3代目 RE3/4型とは? わかりやすく解説

3代目 RE3/4型(2006年-2011年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 01:46 UTC 版)

ホンダ・CR-V」の記事における「3代目 RE3/4型(2006年-2011年)」の解説

日本では2006年10月12日発表し13日発売した。(北米2006年9月欧州2007年1月発売従来角ばった箱型ボディから一転欧州車高級SUV雰囲気のようなプレミアム感演出し全体的に丸み帯びたグラマラスボディ纏うこととなったボディサイズはさらに拡大され全幅は1,820mmとなった。この事で車格も1ランクアップし、日本市場今までライバルとされた車種より装備質感価格帯大幅に上回った当初のコンパクトクロスオーバーSUVからミディアムサイズクロスオーバーSUVとなったが、これはSUVブーム沈静した日本市場よりも販売台数が多い北米市場からの大型化要請、および、欧州・アジア市場からのプレミアムクロスオーバーSUV化への要請意識したためである。日本市場におけるこれまでの初代2代目車格ポジション2007年2月発売されクロスロード事実上受け皿となったエクステリアデザインは、フロントマスクは同社ステップワゴンなどと共通のデザインモチーフが採用され、サイドウインドウの扇形ライン初代ストリーム彷彿とさせるクーペフォルムとなっており、さらにメッキモールを施して全体的にプレミアム感演出した。また、初代2代目背面背負っていたスペアタイヤを全タイプ床下収納となりテールゲートも横開き式から跳ね上げ式に改められた。また、見た目高級感重要視する日本市場の上グレードには、バンパー下部およびボディサイドシルのプロテクター部分をメタリックグレーの塗装施してさらなる高級感演出し4WD廉価グレード「X」および北米・欧州アジア仕様では「バンパーバンパーらしく」との声から、同部分黒色の原着となる。 インテリアワイルド機能性重視初代2代目から、プレミアム重視インテリアとなり全体的にシンプルなデザインであるが上質な雰囲気醸し出している。初代2代目設定されていた折りたたみ式センターテーブルが廃され代わりに大型センターコンソール装着されたことで前後ウォークスルー不可能になった。さらに、左右独立エアコンやステアリングテレスコピック機能イモビライザーなどを全グレード標準装備運転席助手席パワーシート運転席にはシュクラ製の電動ランバーサポート一部標準装備するなど、高級セダン車並の装備特徴で、4WD廉価グレード「X」を除きヒーター付き本革シート黒またベージュ)もオプション選択可能である。 動力性能面では、エンジン2代目モデル後期型)のK24A型のままの据え置き(北米モデルではエンジン型式はK24Z)だが、170PSにチューンアップされ、ドライブ・バイ・ワイヤ採用した4WDシステムも、デュアルポンプクラッチ容量アップとワンウェイカムユニットの追加により、伝達駆動力とレスポンスアップを計り全体的な底上げ施され一方エアロダイナミクス良化するためボディ底部アンダーカバー配するなど新しい取り組みもある。走り性能は、ベースとなっているアコード模範とし、特に日本欧州市場からの要請であったSUVにしてはタイヤ小さい」の声に応えるため、18インチタイヤが標準装着できるシャシーとなって全体的な動力性能大幅に向上した安全装備は、全グレードVSA標準装備した他、18インチタイヤや最上位グレード「ZXi」(4WD)「ZLi」(FF)にはAFSCMBSIHCC、サイドカーテンエアバッグシステム、オートワイパー、オートライトHondaスマートキーシステムなどを標準装備し、ホンダの上セダン車種以上に充実した内容となった2007年4月18日中国仕様車が発表中国市場では2009年年間販売台数10万台を突破する人気車種となっている。 2007年9月20日に初のマイナーチェンジが行なわれ、新グレードZX」(4WD)「ZL」(FF)が登場した同時に「ZXi」(4WD)「ZLi」(FF)に、木目調パネル採用し新色追加された。 2008年2月21日特別仕様車ZX」(4WD)「ZL」(FF)を発売したアルカンターラ インテリア木目調パネルHDD NAVI標準装備し、ボディカラー専用色を含む4色のみ設定された。 2008年8月28日マイナーチェンジが行われた。新グレードZX〈アルカンターラスタイル〉、ZX〈レザースタイル〉、ZL〈アルカンターラスタイル〉、ZL〈レザースタイル〉が登場した2009年9月17日3回目マイナーチェンジスマートなデザインフロント周りとなり、アルミホイール新デザインとなった内装は前席アームレスト長さと幅を広くし、角度調節機能追加したほか、シート表皮やドアグリップなど変更された。ボディには遮音材などを導入し静粛性向上した。「Honda HDD インターナビシステム」は改良行ない、「HDDナビ アルカンターラスタイル」、「HDDナビ レザースタイル」、「ZXi」、「ZLi」にはインターナビシステムを標準装備した。北米仕様ではエンジンが166hpから180hpにパワーアップ燃費も1MPG向上した2011年2月10日FF車の「ZL」、4WD車の「ZX」をベースに、インターナビシステムとスマートキーキー2個付)を装備した特別仕様車HDDナビ スマートエディション」を発売した2011年11月生産終了在庫応分のみの販売となる。 2011年12月4代目バトンタッチして販売終了日本ではあまり売れなかったが、海外では大ヒットしたモデルだった。 日本仕様サイドアンダーミラープリズム反射用いて左側ドアミラー一体化させたプリズムアンダーミラーを初採用ドアミラーウインカー標準化された。プリズムアンダーミラーは、デザイン上で最大障害となる左前面の補助ミラー廃止するためのアイデアである。 日本仕様の上グレードはドアグリップと下部グリルスリット部分メッキ塗装施している。(他の地域向けはドアグリップがボディ同色黒色スリット部分グレードによってメッキ塗装されているか黒色になっている。) 欧州仕様にはR20A型やディーゼルのN22A型の設定もあり、多様なエンジン搭載している他、エアウェイブなどに採用されている、スカイルーフ仕様上級グレード設定されている。 ATのみの日本北米他の仕様ではパーキングブレーキ足踏み式であるが、欧州オセアニア市場設定されているMT仕様車のパーキングブレーキは、スバル・アルシオーネSVXルノー・カングー似た形状のハンドレバータイプとなる。 北米での需要高まりを受け、2007年より米国オハイオ州・イーストリバティ(East Liberty工場メキシコ工場での生産開始した2007年より北米でのSUVベストセラーとなっている。 後期型フロント 後期型リア

※この「3代目 RE3/4型(2006年-2011年)」の解説は、「ホンダ・CR-V」の解説の一部です。
「3代目 RE3/4型(2006年-2011年)」を含む「ホンダ・CR-V」の記事については、「ホンダ・CR-V」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「3代目 RE3/4型」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「3代目 RE3/4型」の関連用語

3代目 RE3/4型のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



3代目 RE3/4型のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのホンダ・CR-V (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS