3代目 T11型系とは? わかりやすく解説

3代目 T11型系(1981年-1982年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:09 UTC 版)

日産・バイオレット」の記事における「3代目 T11型系(1981年-1982年)」の解説

チェリーF-IIその後継車パルサーに次ぐ日産前輪駆動車であり、新開発CAエンジン搭載し日産世界戦略車として位置づけられた。競合車種トヨタ・カムリホンダ・アコードマツダ・カペラ三菱・ギャランボディタイプ4ドアセダンと5ドアハッチバックの2種類ボディ一体化したウレタンバンパー採用されCD値は0.38(5ドアハッチバック)で、当時としては先進的なスタイルであったものの、カラードバンパーサイドプロテクター上級グレードのみの装備であった。なお、当時日産FF前輪駆動技術には未熟な点があったため、エンジンの振動トルクステア挙動大きい・MT車ギアレシオが高すぎるなどの欠点があった。また、駆動方式と2,000ccのモデル有無除けば日産店での主力車種ブルーバード排気量は1,600cc、1,800cc、2,000cc)と同クラス・同排気量バイオレットリベルタ排気量は1,600cc、1,800cc)が競合したことも販売面で不利だった1981年6月 - バイオレット リベルタVIOLET LIBERTA発売4ドアセダンと5ドアハッチバックのラインナップセダングレード展開は7種類で上から1800ZX-E、1800SX、1800GL、1600GF、1600GL、1600DX、1600T-DX。対してハッチバックは5種類の展開となっており、上から1800ZX-E、1800SX、1800GL、1600GF、1600GLで販売された。(1800ZX-Eはバイオレット史上最初で最後パワーウインドー集中ドアロック採用された。)カラーバリエーションは、ホワイトシルバーメタリック、ライトブルーメタリック、ベージュメタリック、ダークレッドメタリック、ワインレッドメタリック、ワインレッドメタリック/ダークグレーメタリック(特別塗装色)の7種類。なお先モデルにあった3ドアハッチバッククーペのオープンバックは消滅したアイルランドでは、セミペットアイルランドカーオブザイヤー1981受賞している。 1982年6月 - 販売終了後継として、日産店取扱車種として1クラス下のN12型パルサーセダンベースのリベルタビラ新たに投入するバイオレットリベルタ実質的な後継車であることを示す「リベルタ」の名前が使われている。販売間中新車登録台数累計オースター/スタンザ合算して45730台。

※この「3代目 T11型系(1981年-1982年)」の解説は、「日産・バイオレット」の解説の一部です。
「3代目 T11型系(1981年-1982年)」を含む「日産・バイオレット」の記事については、「日産・バイオレット」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「3代目 T11型系」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「3代目 T11型系」の関連用語

3代目 T11型系のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



3代目 T11型系のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日産・バイオレット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS