リベルタ・ビラ
リベルタは自由・独立の意味で、ビラは別荘のこと。ともにイタリア語である。新型FFセダンのもつ高級感とスポーティ感を表現した。初代モデルは、1982年6月デビュー。ノッチバックのFF4ドアセダンで、エンジンは1.5Lを搭載。2代目パルサー・セダンを分離したかたちの登場で、発表時期も同じだった。
86年10月、フルモデルチェンジ、セダンに加えて3ドアハッチバック車を追加した。やはりパルサー(3代目)と兄弟車だった。エンジンはガソリンが1.5Lと1.6Lディーゼルは1.7LのNAをそろえた。88年10月、フロントグリルなど外観変更、ATの安全機構の採用を行ったが、90年8月に生産を終えた。
日産・リベルタビラ
(リベルタビラ から転送)
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リベルタビラ(LIBERTA VILLA)は、1982年から1990年まで日産自動車が日本国内向けに製造・販売していた小型乗用車。パルサーの日産店向け姉妹車にあたる。
- ^ 『GEIBUN MOOKS No.419 70年代の名車たち PART2』(芸文社、2003年11月10日発行、ISBN 4-87465-674-9)のp.38-p.41でA10バイオレット(2代目バイオレット)が紹介されているが、この記事の中のバイオレットに関する解説文でも「後にバイオレットリベルタに、さらにリベルタビラとなってバイオレットは消滅した」との一文があり、バイオレットリベルタの販売終了とリベルタビラの登場が同時だったことやバイオレットリベルタ・リベルタビラともに車名に「リベルタ」が使用されたこともあって一般的には「リベルタビラはバイオレットリベルタの後継車」「バイオレットリベルタがフルモデルチェンジされて1クラス下のリベルタビラとなった」と考えられている。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第40号13ページより。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第61号18ページより。
- 1 日産・リベルタビラとは
- 2 日産・リベルタビラの概要
- 3 車名の由来
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