涼宮ハルヒの激奏
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イベントの種類 | 音楽系イベント |
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開催時期 | 2007年3月18日 |
会場 | 大宮ソニックシティ |
主催 | SOS団 |
協賛 | 角川書店、ランティス、キャラアニ、グッドスマイルカンパニー、バンダイ、ドワンゴ、アトリエ彩、エポック社、コナミ、デジタルエンタテインメント、オリゴクレース |
協力 |
ザ・スニーカー スニーカー文庫 少年エース |
運営 | 五十嵐千尋 |
プロデューサー | 杉田智彦 |
『涼宮ハルヒの激奏』 | ||||
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涼宮ハルヒの憂鬱 の ライブ・ビデオ | ||||
リリース | ||||
録音 |
2007年3月18日 大宮ソニックシティ | |||
ジャンル |
J-POP (アニメソング) (キャラクターソング) | |||
時間 | ||||
レーベル | 角川書店(KABA-1609) | |||
チャート最高順位 | ||||
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涼宮ハルヒの憂鬱 映像作品 年表 | ||||
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『涼宮ハルヒの激奏』(すずみやハルヒのげきそう)は、テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のライブイベント、およびそれを収録したDVDのタイトル名である。
概要
- 2007年3月18日に大宮ソニックシティにて行われた。
- 前半はイベントパート、後半はライブパートの二部構成で、声優陣の大部分が出演した。イベントパートは各キャラクターの名場面集紹介、「涼宮ハルヒの寸劇」が行われた。ライブパートは『恋のミクル伝説』から始まり、声優陣が各自の持ち歌(キャラクターソング)を歌った。
- アンコールでは主役キャスト5人(平野綾、茅原実里、後藤邑子、杉田智和、小野大輔)による『ハレ晴レユカイ』のTVサイズ・ヴァージョンのダンスを披露した。
- この模様を収めたDVD(2枚組)が2007年7月27日にムービックから発売された。また、2010年11月26日に発売された『涼宮ハルヒの憂鬱ブルーレイコンプリートBOX』において、ライブパート(Disc2)のみBlu-ray化されている[1]。2016年12月18日に発売された『涼宮ハルヒの大成 Super Blu-ray BOX』ではイベントパート、ライブパートともにBlu-ray化された。
出演者
- 歌手
- 平野綾(涼宮ハルヒ役)
- 杉田智和(キョン役)
- 茅原実里(長門有希役)
- 後藤邑子[2](朝比奈みくる役)
- 小野大輔[3](古泉一樹役)
- 松岡由貴(鶴屋さん役)☆
- 桑谷夏子(朝倉涼子役)☆
- あおきさやか(キョンの妹役)※
- 白鳥由里(喜緑江美里役)※
- 司会
- アシスタント
- 松元恵(国木田役)
- ゲスト
※印はイベントパート[7]とエンディングのみの出演。
☆印は「涼宮ハルヒの寸劇」には出演していない[8]。
バンド
- ギター - 倉橋潤、沢頭(DORA)尊志
- ベース - 山本直哉
- ドラム - 川上貴史
振り付け
- yumy(MRAS ENTERTAIMENT)
ダンサー
- 笹部佳那
- BB
スタッフ
- 「涼宮ハルヒの激奏」実行委員会
Event Staff
- プロデューサー - 杉田智彦(ムービックプロモートサービス)
- アシスタントプロデューサー - 浅野公里(ムービックプロモートサービス)
- テクニカルコーディネーター - Charlie(AS PROJECT)
- 進行演出 - 濱田直行(GO STRAIGHT)
- 舞台監督 - タカエヒデユキ
- 舞台装飾 - 佐藤太一(横浜シミズ)
- 照明 - 遠藤清敏(LIGHT SHIP)
- 音響 - Charlie(AS PROJECT)
- 音響モニター - 栗山大介(N&N)
- 映像 - 清水康主(STUDIO ELEPHANT)
- ヘアメイク - 大山なをみ
DVD Staff
- プロデューサー - 西川路 健太(マリン・エンターテイメント)
- プロダクションマネージャー - 松本朋丈(COCOON)
- カリスマ監督 - Nacky
- 撮影 - 吉沢和晃(バグース)
- SW - 清水雅夫(アニキ)
- 音声収録 - 福原正博
- EED - 世界の住吉信一(OMNBUS JAPAN)、大萩真司(NTT MEDIA LABO)
- MAオンライン編集 - IMAGICA
- MAオンライン編集担当 - 久下理(IMAGICA)
- MAエディター - 金沢直樹(IMAGICA)
Other Staff
- オフィシャルカメラマン - 金山フヒト・李和禎
- 運営 - 五十嵐千尋(おおわだぐみ)
- 物販 - 佐藤久暢(ムービック)、安田藍子(ムービック)
主催
SOS団
協力
- ザ・スニーカー
- スニーカー文庫
- 少年エース
協賛
- 角川書店
- ランティス
- キャラアニ
- グッドスマイルカンパニー
- バンダイ
- ドアンゴ
- アトリエ彩
- エポック社
- コナミ デジタルエンタテイメント
- オリゴクレース
企画
北高祭事務局
企画協力
「涼宮ハルヒの激奏」実行委員会
制作
- ムービックプロモートサービス
制作協力
- 京都アニメーション
DVD収録内容
Disc1
- イベントパート
- オープニング~出演者紹介
- 涼宮ハルヒの憂鬱名場面集
- 涼宮ハルヒの寸劇
Disc2
- ライブパート
- 恋のミクル伝説
- 歌:後藤邑子[9]
- 冒険でしょでしょ?
- 歌:平野綾
- 風読みリボン
- 歌:平野綾
- 雪、無音、窓辺にて
- 歌:茅原実里[10]
- SELECT?
- 歌:茅原実里
- パラレルDays
- 歌:平野綾
- 見つけてHappy Life
- 歌:後藤邑子
- 青春いいじゃないかっ
- 歌:松岡由貴[11]
- COOL EDITION
- 歌:桑谷夏子[12]
- God Knows...
- 歌:平野綾
- Lost my music
- 歌:平野綾[13]
- まっがーれ↓スペクタクル
- 歌:小野大輔[14]
- 倦怠ライフ・リターンズ!
- 最強パレパレード
- 歌:平野綾、茅原実里、後藤邑子
- うぇるかむUNKNOWN
- 歌:平野綾、茅原実里、後藤邑子
- ハレ晴レユカイ
- 歌:平野綾、茅原実里、後藤邑子[18]
- アンコール(ハレ晴レユカイ)
- 歌:平野綾、茅原実里、後藤邑子、杉田智和、小野大輔
- エンディング
- 出演者全員
- エピローグ
映像・音声特典
脚注
- ^ ただし、映像はDVDのレターボックスを16:9にアップコンバートした物。
- ^ オープニングの紹介時、杉田智和から彼女の愛称に因んで「さすがゴトゥーザ様だ!」とコメントし、観客をあおった。このとき観客からは「モノが違うぜ!」と返しが入った。また、司会の松元恵も「我らがゴトゥーザ様!」と紹介している。
- ^ オープニングでは機動戦士Ζガンダムのカクリコン・カクーラーのコスチュームで登場し、「カクリコン・カクーラー役の小野大輔です。アメリアー!」とボケるが、後藤邑子からは「どんだけ自由だ、それ?」とツッコまれた。
- ^ オープニングでは機動戦士ガンダムのアムロ・レイのコスチュームで登場し、谷口の登場シーン(『涼宮ハルヒの憂鬱-IV』より忘れ物を取りに行くシーン)を再現。観客の喝采を浴びる。このとき披露した歌がのちに『らき☆すた』第13話エンディング曲となった『俺の忘れ物』である。
- ^ 紹介の際、杉田、平野、後藤の3人から「タッちゃん!」と呼ばれ、苦笑いを浮かべながらも「ありがとう」とコメントした。
- ^ 石原同様紹介の際、杉田から「しょこたん!」と呼ばれ、苦笑いを浮かべるも白石から「違う人だ!」とツッコまれる。
- ^ オープニングから「涼宮ハルヒの憂鬱名場面集」まで。
- ^ 寸劇に出演したのはSOS団の5人と白石、ナレーター役の松元。
- ^ 歌唱時はメイド服を着て登場。ただし1コーラス目は客電がついたままの状態で歌唱した。
- ^ イントロで「涼宮ハルヒの激奏にようこそ…」と言った後に、歌い出しを間違えてしまうハプニングが起こった。
- ^ 歌唱時は浴衣を着て登場。
- ^ MCではキャラクターソングの1つである『小指でギュっ!』を歌うつもりでリハーサルをしていたが、スタッフから「ノリのいい曲でお願いします」と言われて変更したとコメント。
- ^ 演奏後のMCで衣装のストラップがちぎれたこととギターピックが折れたことをコメントした。
- ^ 間奏でカラーボールを客席に投げ入れた。そのときの掛け声は「ふもっふ!」。
- ^ イントロではハルヒ(平野綾)との掛け合いが披露され、そこでは人前で歌うことを拒むキョン(杉田)をハルヒが説得するが、キョンが応じず、さらにハルヒがキョンに「あんた、私の曲よりオリコンの順位がよかったじゃないの!」と激怒。これに対してキョンは「関係ない!」と言い返した。堪忍袋の緒が切れたのか、ハルヒはキョンに「いいから歌ってきなさい!」と言い、ステージに押し出した。また、曲のアウトロで粉末わかめスープの素を客席に投げ入れた(第1部終了後からライブパート開始までの休憩時間中にマネージャーに購入させた)。
- ^ 間奏でカラーボールを客席に投げ入れた。そのときの掛け声は「ふもっふ!」。
- ^ 歌唱後に小野、白石(ハルヒの衣装を着て登場)の3人でトーク・セッションを行ったが、そこではこれまでに演奏した曲をギャグを交えて紹介していた(恋のミクル伝説→恋の餓狼伝説、冒険でしょでしょ→暴言でしょでしょ、風読みリボン→深読みズボン、青春いいじゃないかっ→清春いいじゃないかっ、God Knows…→ゴッドフィンガーなど)。また、次の曲の紹介の際「それでは歌っていただきましょう。ハッピー…」」と言いかけたところで白石に「それ以上は言うな!もう帰るぞ!」とツッコまれ、強制退場となった。
- ^ 演奏前に平野と後藤から「次の曲が最後になっちゃうけど、みんなが知っている曲なので」(後藤)、「(みんなも)ぜひ、歌って踊ってみてください」(平野)とコメント。
- ^ ただしここでは杉田はシャア・アズナブル(機動戦士ガンダム)の声を演じた池田秀一の声まね(イベントでも随所に披露しており、オープニングでは機動戦士Ζガンダムのクワトロ・バジーナのコスチュームで登場している(せりふの例として「君たち、エゥーゴに入らないか?」、「私は大尉だよ…」など)。ちなみにシャアの声まねは銀魂でも赤い人の役名で披露している)と若本規夫(トップをねらえ!のオオタ・コウイチロウ)の声まねが中心で、キョンの声は終盤のみ。ちなみに、池田、若本の両人は杉田の尊敬する声優でもある。アナウンスの全文は以下の通り。
「(池田秀一(シャア・アズナブル)の声まねで)エー、皆の衆、私の話を少しばかりか聞いて欲しい。本日は、ジオン公…(観客笑い)本日はエゥーゴ…(観客笑い)。認めたくないものだな。若さゆえの過ちというものを。
本日はSOS団主催、涼宮ハルヒの激奏に来てくれてありがとう。せっかくの日の曜日だと言うのに本当に申し訳ない。
さて、開演に先立ち、皆にお願いがある。客席内での飲食、喫煙、及び、録音、録画、モビルスーツのメンテナンス等の行為(観客笑い)は遠慮してほしい。
また、携帯電話などの電源はあらかじめ、切っておいてもらえると、とても嬉しい。さもないと、ハルヒ団長の怒りが頂点に達し、閉鎖空間が発生しないとも限らないからな。私もアクシズを地球に落としてしまいそうだ。
約束してくれるか?返事は『はい』だ。行くぞ。約束してくれるか?(観客の威勢よい返事)ジーク?(観客から「ジオン!」の返しが入る)」
「(若本規夫(『トップをねらえ!』のオオタ・コウイチロウ)の声まねで)えー、そして、本公演は全席指定となってますことよ。自分の座席を十分に確認のうえ、手元のチケットは公演終了後もなくさずに持っていてほしい。
場内での不明点や万が一、体調が悪くなってしまった場合は、近くにいる谷口 もとい、近くの準団員に一声掛けてくれ。
閉鎖空間が発生するなど非常の際には谷口がみんなの犠牲となってくれる。これまたもとい、準団員の誘導にしたがって速やかに行動してくれ。
君たち一人ひとりは小さな火だ。しかし あわせれば炎となる。炎となったこのイベントは、無敵だ!(観客から歓声)」
「(キョンの声で)本公演は、ハルヒ団長の命により、本日会場に来られなかった皆のため、後日イベントでぇーぶぃでぇーとして商品化を目論んでるんだって。皆がでぇーぶぃでぇーの映像に映りこむ可能性があるので、マズい方は、カメラに映りこまないよう、よけてくれ。また、ロビーでは、ハルヒ団長が企画したオリジナルグッズなど、イベント限定商品の販売を行っている。来場の記念に是非ともお立ち寄りいただき、あー次回作『長門ユキの逆襲』の製作予算にご協力をお願いしたいところだって…また撮るのかよこれ。やれやれ。あーそれでは、開演まで今しばらく待っていてくれ。イベントはとても長いので、今のうちにトイレにはいっトイレ?尿意(用意)!!!ドーン!!!!!(観客から歓声の後、白石が登場)」 - ^ このときのセリフは「まもなく開演、席に着いて…」。
- ^ 終演後の客出しアナウンス。エンディングで感極まったせいか、若干涙声になっていた。なお、アナウンスの全文は以下の通り。
「以上で、SOS団主催、『涼宮ハルヒの激奏』の公演は、全て終了したわ。みんなも忘れ物などないように気をつけて帰ってね!
もし忘れていたら、SOS団の備品として、キチンと保管しておくわねっ!みんなの物は私の物。私の物は私だけの物だからねっ!いい?
後はロビーで、私が企画したイベント限定のオリジナルグッズの販売もやってるはずだから、是非、来たついでに買っていってくれると嬉しいわ。
次回作、『長門有希の逆襲』には、結構お金がかかるのよねぇ!みんな、よろしくねっ!
そして、本日は、来てくれて、本当に、ほんとうに、ありがとう。うれしかった!!じゃあ、またねっ!!」
関連項目
外部リンク
- 涼宮ハルヒの激奏(ムービック)[リンク切れ]
- 涼宮ハルヒの激奏のページへのリンク