ISO_2022とは? わかりやすく解説

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ISO/IEC 2022

(ISO_2022 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 06:03 UTC 版)

ISO/IEC 2022(旧称 ISO 2022)は、




  1. ^ 第3次規格までの標題は「情報交換用符号の拡張法」であった。
  2. ^ 初版制定当時の名称は ISO/R 646。その後 ISO 646、さらに ISO/IEC 646 と改称された。しかし、本項では原則として ISO/IEC 646 と表記する。
  3. ^ 初版制定当時の名称は ISO 2022:1973。その後1994年の第4版で ISO/IEC 2022 と改称。初版に対するJISの対応規格は JIS C 6228:1975。1982年第2版の JIS C 6228:1982 はその後 JIS X 0202:1982 と改称された。しかし、本項では原則として ISO/IEC 2022 および JIS X 0202 と表記する。
  4. ^ 初版制定当時の名称は ISO 4873。後に ISO/IEC 4873 と改称された。しかし、本項では原則として ISO/IEC 4873 と表記する。
  5. ^ これは今日では internationalization (i18n。国際化) あるいは multilingualization (m17n。多言語化) と呼ばれる考えかたであるが、当時はヨーロッパの諸言語にまたがるという意味で harmonization (調和) と呼ばれた。後に ISO/IEC 8859 はヨーロッパ諸語以外も包含するものになる。
  6. ^ 論理的には5バイト以上のエスケープシーケンスも用いられ得るが、現時点では ISO/IEC 2022 で規定されているものはない。
  7. ^ a b ISO/IEC 2022が定められた当初は、呼び出しの制御機能には SI (G1からGL領域への呼び出し) と SO (G0からGL領域への呼び出し) しかなかった。そのため、SIを「漢字イン」(制御文字やローマ字の符号表から漢字の符号表にシフトする)、SOを「漢字アウト」(漢字の符号表へのシフトから復する) とする理解が生まれ、ほかの呼び出し制御機能が定められた際には混乱を招いた。実際にはロッキングシフトでは、前の呼び出しを記憶しているわけではない。ちなみに、当時開発されたプリンタ記述言語 (プリンタを制御するための通信手順) には、この漢字イン/漢字アウトの発想が残っているものがある。
  8. ^ シングルシフトには、G2かG3から呼び出しするものしかない。また、8ビット符号の場合、GL領域に呼び出すかGR領域に呼び出すかは最初にアナウンス機能によって決定することになっている。
  9. ^ JIS X 0202:1991 解説「登録」による
  10. ^ a b ISO-2022-JPの場合は、JIS X 0201-1976のラテン文字集合でもよい。
  11. ^ 日本の国コード JP が含まれる名称であるのは、ネットニューズのfj.*グループの利用者およびホストコンピュータのjpドメイン名を電子メールアドレスに含む利用者らの議論による。なお文字集合として使う JIS X 0208 は日本工業規格であり、漢字仮名といった日本語に必須の文字体系のほかに、アラビア数字や種々の記号とともに頭字語用途を主として[要出典]一部のラテン文字ギリシア文字キリル文字も含んでいる。そのため、日本語以外の言語を部分的に表現できる。RFC 1468 の表題は Japanese Character Encoding for Internet Messages (インターネットメッセージのための日本語文字符号化) であることから、特に日本国内にかぎった利用を想定していたわけでもなく、日本語コミュニティでの利用を想定していた。
  12. ^ JIS X 0208:1997 附属書2より引用。また、同解説 3.11 も参照。
  13. ^ EUCでは文字コード (英: codeset)、JISでは符号化表現と呼ぶ。また、一部はキャラクタセットとしてIANAが登録している。


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