デーモン族
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「マジンガーエンジェル」の記事における「デーモン族」の解説
Dr.ヘルによりヒマラヤ山中より目覚めさせられ、テレパシー装置を埋め込まれヘルの走狗と化した。ザンニンやムガールなどが登場。彼らが登場する第21 - 23話は『マジンガーZ対デビルマン』が元ネタとなっている。登場原作は『デビルマン』。
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デーモン族
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その起源は不明だが、「デーモン界」という異次元空間を本拠地としている。その点において他の『デビルマン』作品のデーモンが「氷河の中で眠っていた異種族」や「進化した地球人類」とされるのに対し、唯一「異次元からの侵略者」という設定がなされているのが特徴である。 「人間狩り」と称して人間界に出没し、人間を殺傷あるいは捕食する。また、人間の「負のエネルギー」を凝縮させて「ゾムダーク」という固体を作り、それを食することで己の力を高めることが可能である。 「暴魔軍」「妖魔軍」「卑魔軍」「狡魔軍」の4軍で編成されており、「大魔皇」を頂点に、一軍を率いる「四天魔」、その補佐役「紅蓮将」、実働員の「雑鬼兵」の4階層に分かれている。 なお、原作漫画版デビルマンにおける大魔神サタンのような「デーモンの神」が存在するかは不明だが、当初の構想では後々に登場させられればと考えられていた。 大魔皇ゼノン デーモン族の最高権力者で、アモンをも圧倒的に上回る実力の持ち主であり、カリスマにも優れ、部下の忠誠心に免じて猶予を与える寛容さも持つ。TV版『デビルマン』同様に具体的な姿は描かれずシルエットのみとなっている。 サタンがデーモン族の神である以上、これは別格であるから、デーモン族の長としてゼノンが大魔皇として登場することとなった。 暴魔ザンニン 最高幹部「四天魔」の一人で、暴魔軍を率いる。大好物の「消化しかけ人肉」を食らうためには部下を虐殺することも厭わない、名前の通り「残忍」な性格をしている。 アモンの相棒であるケルベロスを捕獲し氷漬けにしていたが、手を滑らせて氷を砕き、逃走された。配下の雑鬼兵を派遣してケルベロスを追跡するが、亜空間で返り討ちにされ、自軍に大損害を負わせることになった。 TV版デビルマンに登場した魔将軍ザンニンのリメイク。アニメ版のザンニンに比べ、顔などは獣然としている。これは作者が原作アニメ版で一番印象深かった幹部級デーモンであるため。また、武器は尻尾を使ったムチだったアニメ版と異なり、両手についたカマとなっている。さらに妖将軍ムザンの要素として腹部に口というデザインが取り入れられている。 妖魔パラゾネス 最高幹部「四天魔」の紅一点で、妖魔軍を率いる。アモンの後釜として四天魔に昇格した(つまりアモンはかつては妖魔軍を率いていたことになる)。ザンニンに痛めつけられるケルベロスとそれを行うザンニンを嘲笑ったこともあった。 なお、アニメ版デビルマンでは魔将軍ザンニンよりも格上の女性幹部・妖元帥レイコックが登場していたが、本作のパラゾネスはザンニンから「新入り」呼ばわりされている。 卑魔ギャルドン 最高幹部「四天魔」の一人で、卑魔軍を率いる。 デビルマンと戦うなどの活躍はない。 狡魔ヴィルフェ 最高幹部「四天魔」の一人で、狡魔軍を率いる。本編におけるライバルキャラクターであり、最後の敵。 反逆したアモンを「超自己治癒能力を封じるため」と称して、数多の雑鬼兵ごと人間界に転送した。ゼノンからは独断専行を咎められながらも、自身の右腕を切り落とすことで忠誠心を示し、期限付きでアモンを始末することを命じられた。調査の過程でアモンが慶と合体したデビルマンの存在を知るが、ゼノンや他の四天魔には知らせていない。 デーモンでありながら人間風の武器や城を好むため、ザンニンからは「人間かぶれ」と陰口を叩かれているが、それもそのはず、ヴィルフェも元は人間であり、別のデビルマン。 慶のデビルマンと同じく人々の無念を取り込む能力を持っており、体内に人間だった頃に殺害してきた幾万もの亡者の怨念を蓄えている。右腕の義手を取り外すことでこの怨念を噴出させ、デビルマンを苦しめた。また、鎧兜を身につけたデーモンとしての姿ではなく、(慶とアモンのデビルマンに酷似した)デビルマンとしての姿も有している。 その目的は「デビルマンのゾムダークを捕食して力をつけ、ゼノンを倒して人間界とデーモン界を支配する」ことだった。だが、死の間際になっても慶に恐怖はなく、かわりに彼を生かす人々の絆によって立ち上がるために失敗。最期は慶とアモンに絆が芽生えたことでパワーアップしたデビルマンのデビルビームによって消滅した。 彼と融合した人間は織田信長であることが示唆されているが、作中では明言されていない(単行本の質疑応答でも「織●●長」と一部伏字にされている)。候補として豊臣秀吉や平将門も考えられていた。 紅蓮将シレーヌ 最高幹部「四天魔」を補佐する「紅蓮将」の一人。また、アモンが認めるほどの実力を持つ、誇り高き女デーモン。慶いわくアモンと同じ波動を持つ「友達」。 アモンが人間界へ逃げた後は上司に当るヴィルフェに洗脳されていたが、デビルマンに助けられる。 その後はデビルマンの行く手を阻む狡魔軍を蹴散らし、彼がヴィルフェを倒しに向かう手助けをする。 ヴィルフェが倒され、彼の城が崩壊する様を見届け「次からは敵同士だ」と言い残して飛び去っていった。 当初の構想ではその後で味方になり、家庭教師か学校の教師として人間界に潜む予定だった。人間の姿に不慣れなため怪力でよく物を壊してしまうという設定画が残されている。 歴代で初のデビルマンと共闘した「シレーヌ」であり、また人間体となって主人公の近くに潜伏するという要素は『デビルマンG』でも登場した。 雑鬼兵ガイキ 胸部に猛犬の頭部を生やした大男デーモン。アモン討伐に派遣された雑鬼兵の生き残り。 人間の少年・少女を犬と融合させて人面犬(正確には「人頭犬(じんとうけん)」)に作り変えて、その絶望からゾムダークを作り、力を蓄えていた。 オクヤスを人頭犬にした上に体に傷をつけて文字を書き、挑戦状として送った事で慶の怒りを買い「ザコには勿体無い」と言わせた大技デビルバレットで貫かれた。 (本編終盤でガイキが倒されたことで、オクヤスは元の身体に戻った(犬と分離)が、他に人頭犬にされた少年・少女達も彼同様、元に戻ったのかどうかが描かれておらず 不明のままとなっている。) 雑鬼兵バダキ 蜘蛛のような下半身のデーモン。アモン討伐に派遣された雑鬼兵の生き残り。 ビルの中にあるカラオケボックスに巣をつくり、やって来た客を食い殺し力を蓄えていた。マジクを囮に使い、慶をおびき寄せるが手柄を独り占めにしようと、マジクを切り捨て殺そうとした。最後は食い殺された死体にデビルマンが炎を宿らせ放った、シャーマニックファイヤーで焼き殺される。 雑鬼兵ヒムカ 山脈のような形状のデーモン。狡魔軍の雑鬼兵。知性などなく、食欲だけで動く存在だという。 映画館に乗り移り、綾やオクヤスを初めとする観客をゆっくりと食い殺そうとした。 本体は虚弱だが、反比例して頑強な外郭を有している。その外郭の強度はデビルマンのデビルバレットさえも弾き返すが、乱入してきたケルベロスと融合したデビルマンの砲撃で撃ちぬかれた。
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デーモン族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:41 UTC 版)
「サイボーグ009VSデビルマン」の記事における「デーモン族」の解説
人間の体を乗っ取り出現する。乗っ取られた人間は事実上死亡する。新規のデーモンは、永井豪によって新たにデザインされている。勇者アトゥンについては、#サイバネティックデーモンを参照。 リリス 声 - 園崎未恵 ヒッピーの女性を乗っ取る。植物のような姿をした女性型デーモン族。触手で攻撃し、男性に幻覚を見せることができ、ネクロマンサー(使役術師)の能力で人間をシュディム(悪霊)に変えることができる。 パズズ コンビニの男性店員を乗っ取る。アモンとの因縁を持つ、羽根が背中に一対であることを除けば伝承にあるパズズそのものの姿をしたデーモン族。デビルマンと戦闘を繰り広げある程度の傷を負わせるが、力及ばず胴体を両断され敗れる。
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