30-30クラブ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 15:24 UTC 版)
30-30クラブ(the 30-30[1] club)は、メジャーリーグベースボールにおいて、シーズンに30本以上の本塁打と30個以上の盗塁を同時に記録した選手達をいう。パワーとスピードの両方を兼ね備えた者のみが達成可能な記録である。
概要
第1号は1922年のケン・ウィリアムズだが、当時はベーブ・ルースに代表されるようにパワーベースボール全盛の時代で、この記録はあまり重要性を持たず、その後30年以上にわたって達成者がいなかった。
1969年から1978年にかけて、ボビー・ボンズが5度達成し、この記録のパイオニアとも言える存在となった。そして、1983年にデール・マーフィーがこの記録を達成してMVPを獲得した頃から注目されるようになった。
その後、パワーとスピードを兼ね備えた選手がもてはやされることとなり、先述マーフィーは史上6人目(11回目)の達成者であったが、1987年から2021年にかけての35年間で、37人が延べ54回達成している。
また、40本塁打40盗塁を達成した選手を示す「40-40クラブ」(the 40-40 club)もあり[2]、1988年のホセ・カンセコがその第1号である[2]。2024年シーズン終了時点で6人の達成者がおり[2]、このうちアルフォンソ・ソリアーノは二塁打も40本を超えている。また、2024年9月19日に大谷翔平はMLB史上初の50本塁打50盗塁を達成した。
なおNPBでは2023年シーズン終了時点で40本塁打40盗塁を達成した選手は存在していない[3](40本塁打40盗塁に最も近づいたのは、1987年に記録した秋山幸二の43本塁打38盗塁[3][4])。
30-30達成者
2023年シーズン終了時点での「30-30クラブ」達成者は下記の通り。なお、「40-40クラブ」(40本塁打40盗塁)達成者については、表内で太字掲載している。
達成順 |
年度 |
受賞選手 |
回数 |
所属チーム |
本塁打 |
盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1922 | ケン・ウィリアムズ | セントルイス・ブラウンズ[注 1] | 39 | 37 | |
2 | 1956 | ウィリー・メイズ | ニューヨーク・ジャイアンツ | 36 | 40 | |
3 | 1957 | ウィリー・メイズ | 2度目 | ニューヨーク・ジャイアンツ | 35 | 38 |
4 | 1963 | ハンク・アーロン | ミルウォーキー・ブレーブス | 44 | 31 | |
5 | 1969 | ボビー・ボンズ | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 32 | 45 | |
6 | 1970 | トミー・ハーパー | ミルウォーキー・ブルワーズ | 31 | 38 | |
7 | 1973 | ボビー・ボンズ | 2度目 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 39 | 43 |
8 | 1975 | ボビー・ボンズ | 3度目 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 32 | 30 |
9 | 1977 | ボビー・ボンズ | 4度目 | カリフォルニア・エンゼルス | 37 | 41 |
10 | 1978 | ボビー・ボンズ | 5度目 | シカゴ・ホワイトソックス →テキサス・レンジャーズ |
31 | 43 |
11 | 1983 | デール・マーフィー | アトランタ・ブレーブス | 36 | 30 | |
12 | 1987 | ダリル・ストロベリー | ニューヨーク・メッツ | 39 | 36 | |
13 | 1987 | エリック・デービス | シンシナティ・レッズ | 37 | 50 | |
14 | 1987 | ハワード・ジョンソン | ニューヨーク・メッツ | 36 | 32 | |
15 | 1987 | ジョー・カーター | クリーブランド・インディアンス | 32 | 31 | |
16 | 1988 | ホセ・カンセコ | オークランド・アスレチックス | 42 | 40 | |
17 | 1989 | ハワード・ジョンソン | 2度目 | ニューヨーク・メッツ | 36 | 41 |
18 | 1990 | バリー・ボンズ | ピッツバーグ・パイレーツ | 33 | 52 | |
19 | 1990 | ロン・ガント | アトランタ・ブレーブス | 32 | 33 | |
20 | 1991 | ハワード・ジョンソン | 3度目 | ニューヨーク・メッツ | 38 | 30 |
21 | 1991 | ロン・ガント | 2度目 | アトランタ・ブレーブス | 32 | 34 |
22 | 1992 | バリー・ボンズ | 2度目 | ピッツバーグ・パイレーツ | 34 | 39 |
23 | 1993 | サミー・ソーサ | シカゴ・カブス | 33 | 36 | |
24 | 1995 | バリー・ボンズ | 3度目 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 33 | 31 |
25 | 1995 | サミー・ソーサ | 2度目 | シカゴ・カブス | 36 | 34 |
26 | 1996 | バリー・ボンズ | 4度目 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 42 | 40 |
27 | 1996 | バリー・ラーキン | シンシナティ・レッズ | 33 | 36 | |
28 | 1996 | ダンテ・ビシェット | コロラド・ロッキーズ | 31 | 31 | |
29 | 1996 | エリス・バークス | コロラド・ロッキーズ | 40 | 32 | |
30 | 1997 | バリー・ボンズ | 5度目 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 40 | 37 |
31 | 1997 | ジェフ・バグウェル | ヒューストン・アストロズ | 43 | 31 | |
32 | 1997 | ラリー・ウォーカー | コロラド・ロッキーズ | 49 | 33 | |
33 | 1997 | ラウル・モンデシー | ロサンゼルス・ドジャース | 30 | 32 | |
34 | 1998 | アレックス・ロドリゲス | シアトル・マリナーズ | 42 | 46 | |
35 | 1998 | ショーン・グリーン | トロント・ブルージェイズ | 35 | 35 | |
36 | 1999 | ジェフ・バグウェル | 2度目 | ヒューストン・アストロズ | 42 | 30 |
37 | 1999 | ラウル・モンデシー | 2度目 | ロサンゼルス・ドジャース | 33 | 36 |
38 | 2000 | プレストン・ウィルソン | フロリダ・マーリンズ | 31 | 36 | |
39 | 2001 | ボビー・アブレイユ | フィラデルフィア・フィリーズ | 31 | 36 | |
40 | 2001 | ホセ・クルーズ・ジュニア | トロント・ブルージェイズ | 34 | 32 | |
41 | 2001 | ブラディミール・ゲレーロ | モントリオール・エクスポズ | 34 | 37 | |
42 | 2002 | アルフォンソ・ソリアーノ | ニューヨーク・ヤンキース | 39 | 41 | |
43 | 2002 | ブラディミール・ゲレーロ | 2度目 | モントリオール・エクスポズ | 39 | 40 |
44 | 2003 | アルフォンソ・ソリアーノ | 2度目 | ニューヨーク・ヤンキース | 38 | 35 |
45 | 2004 | ボビー・アブレイユ | 2度目 | フィラデルフィア・フィリーズ | 30 | 40 |
46 | 2004 | カルロス・ベルトラン | カンザスシティ・ロイヤルズ → ヒューストン・アストロズ |
38 | 42 | |
47 | 2005 | アルフォンソ・ソリアーノ | 3度目 | テキサス・レンジャーズ | 36 | 30 |
48 | 2006 | アルフォンソ・ソリアーノ | 4度目 | ワシントン・ナショナルズ | 46 | 41 |
49 | 2007 | デビッド・ライト | ニューヨーク・メッツ | 30 | 34 | |
50 | 2007 | ジミー・ロリンズ | フィラデルフィア・フィリーズ | 30 | 41 | |
51 | 2007 | ブランドン・フィリップス | シンシナティ・レッズ | 30 | 32 | |
52 | 2008 | グレイディ・サイズモア | クリーブランド・インディアンス | 33 | 38 | |
53 | 2008 | ハンリー・ラミレス | フロリダ・マーリンズ | 33 | 35 | |
54 | 2009 | イアン・キンズラー | テキサス・レジャーズ | 30 | 31 | |
55 | 2011 | マット・ケンプ | ロサンゼルス・ドジャース | 39 | 40 | |
56 | 2011 | ライアン・ブラウン | ミルウォーキー・ブルワーズ | 33 | 33 | |
57 | 2011 | ジャコビー・エルズベリー | ボストン・レッドソックス | 32 | 39 | |
58 | 2011 | イアン・キンズラー | 2度目 | テキサス・レジャーズ | 32 | 30 |
59 | 2012 | マイク・トラウト | ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム | 30 | 49 | |
60 | 2012 | ライアン・ブラウン | 2度目 | ミルウォーキー・ブルワーズ | 41 | 30 |
61 | 2018 | ホセ・ラミレス | クリーブランド・インディアンス | 39 | 34 | |
62 | 2018 | ムーキー・ベッツ | ボストン・レッドソックス | 32 | 30 | |
63 | 2019 | ロナルド・アクーニャ・ジュニア | アトランタ・ブレーブス | 41 | 37 | |
64 | 2019 | クリスチャン・イエリッチ | ミルウォーキー・ブルワーズ | 44 | 30 | |
65 | 2021 | セドリック・マリンズ | ボルチモア・オリオールズ | 30 | 30 | |
66 | 2023 | ロナルド・アクーニャ・ジュニア | 2度目 | アトランタ・ブレーブス | 41 | 73 |
67 | 2023 | フリオ・ロドリゲス | シアトル・マリナーズ | 32 | 37 | |
68 | 2023 | フランシスコ・リンドーア | ニューヨーク・メッツ | 31 | 30 | |
69 | 2023 | ボビー・ウィット・ジュニア | カンザスシティ・ロイヤルズ | 30 | 49 | |
70 | 2024 | 大谷翔平 | ロサンゼルス・ドジャース | 54 | 59 | |
71 | 2024 | ホセ・ラミレス | 2度目 | クリーブランド・ガーディアンズ | 39 | 41 |
72 | 2024 | ボビー・ウィット・ジュニア | 2度目 | カンザスシティ・ロイヤルズ | 32 | 31 |
エピソード他
- ポジション別に見ると、外野手の達成者が圧倒的に多く、投手、捕手は0。指名打者は大谷翔平のみ。内野手は下記の通り。
- 一塁手…ジョー・カーター(一塁84試合・外野62試合の兼任)、ジェフ・バグウェル
- 二塁手…アルフォンソ・ソリアーノ(4回目の2006年のときは外野手)、ブランドン・フィリップス、イアン・キンズラー
- 三塁手…トミー・ハーパー、ハワード・ジョンソン、デビッド・ライト、ホセ・ラミレス
- 遊撃手…バリー・ラーキン、アレックス・ロドリゲス、ジミー・ロリンズ、ハンリー・ラミレス、フランシスコ・リンドーア、ボビー・ウィット・ジュニア(2回達成、遊撃手で複数回は史上初)
- 最多はボビーとバリーのボンズ親子で各5回。以下、ソリアーノ4回、ハワード・ジョンソンが3回。2回は2023年時点で10人。
- ボンズ親子は現時点で唯一の親子での達成者でもある。
- 「50-50クラブ」は2024年シーズンの大谷翔平まで達成者がいなかった。2023年シーズンまでに、異なる年度で50盗塁、50本塁打を片方ずつ達成しているのは下記の2人のみ。
- バリー・ボンズ(1990年に53盗塁、2001年に73本塁打。)
- ブレイディ・アンダーソン(1992年に53盗塁、1996年に50本塁打。)
- 「30-50クラブ」(30本塁打50盗塁)は4人達成者がいる(1987年のエリック・デービス、1990年のバリー・ボンズ、2023年のロナルド・アクーニャ・ジュニア、2024年の大谷翔平)。
- その逆の「50-30」(50本塁打30盗塁)は長らく達成者がいなかったが、2024年シーズンに大谷翔平が達成した(それまでは、「30-30」達成者の中では1997年のラリー・ウォーカーの49本塁打が最多だった)。
- 「50-20」は達成者が5人おり、ウィリー・メイズ、ブレイディ・アンダーソン、ケン・グリフィー・ジュニア、アレックス・ロドリゲス、大谷翔平が達成している。
- 「40-30」は達成者が12人おり15度達成されている。
- 「30-40」は達成者が18人おり23度達成されている。
- 表には含まれないが、「20-80」の達成者は2人(3回)いる。
- リッキー・ヘンダーソン(1985年:24本塁打80盗塁、1986年:28本塁打87盗塁)
- エリック・デービス(1986年:27本塁打80盗塁)
- 同じチームで同一シーズンに複数の「30-30」達成者が出たのは下記の2チーム(詳細は上表参照)。
- 1987年のニューヨーク・メッツ(ダリル・ストロベリー、ハワード・ジョンソン)。
- 1996年のコロラド・ロッキーズ(ダンテ・ビシェット、エリス・バークス)。
- 1991年、ハワード・ジョンソンは30-30と同時に30失策を記録した(史上初、現在まで唯一[注 2])。
- ナ・リーグ所属チームの選手が多く、2023年までの達成者の中で、ア・リーグ所属チームの選手は19人がのべ22回達成しているのみである。(アルフォンソ・ソリアーノがニューヨーク・ヤンキース・テキサス・レンジャーズ時代に1人で3回達成している。シーズン途中にリーグをまたいで移籍した1978年のボビー・ボンズと2004年のベルトランは除く。)
- 2011年のカーティス・グランダーソンは史上初の40本塁打、10三塁打、25盗塁を達成した。
- 2012年のマイク・トラウトは史上初の新人での達成者となった。
- 2024年の大谷翔平は史上初の指名打者での達成者となった。また、30-30達成時108試合は史上最速だった。
- 2024年ボビー・ウィット・ジュニアが2回目を達成、遊撃手で複数回は史上初。
関連項目
- トリプルスリー - 日本プロ野球における3割30本30盗塁。
- 300-300クラブ
- 20-20-20クラブ
- Power–speed number
脚注
注釈
出典
- ^ “ドジャース・大谷翔平、日本人選手初の『30-30』達成 マルチ安打&自身初1試合3盗塁の大暴れ”. news.yahoo.co.jp. BASEBALLKING (2024年8月4日). 2024年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月4日閲覧。
- ^ a b c “40-40 club: 40 steals, 40 homers in a season”. MLB.com. (2020年4月10日) 2023年9月28日閲覧。
- ^ a b “メジャーですら4人、阪神1位佐藤40-40の期待”. 日刊スポーツ. (2020年10月27日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ “走れぬ大砲が野球をつまらなくする? 「トリプル3」どころか「40本-40盗塁」を追う大リーガーを見習え”. 産経ニュース. (2015年10月10日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ 1963年、33本塁打41盗塁
- ^ 1980年、31本塁打39盗塁
- ^ 1987年、43本塁打38盗塁。1990年、35本塁打51盗塁
- ^ 2001年、30本塁打44盗塁
- ^ 2019年、35本塁打33盗塁
外部リンク
オシャレ30・30
(3 0 - - 3 0 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/20 13:34 UTC 版)
オシャレ30・30 | |
---|---|
ジャンル | トーク番組 |
構成 | 藤井青銅ほか |
演出 | 大垣信良 倉増吉継 ほか |
司会者 | 古舘伊知郎 阿川泰子 |
出演者 | 週替わりゲスト |
音楽 | 前田憲男 服部克久 鳥山雄司 |
オープニング | 伊集加代子グループ「オシャレ30・30のテーマ」 |
国・地域 | ![]() |
言語 | ![]() |
製作 | |
チーフ・プロデューサー | 原薫太郎 |
プロデューサー | 大垣信良 倉増吉継 ほか |
制作 | 原薫太郎 |
製作 | 日本テレビ |
放送 | |
放送チャンネル | 日本テレビ系列 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 1987年1月4日 - 1994年6月26日 |
放送時間 | 日曜 22:00 - 22:30 |
放送分 | 30分 |
番組年表 | |
前作 | おしゃれ |
次作 | おしゃれカンケイ |
『オシャレ30・30』(おしゃれサーティーズ・サーティー)は、日本テレビ系列局ほかで放送された日本テレビ製作のトーク番組。製作局の日本テレビでは1987年1月4日から1994年6月26日まで、毎週日曜 22:00 - 22:30 (JST) に放送。資生堂の一社提供番組。
概要
それまで平日昼に放送されていた『おしゃれ』の後継番組に当たり、『午後は○○おもいッきりテレビ』の開始による同枠撤廃を控え、改めて日曜夜に資生堂枠が新設された。以降、資生堂一社提供のトーク番組は全て同枠で放送されている。編成の都合から、開始当初の3か月間は『おしゃれ』と並行して放送されていた。資生堂提供『おしゃれ』シリーズの第2弾であるが、唯一『オシャレ』とカタカナ表記となっている。
司会はフリーアナウンサーの古舘伊知郎と、ジャズシンガーの阿川泰子。番組タイトルの30・30とは「30歳代のための30分のトーク番組」という意味があり、古舘と阿川が当時30歳代であったこともあり、番組は主に30代の芸能人・著名人をゲストに迎えた。テーマ曲は、前田憲男作曲で高橋達也&東京ユニオンが演奏し、コーラスは伊集加代子グループが担当した[要出典]。番組後期は阿川が歌唱するバージョンに変わり、こちらは後述する歌のプレゼントとして歌唱した楽曲とともにビクターからレコード化されている。
番組の最後には古舘がゲストに「あなたにとっておしゃれとは?」と聞いていき、それに対しゲストは自分の考えを述べ、併せて、番組オリジナルの純金の会員証に番組内でのトークから古舘が考えたゲストのキャッチフレーズを書き込んでプレゼントする。阿川がゲストとのトークのあと、歌のプレゼントを披露したり、資生堂のインフォマーシャル(『おしゃれ』のエンディングで放送されていた流れを汲むもの)にピアニストの鈴木宏昌と出演した[要出典]。
TBSで放映されていたトーク番組『Ryu's Bar 気ままにいい夜』(毎日放送製作)の司会者・村上龍が当番組にゲストで出演したことがある。同時期に放送されていたトーク番組の司会者同士がトークを行う異例の回になり、『Ryu's Bar ~』の舞台裏等話もされた。この時の番組開始は通常のテーマ曲の代わりに『Ryu's Bar~』のテーマ曲『クレオパトラの夢』が流され、村上本人が登場する演出がなされた[要出典]。
2019年11月6日(水曜日)には東映チャンネルにて松田優作出演回(1989年8月20日放送)の再放送が行われた。
1994年6月末で終了し、第3弾の『おしゃれカンケイ』へ引き継がれる。古舘はそのまま司会を続投。理由は、この年の12月に古舘が40歳を迎えるにあたり、番組の主軸である「30歳代のため」にブレがでるためである。
スタッフ
- 構成:笠博勝、藤井青銅、腰山一生、飯田まち子、下尾雅美
- 音楽:前田憲男、服部克久、鳥山雄司
- 音楽協力:OFFICE NO.3、セッションM
- TD:松本晃、鈴木康介
- カメラ:南良郎、鈴木博、小林宏義、工藤恂児、福田和美、秋山真、鈴木康介、木村博靖
- 技術:竹内一也、佐々木伸郎、坂東秀明、鈴木康介
- 調整:今井正、川島正義(春)、葉満田修、九里隆雄、藤原慶太、斎藤智徳、牧野和侑、坂本誠二、北村嘉明、鈴木利之、河田稔、柴田康弘
- 照明:松村登貴雄
- 音声:吾妻光良、古川誠一、田中勝己
- 音効:見浪史郎、桐原ひとみ、三神直、長谷川龍
- オーディオコーディネート:鳥飼弘昌
- 美術:山浦俊夫
- デザイン:田原英二、道勧英樹
- 装置:和田俊輔、佐藤正男
- 小道具:松崎純一、川蔦佳代子、今野輝昭
- タイトル画:北田哲哉(也)
- スタイリスト:永作由美子、COCE、平山睦子、橋本美香、村田恵津子、関恵美子、中村のん、宇佐美周洋、馬場郁雄、江波真理子
- 雑貨スタイリスト:吉本由美
- ヘアメイク:浅井昭彦、尚司芳和、猪(横)畠明良、こばやしあきら、池田瑞穂
- 編集:宮原明男、吉森浩、八木義則、日下石京子、前田馨、柘植香織
- TK:野口かず実、大久保千代美、田村京子、有沢京子、山田眞由美、佐野由香里
- MA:中田順一、西村善雄
- 広報:保坂朱美、野口和子
- 演出:大垣信良、倉増吉継、宮坂博隆、高鳥一郎、土屋泰則、橋口洋之
- プロデューサー:大垣信良、倉増吉継、油井慎次郎、高鳥一郎、宮坂博隆
- 制作→チーフプロデューサー:原薫太郎
- 製作著作:日本テレビ
ネット局
系列は当番組終了時(1994年6月)のもの。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ | 日本テレビ系列 | 制作局 | |
北海道 | 札幌テレビ | 同時ネット | ||
青森県 | 青森放送 | 遅れネット →同時ネット |
[1] | |
岩手県 | テレビ岩手 | 同時ネット | ||
宮城県 | ミヤギテレビ | |||
秋田県 | 秋田放送 | |||
山形県 | 山形テレビ | テレビ朝日系列 | 1993年3月まで[2] | |
山形放送 | 日本テレビ系列 | 1993年4月から[3] | ||
福島県 | 福島中央テレビ | |||
山梨県 | 山梨放送 | |||
新潟県 | テレビ新潟 | |||
長野県 | テレビ信州 | 遅れネット →同時ネット |
[4] | |
静岡県 | 静岡第一テレビ | 同時ネット | ||
富山県 | 北日本放送 | |||
石川県 | 北陸放送 | TBS系列 | 遅れネット | 1990年3月27日まで[5] 末期は火曜 19:25 - 19:54にて放送[6] |
テレビ金沢 | 日本テレビ系列 | 同時ネット | 1990年4月開局から | |
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
中京広域圏 | 中京テレビ | 日本テレビ系列 | ||
近畿広域圏 | 読売テレビ | |||
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | 遅れネット →同時ネット |
[7] | |
広島県 | 広島テレビ | 同時ネット | ||
山口県 | 山口放送 | |||
香川県・岡山県 | 西日本放送 | |||
愛媛県 | 南海放送 | |||
高知県 | 高知放送 | |||
徳島県 | 四国放送 | |||
福岡県 | 福岡放送 | |||
長崎県 | テレビ長崎 | フジテレビ系列 | 同時ネット →遅れネット |
1991年3月まで[8] |
長崎国際テレビ | 日本テレビ系列 | 同時ネット | 1991年4月開局から | |
熊本県 | くまもと県民テレビ | |||
大分県 | テレビ大分 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |
||
宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | フジテレビ系列 | 遅れネット | 1994年3月まで[9] |
鹿児島読売テレビ | 日本テレビ系列 | 同時ネット | 1994年4月開局から | |
沖縄県 | 沖縄テレビ | フジテレビ系列 | 遅れネット | [10] |
脚注
- ^ 番組開始から1991年9月までは、土曜17:30 - 18:00に放送。その後1991年10月の青森朝日放送開局に伴い、同時ネットとなった。
- ^ 放送当時はフジテレビ系列。1993年4月の山形放送移行後は、『日曜洋画劇場』(テレビ朝日系列)に切り替えられた。
- ^ ネット開始以前は『日曜洋画劇場』を放送していた。なお山形県では、この放映権移行により『日曜洋画劇場』と本番組が枠交換された。
- ^ 番組開始から1991年3月までは、当該時間帯で『日曜洋画劇場』を同時ネットしていた関係で、1週遅れの日曜18:30 - 19:00に放送していた。その後1991年4月の長野朝日放送開局に伴い、同時ネットとなった。
- ^ テレビ金沢の開局に伴い、TBS系列局における本枠のネットは終了した。
- ^ 『北日本新聞』1990年3月27日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 番組開始から1989年9月までは、当該時間帯で『日曜洋画劇場』を同時ネットで放送していた関係で、6日遅れの土曜22:00 - 22:30に放送していた。その後1989年10月に同時ネットとなった。
- ^ NNNに加盟していた(NNSには非加盟)番組開始から1990年9月までは同時ネットで、NNNの脱退後の同年10月から1991年3月までは遅れネットだった。
- ^ 1987年4月からネット開始。当該時間帯がフジテレビ系列の同時ネット枠だった関係で、1週遅れの日曜22:30 - 23:00に放送していた。なお、1992年10月から1994年3月までは、日本テレビ・フジテレビ両系列局としては唯一、『新伍&紳助のあぶない話』(フジテレビ系列の関西テレビ制作)と本番組の一社提供のトーク番組を2本連続で放送していた。
- ^ 番組開始から1988年3月までは木曜19:00 - 19:30に放送されていたが、その後同年4月からは月曜19:30 - 20:00に移行していて、後継番組の『おしゃれカンケイ』・『おしゃれイズム』に至るまでこの時間帯での遅れネットは2015年3月まで放送されていた(月曜に移動後は、1時間スペシャル時には19:00から放送されていた。なお、同年4月以降は月曜19時台がネットワークセールス枠に転換されたことに伴い金曜19:27 - 19:57の5日遅れで放送されている。)。
日本テレビ系列 日曜22:00 - 22:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
オシャレ30・30
【ここから資生堂一社提供枠】 |
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FXのチャート分析ソフトMT4で1つのチャート画面に2つの通貨ペアを表示するには
FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)では、1つのチャート画面に1つの通貨ペアのチャートが表示できます。2つの通貨ペアのチャートを見比べたい時には、2つのチ...
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CFD業者ではほとんどの銘柄にスプレッドを設定しています。下の図は、GMOクリック証券の「日本225」の注文画面です。これは、8419ポイントで売り注文ができ、8422ポイントで買い注文ができることを...
FXのチャート分析ソフトMT4でボリンジャーバンドの1σ、2σ、3σを一度に表示するには
ボリンジャーバンドは、+1σと-1σの間で推移するのがおよそ68%、+2σと-2σの間で推移するのがおよそ95%、そして、+3σと-3σの間で推移するのがおよそ98%といわれています。FX(外国為替証...
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スワップポイントは、通貨ペアを売りポジション、あるいは、買いポジションした場合に発生する利息です。スワップポイントは、FX業者によって設定されて1日ごとに変動します。次の表は、2012年5月24日現在...
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CFDで取り扱う債券は、日本やアメリカ合衆国などの国債先物が銘柄として用意されています。国債先物は、主に機関投資家などが取引を行っているものです。なお、先物は期限の決められた商品のため、期日までに決済...
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FX(外国為替証拠金取引)のチャート分析ソフトMT4(Meta Trader 4)では、インディケーターを起動中にある数値に達した時にメール通知することができます。メール通知をするには、MT4でのメー...
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