3代目 SA2(MG33S)型(2011年 - 2016年)
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「日産・モコ」の記事における「3代目 SA2(MG33S)型(2011年 - 2016年)」の解説
2011年2月15日に「MRワゴン」に遅れてフルモデルチェンジされた。車両型式はMG33S型、社内型式はSA2型である。 ヘッドランプ形状は「MRワゴン」とは異なり、シャープさと可愛らしさを兼ね備えた丸みのある形状で、フロントデザインもメッシュが入った専用の横長グリルとバンパーを採用。同時に、ボンネットもヘッドライト周辺の造形が異なるモコ専用品を採用している。ボディカラーもモコ専用カラー「モコベリーパールメタリック(MRワゴンに設定される「カシスピンクパールメタリック」よりやや明るめのピンク)」や「アーバンブラウンパールメタリック」等の新色を加えた計6色を用意。 先代比65mm拡大された新プラットフォームを採用し、室内長も180mm拡大されたことでゆとりのある室内空間を実現。内装ではブラウンの千鳥格子柄のシートを採用したほか、インパネの広範囲に艶のあるピアノブラック調のフィニッシャーを採用して上質感を演出した。 さらに、エンジン・トランスミッションの変更に加え、高張力銅板を効率的に多用した軽量ボディの採用により、全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%(「G FOUR」のみ「平成22年度燃費基準+20%」)」を達成。 グレード体系は「S」(MRワゴン「G」相当)、「Sアイドリングストップ」(同「ECO-L」相当、2012年5月15日追加発売)、「X」(同「X」相当)、「X アイドリングストップ」(同「ECO-X」相当、2011年6月8日追加発売)、「G」(同「T」相当、ターボエンジンを搭載)の5グレード(4WD車はそれぞれ「S FOUR」、「X FOUR」、「G FOUR」となる。アイドリングストップ搭載車は2WD車のみ)である。なお、モコは全車オーディオレスが基本で、MRワゴンでは全車標準装備が基本となるディスプレイ(タッチパネル式)付CD一体AM/FMラジオ+バックモニターは「S/S FOUR」を除く全グレードにメーカーオプションとなっており、MRワゴン「T」の2WD車に設定されているフロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ、ESP(車両走行安定補助システム、ヒルホールドコントロール・ブレーキアシスト付)、可倒式アシストグリップ(運転式)のセットオプションもモコでは設定されていない。 なお、アイドリングストップ搭載車は日産が展開するエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE(ピュアドライブ)」の第5弾の車種となっており、同グレードのリアには「PURE DRIVE」エンブレムが装着される(一部改良を行った2013年7月以降、カタログの写真では「PURE DRIVE」エンブレムは装着されていないが、実際は装着されている)。
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