インディゴ
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インディゴ、インジゴ(英: indigo)は、鮮やかな藍色(青藍)を呈する染料である[1][2]。
- ^ “インジゴ(indigo)”. 大辞泉. 小学館. 2017年12月6日閲覧。
- ^ “せい‐らん【青藍】”. 大辞泉. 小学館. 2017年12月6日閲覧。
- ^ 英: woad、ホソバタイセイ
- ^ isatis tinctoria
- ^ polygonum tinctorum
- ^ indigofera tinctoria および Indigofera sumatrana
- ^ indigofera suffruticosa
- ^ indigofera arrecta
- ^ ギリシア語ラテン翻字: indikon
- ^ “石炭化学の始まり”. 三井化学. 2023年7月17日閲覧。
- ^ 英: saxon blue
- ^ 英: tyrian purple
- 1 インディゴとは
- 2 インディゴの概要
- 3 用途
- 4 化学的性質
- 5 脚注
インディゴ染料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/13 21:04 UTC 版)
コマツナギ属のうち、特にIndigofera tinctoriaと Indigofera suffruticosaは、インディゴとよばれる染料の製造に利用されている。カリブ海に入植した人々はインディゴを栽培していたが、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州へ移住するとともにその栽培も移した。その地にはタスカローラ族が住んでいたが、彼らは頭部の覆いや衣類を染める染料として利用した。インディゴの輸出は18世紀後半までは振るわなかったが、チャールストン近郊においてイライザルーカスピンクニーによるアフリカ人奴隷を利用した栽培が成功し、アメリカ独立革命前において、2番目に重要になった作物となった。それは全輸出金額の3分の1以上を占めるに至った。 化学物質であるアニリンは多くの重要な染料に誘導されるが、Indigofera suffruticosaから初めて合成された。 インドネシアのスンダ族は、バティックの染料として使用している。
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インディゴ染料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:10 UTC 版)
インディゴ染めのデニム生地が使用され始めた理由として蛇や虫除けの効用を挙げる説がある。しかし微量ながらピレスロイドが含まれている天然藍には、ある程度の除虫効果があるが、不純物の無い純粋インディゴ(合成インディゴ)にはそのような効果はない。 またインディゴ染料にまつわる俗説として「昔のジーンズには天然インディゴが使用されていた」というものがある。事実は、1900年代のはじめ頃よりインディゴ染料は化学合成されたものがほとんどであり、ヴィンテージ・ジーンズはすべてこの合成インディゴで染色されていた。この説は1990年初頭までは雑誌や古着マニア等の間でまことしやかに流布されていた。逆に現在では高価ながらも少量生産のメリットを生かした天然インディゴ染めのジーンズがいくつかのメーカーから製造販売されている。 2008年9月14日に日本テレビで放送された『世界の果てまでイッテQ!』の企画で、「ジーンズをはいてるとガラガラヘビに噛まれないって本当なの?」というテーマで東貴博と福井未菜がアメリカ合衆国のテキサス州に赴き、東が天然インディゴ染めのジーンズを履いてガラガラヘビ10匹がいるセットを通過すると、当初は襲ってこなかったが、結局飛びつかれた。また、2009年5月23日放送の所さんの目がテン!では合成インディゴ染めのジーンズだと噛まれたが、天然インディゴ染めだと噛まれないとの結果が出ていた。
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