涼宮ハルヒの憂鬱 (アニメ)
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『涼宮ハルヒの憂鬱』(すずみやハルヒのゆううつ、英語: The Melancholy of Haruhi Suzumiya)は、谷川流のライトノベル作品『涼宮ハルヒシリーズ』を原作とする日本のテレビアニメシリーズ。制作は京都アニメーションが担当し、第1期が2006年4月から7月まで独立UHF局を中心とした11の放送局の深夜枠で全14話が放送された[7]。新作アニメーション(2009年版)は2009年4月から10月にかけて新作14話を加えた全28話が放送された[7]。
- ^ 作中のクレジット上は「団長代理」名義。
- ^ 作中のクレジット上は「団長補佐」名義。
- ^ a b 本名については作中で言及されていないため不明である[22]。
- ^ キョンによるとかなり微妙ではあるが感情表現がされることもあるという[28]。また、長門が毎回読んでいる本は原作者の谷川流が選定している[29]。
- ^ このことから女生徒からの人気は高い[38]。
- ^ 7月7日は本作のエピソード「笹の葉ラプソディ」において重要な日付である[63]。
- ^ 12月18日は劇場アニメ「涼宮ハルヒの消失」において長門が異常動作を起こす日付である[63]。
- ^ 第2期を中止し、新作アニメーション制作に変更となった理由について石原は、第1期制作時の時点で今後新たにアニメを作るのであれば単なる第2期ではなく新しい「ハルヒ」を作りたいという気持ちがあったとしている。また、安易な第2期を作るだけではダメだとも述べている[65]。
- ^ a b 作中の設定による。実際にはこのような役職・名前のスタッフはいない[74]。
- ^ 石原は後に「ラブストーリー」な一面が予想よりも色濃く出ていたと、山本もハルヒのツンデレの魅力が予想よりも出ていたとそれぞれ振り返っている[90]。
- ^ なお、谷川は構成会議の中で「涼宮ハルヒの憂鬱 VI」を最終話にすることが決まったが、そうすると時系列が乱れるため、いっそ何も説明せずに放映順をゴチャゴチャにしてしまおうと考えていたことを明かしている[92]。
- ^ 石原は『季刊エス 2006年7月号』のインタビューで、そもそも原作小説第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』の発売前に短編作品が雑誌掲載で発表されており、原作の時点で既にシャッフル感があるためアニメでもシャッフル放送を実施しても構わないのではないかということになったとも語っている[29]。
- ^ 第1期放送分については前回から微妙な修正は行われたものの内容は殆ど同じものとなっている[7]。
- ^ 石原は「サムデイ・イン・ザ・レイン」は谷川だからできるエピソードだと語っている[98]。
- ^ なお、ハルヒがキョンに傘を渡すシーンではハルヒが目を逸らしているがこれは谷川の指示ではなく、山本がコンテで後付けしたものである。山本はハルヒがデレすぎていると感じており、調整するために行ったと明かしている[103]。
- ^ なお山本は「PLANETS」のインタビューで、本エピソードは登場人物の全身を描かなくてはいけなくなり作画の手間がかかる回となることから、長門が本を読んでいるだけの画をずっとリピートする長いカットはその負担を減らすために行ったとも語っている[101]。
- ^ 石田は『月刊ニュータイプ 2006年4月号』に寄せたコメントで、涼宮ハルヒのイメージカラーは絶えず動き回っているというイメージから「活動的、元気で明るい色」を想像した結果、「白×オレンジ」またはハルヒのカチューシャの色になったと語っている[117]。
- ^ 池田によれば「足」が重要であるとのこと[117]。
- ^ 「God knows...」や「Lost my music」はバンドで演奏する楽曲のため、劇伴よりも先に完成させていた[124]。
- ^ 神前によると、通常のアニメであれば音楽メニューに合わせて劇版を前もって多く作成して絵が完成した後に選曲するという流れであるが、映画の場合は映像完成後に映像に合わせて合致する長さの劇伴を作成することから、2009年版に関してはアニメよりも映画の劇伴作りに近いと述べている[124]。
- ^ 公式ガイドブック (2006)には、ねこマンのデザイン数に限りはなく、今後も平野の手によって新たなデザインが生み出されるだろうと記されている[145]。
- ^ なお、構成会議で「ライブアライブ」を組み込むことが決まったのは『リンダ リンダ リンダ』の公開前であり、映画のチラシを見た山本は「ライブアライブ」と似ていることに気付き、その後映画を見に行ったことを明かしている[111]。
- ^ ニコニコ動画では、全8話分を同時に一画面で表示して絵の違いが一目で分かるように編集された動画が投稿され、注目を集めた[157]。
- ^ なお、山本自身は同イベント内で「エンドレスエイトは二話が限度」と述べている[161]。
- ^ 第14話ではエンディングテーマとして使用されている。
- ^ 三原はアイドルグループ・Berryz工房の楽曲の振り付けを参考にしたものではないかと指摘しており[171]、実際に検証動画がインターネット上の動画共有サイトで流布している[171]。
- ^ なお、2007年1月に発売された『涼宮ハルヒの憂鬱』DVD第7巻には完全版「TV版スペシャルバージョン」が収録されており、坂本・西浦 (2007)は本エンディング映像の数倍の作業を要して制作されたことが想像出来ると述べている[173]。
- ^ 本作の直前クールに放送されていた『マジカノ』(ED) や1990年代に遡れば『こどものおもちゃ』(OP) などが存在する[210]。
- ^ 問いを投げかけられた兵庫県職員は兵庫県で「萌え起こし」が進展しにくいとした上で、ファンと地元が連携する必要性があると述べている[221]。
- ^ 本作の放送開始後に開催された「コミックマーケット70」で前回からサークル数の増加が殆どなかったのは、「コミックマーケット70」の参加申し込みの締め切りが本作の放送前である2006年1月だったからだろうと山中は推測している[225]。
- ^ ちなみに、長門有希の男性版は「長門ゆうき」、朝比奈みくるの男性版は「朝比奈みちる」、古泉一樹の女性版は「古泉一姫」である[229]。
- ^ 「アニメーション部門」では22位を獲得している[289]。
- ^ 今回の選出を記念して、西宮市役所にて同市長の石井登志郎に認定プレートが贈呈された。また、贈呈式には長門有希役を務める声優・茅原実里や「喫茶店ドリーム」のオーナーも出席した[320]。
- ^ 2009年版第12話 - 第19話「エンドレスエイト」は、DVD・Blu-rayではタイトルにI - VIIIが表記されている[158]。
- ^ 3日放送の第1週目に累計視聴数はAbemaTV開局以来最高記録となる120万を記録し、さらに翌4日の第2週目には累計視聴数は140万を記録し、自身の持つ最高記録を更新した。なお、当時の株式会社KADOKAWA代表取締役専務執行役員・井上伸一郎が情報拡散に協力しており、音楽担当の神前暁や谷口役の声優・白石稔も放送に参加するなど大きな盛り上がりを見せたという[332]。
- ^ 26話は6月25日 23:30 - 0:00 、また27話、28話はそれぞれ同月28日の 0:30 - 1:00 、1:00 - 1:30 に放送された。
- ^ 画家・評論家の古谷利裕は本作のDVDにおけるナンバリング表記は混乱を与えるものであると指摘している[338]。
- ^ 「ループビジョン」「SOSアクション」などの役物の動作には回転要素が含まれている[354]。
- ^ 時計塔に設置されている時計は通称「ハルヒ時計」と呼ばれる[368]。
- ^ 実際は、ファン有志が時計塔を回収した廃材業者を突き止め、その業者が時計塔を保管しているのを発見した[369]。そして2012年に開催されたイベント「ハルヒサマーフェス2012」でファンの一人が業者に依頼し、時計塔を展示した[369]。また、同年秋に開催されたイベント「SOS団in西宮に集合よ」では全国からファンが1万人以上訪れた[369]。ファンの聖地巡礼に対する想いの強さを感じた市が約300万円をかけて時計塔の改修・再設置を行った[367]。
- ^ テレビアニメにおける長門のループ回数は15,532回であり、これをループ日数(15日)と掛け合わせると長門は639年弱の間「エンドレスエイト」を体験したことになる[392]。
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