民族主義とは? わかりやすく解説

みんぞく‐しゅぎ【民族主義】


民族主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/06 15:54 UTC 版)

民族主義(みんぞくしゅぎ、: ethnic nationalism)は、政治経済文化言語などの分野について、民族としての利益権力機構、自治組織などを求めようとするイデオロギーである。


注釈

  1. ^ たとえば日鮮同祖論など。
  2. ^ a b c ただし国会に議席はなく、政党助成法に基づく政党の扱いをされない。
  3. ^ ただし、ナチズムの民族理論には北方人種説など人種主義の面も強く、単純なドイツ民族主義とは言い切れない。
  4. ^ とりわけイスラエルに国家を築こうとする者の民族主義をいう。

出典

  1. ^ Rangelov, Iavor (2013). Nationalism and the Rule of Law: Lessons from the Balkans and Beyond. Cambridge University Press. pp. 19–44. doi:10.1017/CBO9780511997938. ISBN 9780511997938 
  2. ^ Yilmaz, Muzaffer Ercan (2018). “The Rise of Ethnic Nationalism, Intra-State Conflicts and Conflict Resolution”. Journal of TESAM Akademy 5 (1): 11–33. doi:10.30626/tesamakademi.393051. 
  3. ^ ICTY: Conflict between Bosnia and Herzegovina and the Federal Republic of Yugoslavia”. 2022年6月27日閲覧。
  4. ^ 「世界の右翼」p.179。 グループSKIT著
  5. ^ 陶山 宣明 アイルランドとケベックの ナショナリズム比較(上智大学デポジトリ)
  6. ^ a b 三島由紀夫文化防衛論――戦後民族主義の四段階」(中央公論 1968年7月号に掲載)。評論集『文化防衛論』(新潮社、1969年4月。ちくま文庫、2006年11月)、35巻評論10 & 2003-10に所収。
  7. ^ Aso calls Japan a 'one-race' nation” (英語). Japan Times (10-18-2005). 01-14-2022閲覧。


「民族主義」の続きの解説一覧

民族主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:10 UTC 版)

ミハイル・バクーニン」の記事における「民族主義」の解説

アナキズム歴史研究するマックス・ネットラウは、バクーニン汎スラヴ主義を、民族主義という逃れがたい病の発現であると記した。『告白』は皇帝囚人としてペトロパヴロフスク要塞監獄にいた時に書かれ1851年には出版されている。自らの罪への赦しを乞うとともに皇帝対し救い主として、また同時に父なる者としてスラヴ君臨するよう懇願するという内容であったため、この著作バクーニンへの攻撃材料として利用された。

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民族主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 16:54 UTC 版)

孫文」の記事における「民族主義」の解説

三民主義一つに民族主義を掲げ、秦以来万里の長城内側国土とした漢民族の国を再建する訴えていたが、満州族清朝倒れると、清朝版図である満州ウイグルまで領土にしたくなり、民族主義の民族とは、漢とその周辺五族共和をいうと言い出した。 「五族共和」を参照 しかし、この五族共和論は、すべての民族中華民族同化させ、融合させるという思想変貌する。1921年講演三民主義具体実施方法」では「満、蒙、回、我が漢族同化させて一大民族主義国家となさねばならぬ」と訴え1928年には熱河チャハルモンゴル族居住地域青海西康チベット族居住地域をすべて省制へと移行させ、内地化を行う。 儒教漢文科挙とは無縁の、チベット仏教イスラムの地が中国不可分国土であるなら、制度文物ことごとくに従ってきた朝鮮は、なおいっそう中国不可分国土であるのは当然であり、孫文はその主著三民主義』で、朝鮮を「失われた中国の地」と書いている。

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民族主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 18:49 UTC 版)

ロシア帝国下のグルジア」の記事における「民族主義」の解説

19世紀中期グルジアでは民族的ロマン主義退潮し、代わりに明白な政治運動起こった。この運動は「テレグダレウレビ(グルジア語版)」と呼ばれたサンクトペテルブルク大学卒業したグルジア人学生たちによってはじめられた。中でもイリア・チャフチャヴァゼ1905年以前グルジアにおいて影響力が最も強い民族主義者であり、彼はロシア語話者優遇する社会制度のなかでグルジア人地位改善するために、言語改革グルジア民話などのグルジア文化研究した。チャフチャヴァゼは徐々に保守化しグルジア伝統維持してグルジア農業社会のままにすることを目指した。グルジア民族主義者の「第2世代」(メオレ・ダシ(グルジア語版))はチャフチャヴァゼより保守色が薄くグルジア都市部集中してグルジア人経済支配したアルメニア人ロシア人競争できること訴えた。その中心にあった人物はニコ・ニコラーゼ(英語版)で、彼は西方自由主義理念着目しアルメニアとアゼルバイジャンとともにカフカース連邦構成するというグルジア未来像描いた

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民族主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 09:26 UTC 版)

国民同盟 (イタリア)」の記事における「民族主義」の解説

イタリア人団結愛国主張するのもMSI時代から継承され重要なイデオロギーである。MSI時代ほど露骨ではないものの、愛国主義が最も高まったファシスト政権時代への賛美行われている。党首フィーニムッソリーニ尊敬するとの過去の発言否定する一方集会支持者ファシスト式の敬礼応える行為などを行っている。

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民族主義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 05:58 UTC 版)

コードギアス 反逆のルルーシュ」の記事における「民族主義」の解説

本作で、主に日本人日本など祖国解放のために戦うのを絶対とする主義として用いられる強攻的な思想を取るレジスタンス中にはブリタニア全ての排斥掲げ組織もあり、中にはブリタニア人との交流裏切り扱いする等の狂信的思想もある。カレンや扇も名誉ブリタニア人には否定的見解が強いが、全く理解が無いわけでなく藤堂や「四聖剣」も民族主義者ではない。

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