3代目 S170型(1999年 - 2004年)
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「トヨタ・クラウンマジェスタ」の記事における「3代目 S170型(1999年 - 2004年)」の解説
1999年9月 - 発売。このモデルよりクラウン同様にプラットホームが一新され、ボディ形状がこれまでのハードトップからドアサッシュ(窓枠)を持つセダンへ変更された。先代同様、衝突安全ボディGOAを採用。 搭載エンジンは先代と同じであるが、4.0Lのモデルは出力が280PSに向上している(直6モデルは220PS)。 4.0L、3.0Lの両グレード共にベースグレードのAタイプ、上位グレードのCタイプの2種類のみの展開となる。4.0L Cタイプにはエアサスペンションが装着され、4WD仕様のi-Four(このモデルのみ4AT)が存在している。 専用のオプションでフードクレストマークを装着できるようになり、全体的に大きくなった車幅に対し、目安を付けることで運転しやすくなっている。ベースカラーはホワイト・ベージュ系のツートンと、ダークブルー系のツートンが主に使用されている。なお、ナビタイプが、従来のCD-ROMからDVD方式に変更された。後期型ではオットマン機構などの特殊装備も追加され、ドライバーよりも助手席や後部席の居住性を確保する仕様になっている。 2000年4月 - 一部改良。電動リアサンシェードの設定拡大および単独オプション化、本革シートの設定拡大を実施した。 2000年8月 - 排気ガス記号を「GH」から「TA」へ変更(4.0L Cタイプ i-Fourを除く全車)。 2001年8月 - マイナーチェンジ。フロントグリル、テールランプなどを変更。 2002年1月 - クラウンマジェスタ10周年を記念して特別仕様車を設定。3.0L Cタイプ、4.0L Cタイプ/Cタイプ i-Fourをベースに、外板色にホワイトパールクリスタルシャイントーニングGを含む計4種類を設定するとともに、専用色ブラックの本革シート・内装(アイボリーも設定)や専用オープニング画面のDVDボイスナビゲーション付EMV(エレクトロマルチビジョン)、専用16インチアルミホイール(クローム調)、プライバシーガラス(リヤサイド、バックガラス)を採用するなど、一層高級な仕様とした。また、10th Anniversaryのロゴが入った木目調インストルメントパネル、専用ワイヤレスキー2本(本革キーケースならびにキー収納ボックス、サブキー1本セット)、専用本革張り車検証入れなどを採用し、10周年記念ならではの特別仕様車としている。 2004年6月 - 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。 2004年7月 - 4代目とバトンタッチして販売終了。
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