3代目 SD-RBM1001
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「GOPAN」の記事における「3代目 SD-RBM1001」の解説
2013年1月23日に3代目モデルとなるSD-RBM1001が発表された。 2012年12月末時点で国内累計販売数が30万台を達成した一方、ユーザーからはコンパクト化・低騒音化・おいしさの向上を望む声があったことから、今回、日本国内のホームベーカリーとしては業界初となるインバーターモーターを搭載。前機種のSBM1000ではミル工程用と練り工程用の回転数が異なる2つのモーターを搭載していたが、インバーターモーターは回転数が可変し、ミル工程も練り工程も1つのモーターで対応できるようになったため、幅が11.8cm短い24.0cmとなった。奥行は3.3cm長い31.5cmになったものの、設置面積で約25%のコンパクト化を実現し、パナソニック製の他ホームベーカリーとほぼ変わらないサイズとなった。パナソニックのホームベーカリーとしてはフラッグシップ機の位置づけとなる。 さらに、ミル構造に改良を加え、大きな対流を作って材料をしっかり混ぜ合わせ、ミル羽の凹凸面を使って米をすりつぶすことで効率よく切削できるようになった結果、より低回転ですりつぶせるようになり、ミル時の運転音が約50dbに低減された。また、製パンプロセスを見直し、練り工程と発酵工程でより時間をかける一方、加熱構造を改良した蓋の採用によって熱効率を上げたことで焼き工程を短縮。この結果、皮はパリッと、中はふっくらとした焼き上がりとなった。 さらに、「レーズン・ナッツ容器」と「アレンジ生地コース」の搭載により、米パン生地に具材を練り込んだり、具材入りの米パンができるようになりバリエーションが広がった。米パン羽根は練り羽根・ミル羽根・羽根台に分解でき、ミル羽根をエッジレスとしたことでお手入れしやすくした。ボディカラーはホワイトに加え、ブラウンを加えた2色展開となった。本機種の発売に合わせ、小麦グルテン、ドライイースト、砂糖+食塩+設定油脂がセットとなっており、米を用意するだけですぐに作れる「GOPAN」専用の小麦グルテン&副材料セット(SD-PGF5)も同時に発売される。
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