アリバイとは? わかりやすく解説

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alibi

別表記:アリバイ

「alibi」の意味・「alibi」とは

「alibi」とは、犯罪が行われた時間帯において、自分その場所にいなかったという証明のことである。これは主に法律文脈使用され被疑者犯罪現場にいなかったことを示すための証拠として提出される例えば、盗みが行われた時間帯被疑者映画館にいたというチケットが「alibi」になり得る

「alibi」の発音・読み方

「alibi」の発音は、IPA表記では /ˈælɪˌbaɪ/ となる。これをカタカナ表記にすると「アリバイ」である。日本人発音する際のカタカナ英語では「アリバイ」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「alibi」の定義を英語で解説

An "alibi" is a claim or piece of evidence that one was elsewhere when an act, typically a criminal one, is alleged to have taken place. It is often used in legal context to provide proof that the suspect was not at the scene of the crime when it occurred. For instance, a movie ticket showing that the suspect was at the cinema at the time of the theft could serve as an "alibi".

「alibi」の類語

「alibi」の類語としては、「excuse」や「justification」がある。ただし、これらの単語は「alibi」のように具体的な証拠を伴うことを必ずしも指すわけではない。「excuse」は一般的には行動理由を示すために使われ、「justification」は行動正当性主張するために使われる

「alibi」に関連する用語・表現

「alibi」に関連する用語としては、「evidence」(証拠)や「witness」(目撃者)がある。これらの単語法律文脈でよく使われ、「alibi」を裏付けるために重要な役割を果たす。「evidence」は具体的な証拠を、「witness」は目撃情報提供する

「alibi」の例文

1. He provided an alibi that he was at a party at the time of the crime.(彼は犯罪が行われた時間帯パーティーにいたというアリバイを提供した。)
2. The suspect's alibi was confirmed by several witnesses.(容疑者のアリバイは複数目撃者によって確認された。)
3. Her alibi was that she was out of town on business.(彼女のアリバイは、出張で町を離れていたというものだった。)
4. The police checked his alibi and found it to be true.(警察彼のアリバイを確認し、それが真実であることを確認した。)
5. His alibi was supported by the CCTV footage.(彼のアリバイはCCTV映像によって裏付けられた。)
6. She couldn't provide an alibi for the night of the murder.(彼女は殺人が行われた夜のアリバイを提供できなかった。)
7. The judge questioned the credibility of his alibi.(裁判官彼のアリバイの信憑性疑問投げかけた。)
8. His alibi was that he was home alone.(彼のアリバイは、一人で家にいたというものだった。)
9. The defense lawyer presented an alibi for his client.(弁護士クライアントのアリバイを提示した。)
10. Without an alibi, he was considered a prime suspect.(アリバイがないため、彼は主要な容疑者と見なされた。)

アリバイ【alibi】

読み方:ありばい

《もとラテン語で、他の所に、の意》被疑者被告人が、犯罪行われたときに現場以外の場所にいたという証明現場不在証明。「—を崩す」


アリバイ

作者藤雪夫

収載図書幻のテン・カウント本格推理名作リバイバル
出版社講談社
刊行年月1986.11
シリーズ名講談社文庫

収載図書ミステリーの愉しみ 2 密室遊戯
出版社立風書房
刊行年月1992.2


アリバイ

作者ダフネ・デュ・モーリア

収載図書破局
出版社早川書房
刊行年月2006.5
シリーズ名異色作家短篇集


アリバイ

作者ジェフリー・アーチャー

収載図書プリズン・ストーリーズ
出版社新潮社
刊行年月2008.6
シリーズ名新潮文庫


アリバイ

作者西村京太郎

収載図書殺しインターチェンジ
出版社角川書店
刊行年月1987.10
シリーズ名角川文庫

収載図書海辺悲劇
出版社双葉社
刊行年月1997.7

収載図書海辺悲劇
出版社双葉社
刊行年月1998.11
シリーズ名双葉ノベルズ

収載図書海辺悲劇
出版社双葉社
刊行年月2001.5
シリーズ名双葉文庫


アリバイ

作者星新一

収載図書ご依頼の件
出版社新潮社
刊行年月1989.4
シリーズ名新潮文庫

収載図書星新一ショートショートセレクション 7 未来人の家
出版社理論社
刊行年月2002.9


アリバイ

作者エド・ゴーマン

収載図書フィリップ・マーロウ事件 2(1950-1959)
出版社早川書房
刊行年月1990.2
シリーズ名Hayakawa Novels


アリバイ

作者義月粧子

収載図書アリバイ
出版社桜桃書房
刊行年月2000.8
シリーズ名エクリプスロマンス


アリバイ

作者水壬楓子

収載図書ハイジャックナイト
出版社コアマガジン
刊行年月2000.12
シリーズ名バニラ新書


アリバイ

作者勝目梓

収載図書もうひとつ理由
出版社双葉社
刊行年月2001.8

収載図書もうひとつ理由
出版社双葉社
刊行年月2004.8
シリーズ名双葉文庫


アリバイ

作者滝川武司

収載図書EME RED 4 MR.CUBE
出版社富士見書房
刊行年月2005.2
シリーズ名富士見ファンタジア文庫


アリバイ

作者山田正紀

収載図書ロシアン・ルーレット
出版社集英社
刊行年月2005.3


アリバイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 23:18 UTC 版)

アリバイ: alibi[1])とは、犯罪などで被疑者被告人が犯行に関わっていないことを推認させる間接事実の一つ。現場不在証明(げんじょうふざいしょうめい)とも訳される。


  1. ^ 英語発音: [ˈæləbaɪ]
  2. ^ “アリバイ作りはやめよう”. 日本経済新聞. (2018年9月27日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO35802500W8A920C1UU8000/ 
  3. ^ 『マジックミラー』の「文庫版のためのあとがき」に紹介されている作品ではない。


「アリバイ」の続きの解説一覧

アリバイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 09:40 UTC 版)

ミステリ」の記事における「アリバイ」の解説

ミステリにおけるアリバイとは、ある容疑者犯行機会存在しないことと定義できる。この意味先述密室全員にアリバイを証明可能な状況と言い直すことも出来る。現実刑事訴訟法同様にミステリにおいても探偵役容疑者犯行機会があることを証明しない限り真犯人とすることはできない。ゆえに犯人の側は様々なトリック用いてアリバイを偽装することになる。このようなアリバイを巡る攻防中心としたミステリはアリバイ崩しものと呼ばれる

※この「アリバイ」の解説は、「ミステリ」の解説の一部です。
「アリバイ」を含む「ミステリ」の記事については、「ミステリ」の概要を参照ください。


アリバイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:09 UTC 版)

推理小説」の記事における「アリバイ」の解説

詳細は「アリバイ」を参照 被疑者犯行に関わっていないことを示す証拠推理小説では各被疑者のアリバイを検討して矛盾を見つけ、真犯人指摘する「アリバイ崩し」というプロセス一般的である。警察小説法廷ものでは取り調べ時の『アリバイ崩し』が大きなウェイトを占める作品も多い。 本格推理小説ではアリバイを偽装する様々な手法考案されている。 ミステリ用語の越えて広く一般に定着している言葉でもあるが、「のちの批判をかわすためのアリバイ作り」のように、「建前弁明の意味使われることも多い。

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アリバイ

出典:『Wiktionary』 (2018/07/01 20:19 UTC 版)

名詞

アリバイ

  1. 犯罪行為が行われたときに、他の場所にいたことを証明することにより、犯罪現場にいなかった、即ち、犯罪行為かかわっていないことを証明すること、現場不在証明
  2. 比喩)あることに関わりの無いことを証明場合によっては偽装するために、同時間に他の事をしていることを主張すること。

語源

翻訳


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