immunity
immunity
「immunity」の基本的な意味
「immunity」は、免疫という意味であり、生物が病原体や異物に対して自己防衛する能力を指す。免疫システムは、病原体に対抗するために抗体を生成し、感染を防ぐ。また、免疫は特権や免除を意味することもあり、法的な権利や責任からの免除を指す場合もある。「immunity」の語源
「immunity」の語源は、ラテン語の「immunitas」であり、「免除」や「特権」を意味する。これは、ラテン語の「munus」(義務や責任)に接頭辞の「in-」(否定)が付いた形である。英語においては、14世紀に「免除」や「特権」の意味で使われ始め、19世紀には「免疫」の意味での使用が確認される。「immunity」の発音・読み方
「immunity」の発音は、/ɪˈmjuːnɪti/であり、日本語では「イミュニティ」と読む。アクセントは「mu」の部分に置かれる。免疫学分野の学術雑誌「Immunity」
「Immunity」は、免疫学分野の国際的な学術雑誌であり、最新の研究成果やレビューが掲載される。インパクトファクターが高いことで知られている・インパクトファクターとは、ある雑誌に掲載された論文が平均してどれだけ引用されるかを示す指標で、学術雑誌の影響力を測るために用いられる。「immune」と「immunity」の違い
「immune」と「immunity」は、どちらも免疫に関連する言葉であるが、使い方が異なる。「immune」は形容詞であり、「免疫がある」や「免除されている」という意味で使われる。一方、「immunity」は名詞であり、「免疫」や「免除」を意味する。「immunity」を含む英熟語・英語表現
「herd immunity」とは
「herd immunity」は、集団免疫という意味であり、ある集団の中で免疫を持つ個体が一定割合以上に達することで、感染症の拡大が抑制される現象を指す。ワクチン接種によって集団免疫が達成されることが多い。「Nature Immunology」とは
「Nature Immunology」は、免疫学分野の国際的な学術雑誌であり、最新の研究成果やレビューが掲載される。インパクトファクターが高いことで知られており、免疫学研究者にとって重要な情報源となっている。「diplomatic immunity」とは
「diplomatic immunity」は、外交免疫という意味であり、外交官やその家族が赴任先の国の法律から免除される権利を指す。これにより、外交官は公務を遂行する上での自由が保障される。「immunity」の使い方・例文
1. Vaccination provides immunity against certain diseases.(ワクチン接種は、特定の病気に対する免疫を提供する。)2. The ambassador has diplomatic immunity.(大使は外交免疫を持っている。)
3. Herd immunity is crucial for preventing the spread of infections.(集団免疫は感染症の拡大を防ぐために重要である。)
4. The immune system plays a vital role in maintaining our health.(免疫システムは私たちの健康を維持する上で重要な役割を果たす。)
5. The vaccine helps to boost the body's immunity.(ワクチンは体の免疫力を高めるのに役立つ。)
6. The company is immune from prosecution due to a legal loophole.(その企業は法的な抜け穴により起訴から免れている。)
7. The research paper was published in the journal ""Immunity"".(その研究論文は雑誌「Immunity」に掲載された。)
8. People with weakened immunity are more susceptible to infections.(免疫力が弱まっている人は感染症にかかりやすい。)
9. The contract includes a clause granting immunity from liability.(その契約には、責任から免除される条項が含まれている。)
10. The immune response is triggered by the presence of foreign substances.(免疫反応は異物の存在によって引き起こされる。)
イミュニティー【immunity】
免疫
免疫 ( immunity )
免疫
【概要】 「自分」と「自分以外」を識別して、「自分以外」を排除する生体が持っている防御システム。「自分以外」はしばしば細菌やウイルスなどの侵入者であり、免疫によって病気を防いでいる。
【詳しく】 血液の白血球が主に担当し、その中でもマクロファージ、好中球、リンパ球が重要な働きをする。マクロファージが最初の処理に当たって信号を出し、リンパ球が覚えて指名手配や逮捕状を出したり直接相手を破壊したり、好中球は病原体を取り囲んでやっつける。抗体という蛋白を使う場合を液性免疫、細胞成分の連携プレイでやる場合を細胞性免疫という。このように免疫によって異物を排除するしくみは警察機構に似ている。

immunity(免除)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 04:43 UTC 版)
Xが他人から一定の義務を課せられない状態にあることを想定したものであり、その場合におけるXに対する保障を免除という。
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