「エンドレスエイト」(『涼宮ハルヒの暴走』収録の短編)
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谷川流による日本のライトノベル『涼宮ハルヒシリーズ』の、2003年に連載誌で掲載されたエピソード。高校生活の中で夏休みの終わりの2週間だけが15,000回以上ループし続けているという設定。元凶である涼宮ハルヒは夏休みを謳歌するためにループを引き起こしているが、自分の能力にも時間のループにも無自覚であるため、何度繰り返しても夏休みに満足することなくループを続ける。主人公のキョンはループを観測できないものの、宇宙人の長門有希から状況を知らされ、脱出の方法を模索する。原作小説ではループからの脱出に成功する最後の1回のみが描かれているが、テレビアニメ化された際にはほとんど同一のエピソードが計8回放送され、物語内での時間反復を視聴者に追体験させた。同時にテレビアニメ版では、一見すると同じような繰り返しの中で登場人物が少しずつ疲労していく様子が演出され、後のエピソードである『涼宮ハルヒの消失』への布石が描かれている。
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