曲を覚える際にヘッドホン主旋律聞くが、本番演奏早く演奏しようとする余りヘッドホン外し忘れてしまう事があり、そのたび副支配人から「ヘッドホン外しましょうか」と突っ込まれ場面がある。 出題される曲のベース音やテンポ・キーなどは、通常原曲のままである事が多いが、ベース音やテンポ・キーを変えるなどしてアレンジ加えられ原曲とは少々違う場合もあり、ミュージシャンなどの音楽関係者容易に分からない作りになっているまた、同じ曲でも回によってベースアレンジ変更されるケースがある。 曲によっては演奏出だしカウント特殊な場合があるため、演奏者が光るパッドタイミング位置順番完璧に覚えていても、出だしカウントタイミングを誤ると、押すタイミングがずれて音が鳴らない恐れが高い。さらに演奏者がほぼ完璧に演奏しても、解答者曲名出てこないこともあり、観客アトラクション参加していないゲストわかっていても解答者だけがわからないということもある。解答者以外が正解言ったり、正解を口ずさんだりすると、その問題NO GAME0点となる。また、ヒントを出すことも禁止であるが、観客による手拍子リアクション他メンバーによるさりげないヒントはたまに発生しており、これらに関して支配人副支配人から注意を受ける。 コーナー最初に従業員によるデモンストレーション(『ムーブ時代ではフランキー為谷大東めぐみTFP2では女性従業員ドラマ大集合SPでは演奏者恵俊彰で、石塚英彦解答者)がある。このデモンストレーションでは、主に出演者持ち歌演奏する場合多く女性従業員完璧な演奏をするが、まれに失敗する事もあり、恵は光を見失って数音しか出せないが、石塚少ない音を頼り正解している。フランキー演奏しながら変なダンスをしていた。 過去エポック社からこのアトラクション玩具発売されていた。 光るパッド順番完璧に覚えるのは難しいので、演奏者聞けば分かる思われる部分4 - 6音を完璧に覚えて演奏する戦略がある。 まれにではあるが、ベース音とパッドの光るタイミングだけで分かってしまう解答者もいる。その場合は答え知らない支配人耳打ちをして、演奏後に解答者解答支配人合っている事を告げパターンがある。 解答時間が掛かるムーブ時代3カウント出され爆発音時間切れとなり、TFP2ではサイレン音で解答促し支配人カウントダウンすることもある。TFP2017夏・TFP2018夏は支配人が5秒でカウントし、5秒たつとホイッスルが鳴る。 ムーブ時代は、冒頭視聴者にも正解主旋律流していた時期がある。また、挑戦者後方出題するための機械と、機械操作するスタッフがいる小屋があった。 ハプニングとして、ムーブ第45回では、最初に会場ベース音だけ流しヘッドフォンのみに音楽を流すところを誤って会場にも流してしまい、別の曲で仕切り直しをした。 ※体感ゲーム版(Wii版除く)では光るパッド順番覚えその通り演奏しノルマ50%超えることができればクリアとなる。 ルールレギュラー放送時と同じ

※この「フール・オン・ザ・ヒル (THE FOOL ON THE HILL)」の解説は、「東京フレンドパークのアトラクション一覧」の解説の一部です。
「フール・オン・ザ・ヒル (THE FOOL ON THE HILL)」を含む「東京フレンドパークのアトラクション一覧」の記事については、「東京フレンドパークのアトラクション一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「フール・オン・ザ・ヒル」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フール・オン・ザ・ヒル」の関連用語

フール・オン・ザ・ヒルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フール・オン・ザ・ヒルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフール・オン・ザ・ヒル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの東京フレンドパークのアトラクション一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS