妙光寺 (新潟市)とは? わかりやすく解説

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妙光寺 (新潟市)

(角田山妙光寺 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/28 05:18 UTC 版)

妙光寺
位置 北緯37度47分50.8秒 東経138度49分46.8秒 / 北緯37.797444度 東経138.829667度 / 37.797444; 138.829667座標: 北緯37度47分50.8秒 東経138度49分46.8秒 / 北緯37.797444度 東経138.829667度 / 37.797444; 138.829667
山号 角田山
宗旨 日蓮宗
創建年 1313年
開山 摩訶一房日印
文化財 山門、三重小塔、鐘楼
法人番号 6110005002826
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妙光寺(みょうこうじ)は、新潟県新潟市西蒲区角田浜にある日蓮宗の寺院である。山号は角田山。旧本山は大本山本圀寺(六条門流)、奠師法縁(奠統会)。角田浜の三題目として知られる。

歴史

文永8年(1271年)、寺泊を船出して佐渡に配流される日蓮が、強風のため角田浜に漂着して穴に棲む悪蛇(のちの七面大明神)を教化し、岸、岩、波に三題目を書き遺したという。

正和2年(1313年)、日蓮ゆかりの地として日印(大本山本圀寺、日蓮の孫弟子)が創建した妙法寺が起源である。当初は三題目にちなみ妙法寺・蓮華寺・経王寺の一山三ヶ寺の一つであったが、蓮華寺と経王寺は移転し、妙法寺を妙光寺に改称した。その後2度の火災に遭い、宝暦14年(1764年)に本堂が再建された。

1989年、永代供養の墓「安穏廟」を開始[1]

境内

本堂
  • 本堂 平成13年(2001年)中澤敏彰の設計で再建された。
  • 客殿 宝暦14年(1764年)に再建されたものを昭和56年(1981年茶谷正洋の設計で鞘堂を建立して保存したもの。
  • 山門 文化年間の建立という。平成18年(2006年)国の登録有形文化財となった。
  • 三重小塔 江戸時代末期頃に他から移築されたと伝わる。平成16年(2004年)山崎完一の監修で解体修理が行われた。平成18年(2006年)国の登録有形文化財となった。
  • 鐘楼 平成18年(2006年)国の登録有形文化財となった。
  • 祖師堂 旧本堂の内陣部分を再生したもの。
    • 野沢清の設計による庭園がある。

文化財

登録有形文化財(国登録)

交通アクセス

脚注

関連資料

  • 市川智康『日蓮聖人の歩まれた道』水書房(1989年、128-130頁参照)

外部リンク




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