ISO-2022-JPと非標準的拡張使用とは? わかりやすく解説

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ISO-2022-JPと非標準的拡張使用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 09:36 UTC 版)

ISO-2022-JP」の記事における「ISO-2022-JPと非標準的拡張使用」の解説

JISコード」(または「ISO-2022-JP」)というコード名規定下では、その仕様通り使用求められる。しかし、Windows OS上では、実際にCP932コードマイクロソフトによるShift_JIS拡張した亜種ISO-2022-JP規定外文字が追加されている。)による独自拡張(の文字)を断りなく使うアプリケーションが多い。この例としてInternet ExplorerOutlook Expressがある。また、EmEditor秀丸エディタThunderbirdのようなマイクロソフト以外のWindowsアプリケーションでも同様の場合がある。この場合ISO-2022-JP範囲外文字使ってしまうと、異な製品間では未定不明文字として認識されるか、もしくは文字化け起こす原因となる。そのため、Windows用電子メールクライアントであっても独自拡張文字使用する警告出したり、あえて使えないように制限しているものも存在するさらにはISO-2022-JP範囲内であってもCP932は非標準文字(FULLWIDTH TILDE等)を持つので文字化け原因なり得るJavaバージョン6以降で、通常のISO-2022-JP形式実装のほか、「x-windows-iso2022jp」というコード名マイクロソフトCP932ベース拡張ISO-2022-JP対応しているまた、符号化方式名をISO-2022-JPとしているのに、文字集合としてはJIS X 0212補助漢字)やJIS X 0201片仮名文字集合いわゆる半角カナ)をも符号化している例があるが、ISO-2022-JPではこれらの文字許容していない。これらの符号化独自拡張実装であり、中にはISO/IEC 2022仕様準拠すらしていないものもある。従って受信側電子メールクライアントがこれらの独自拡張対応してない場合、その文字あるいはその文字を含む行、時にはテキスト全体文字化けすることがある

※この「ISO-2022-JPと非標準的拡張使用」の解説は、「ISO-2022-JP」の解説の一部です。
「ISO-2022-JPと非標準的拡張使用」を含む「ISO-2022-JP」の記事については、「ISO-2022-JP」の概要を参照ください。

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