独自拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 14:18 UTC 版)
メーカーによっては、IEEE 802.11a/b/gとの接続性を確保したまま独自の改良を加えた技術が存在する。高速化技術(圧縮・プロトコル最適化等)としては「SuperAG」「SuperG」「フレームバースト」「フレームバーストEX」などが、到達エリア拡大技術としては「XR(eXtended Range)」がある(SuperAG、SuperG、XRは米クアルコム・アセロスの商標)。これらはメーカーの独自拡張であるため、親機子機が同じメーカー製であり両方が対応していないと効果はない。これらの登場は最大通信速度は54Mbpsである802.11a、11gが主流の頃であったが、その後に大幅に通信速度を向上した802.11nが広まってからはあまり見られなくなった。
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独自拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/27 13:58 UTC 版)
非EBCDICメインフレームやミニコンには、とくに大学において各種の独自拡張が出現した。コモドールマイクロコンピュータは多くの図形記号を自社の非標準ASCII(PETSCII、1963年の最初のASCII標準に基づく)に追加した。IBMは異なる言語と文化のために、最初のIBM PCと以後に製造された機種で8ビット拡張ASCIIコードを導入した。IBMはそれらの文字集合をコードページと呼び、自社で発明したものと他社で発明され使用されていた多くのものの両方に番号を割り当てた。そのため、文字集合をそれらのIBMコードページ番号で示すことが非常によくある。ASCII互換コードページにおいては、下位128個の文字は標準US-ASCIIの値を保持しており、異なったページ(もしくは文字の集合)を上位128個の文字で利用できた。たとえば、北米市場で組み立てられたDOSコンピュータは、フランス語、ドイツ語、および他の少数のヨーロッパ言語で必要なアクセント文字に加え、いくつかの罫線素片を含むコードページ437を使っていた。より大きな文字集合は英語とフランス語(フランスのコンピュータは通常コードページ850を使うが)を組み合わせて書かれた文書の作成を可能にしたが、たとえば、英語とギリシア語の組み合わせは不可能である(これにはコードページ737が必要である)。 ディジタル・イクイップメント・コーポレーション (DEC) はISO 8859の草案に基づき、字数を減らす代わりに文字とダイアクリティカルマークの組み合わせを増やした "Multinational Character Set" を開発した。これはVT220および後継の DEC 製端末によってサポートされた。
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