rare
「rare」とは、珍しい・めったにない・素晴らしい・最高の・生焼けのことを意味する英語表現である。
「rare」とは・「rare」の意味
「rare」とは、「珍しい、滅多にない、特別な、素晴らしい、最高の、(空気が)希薄な」あるいは「肉などが生焼けの」という形容詞の意味を示す英単語である。「rare(珍しい)」と「rare(生焼けの)」は同音異義語であり、成り立ちも異なる。「珍しい」という意味においては、「滅多になく素晴らしい」というポジティブなニュアンスを含む。日本においては「レア」というカタカナ語で定着しており、「レアなアイテム」や「レアアース」など、様々な場面に用いられている。また、「生焼け」という意味においては、肉の焼き加減を表現する用語として「レア」がそのまま用いられ、「肉の中心まで少し熱が入っており、肉汁があふれるほどジューシーで柔らかい食感が楽しめる焼き加減」を示す。「rare」に接尾辞「ly」をつけて副詞化した「rarely」は、「めったに~しない、珍しいほど」といった意味を持つ。また、接尾辞「ness」を付与して名詞化した「rareness」は「珍しさ、希少さ」といった意味を持つ。
「rare」の発音・読み方
「rare」の発音記号は「réər」で、カタカナ読みすると「レェア」である。「rare」の語源・由来
「珍しい」といった意味を持つ「rare」の語源は、「ほとんどない」という意味を持つラテン語「rarus」に由来するとされる。一方、「生焼けの」という意味を持つ「rare」については、「半熟卵」を意味する古英語に由来するという説がある。「rare」の類語
「rare」の類語としては、「unusual(普通ではない)」、「uncommon(稀な、人並外れた)」、「infrequent(希薄な、めったにない)」といった英単語が該当する。「unusual」は「un(否定)+usual(一般的な・通常の)」で構成されているため、「異常である」などややネガティブな意味を示す場合に用いられやすい。次に、「uncommon」は「un(否定)+common(通常の・並みの)」で構成され、人の技能などが飛びぬけて優れている・目立つような場合に適している。最後に、「infrequent」は「in(否定)+frequent(頻出の、度々の)」という構成であるため、「めったに現れない」という意味で用いられる。「rare」を含む英熟語・英語表現
「you are rare」とは
「you are rare」とは、「あなたは珍しい人だ」といった意味を持つ英語表現である。ただし、このような表現は、相手にぶしつけな印象を与える可能性があるため、用い方には注意が必要と考えられる。例えば、日本語でのコミュニケーションをとる場合、「私はカレーが嫌いなんだ」という発言に対して「それは珍しいね!」と返すことは珍しくはないが、英語圏では「Oh that's unique! (へえ、変わってるね!)」や「You have a unique preference. (好みが独特だね)」といった表現の方が一般的である。
「that's rare」とは
「that's rare」とは、「それは珍しい」といった意味を持つ英語表現である。ニュアンスとしては、「めったにない・希少な」という意味を持つため、価値があるものを目にしたシーンなどで用いられる。
「rare」の使い方・例文
「rare」は「珍しい・めったにない」といった意味を持つため、「It is rare for her to get angry.(彼女が怒るなんて珍しい)」や「We were stunned by the rare event.(稀な事象に唖然とした)」、「It's by no means rare.(決して珍しいことではない)」などと使うことができる。なお、「他動詞+rare+名詞」という語順においては「まれに~する」となることもある。また、「though in rare case」という英語表現によって「稀にではあるが」といった意味を示すことができるようになる。単純に「珍しい」という意味だけでなく、「(めったにないほど)最高の・素晴らしい」といったニュアンスを含むため、「He is the rare engineer.(彼は素晴らしい技術者です)」や「I see, she is a rare beauty.(なるほど、彼女は稀有な美女だ)」といった用い方ができる。
一方、「(肉類が)生焼けの」という意味では、「Unfortunately the steak was rare.(残念ながら、そのステーキは生焼けだった)」などと使うことができる。焼き加減の度合を示す言葉としても用いられているため、注文の際に「Rare, please.(レアでお願いします)」と指定することもできる。
アール【R/r】
読み方:あーる
2 〈R〉《right》右を表す記号。野球では右翼手を表す。⇔L。
3 〈r・R〉《radius》半径を表す記号。道路のカーブの曲がりぐあいをこの記号を使って表す。130Rは半径が130メートルの円を描くカーブのこと。数値が小さくなるほど急カーブとなる。また、ギターのフィンガーボード(指板)の形状など、さまざまなカーブの曲率を示す値としても用いる。「—値の測定」
4 《3から転じて》曲線。曲面。カーブ。また、曲線や曲面の曲がり具合。「—のついたキッチンカウンター」「—がきつい」
5 〈R〉《right angle》直角を表す記号。
8 〈R〉《(ドイツ)Röntgen》X線の照射線量を表す単位レントゲンの記号。
9 〈®〉《registered trademark》登録商標を表す記号。多く、商品名の右肩に表示する。
10 〈R〉《restricted》映画鑑賞の年齢制限を表す記号。→R指定
12 〈R〉《round》ボクシングなどで、試合の各回を表す記号。
14 〈R〉《rescue》ヘリコプターの緊急救助用スペースを表す記号。ビルの屋上などに表示される。ヘリポートと異なり着陸はできず、ホバリング(空中停止)しながらロープ等を下げて救助を行う場所を示す。→H9
レア【rare】
レア【rare】
Rare
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 03:49 UTC 版)
「希少な」「珍しい」を意味する英語。レアアイテム - 希少価値をもつ品物。 ステーキ料理等の肉の焼き具合が軽く火を通した(いわゆる生焼け)状態のもの。ステーキ#焼き方を参照。 レア (企業) - イギリスのビデオゲーム制作会社。 レア (オフコースのアルバム) - 1989年に発売された、オフコースのベスト・アルバム。 レア (セレーナ・ゴメスのアルバム)
※この「Rare」の解説は、「レア」の解説の一部です。
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「rare」の例文・使い方・用例・文例
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世界のプラチナ(白金)の年間採掘量は200トン前後です。金の年間採掘産量が4000トンなので、プラチナは金の約20分の1の量しか採掘されていません。下の図は、プラチナの生産量をグラフに表したものです。
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