製造時期による相違とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 製造時期による相違の意味・解説 

製造時期による相違

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 14:52 UTC 版)

新幹線E3系電車」の記事における「製造時期による相違」の解説

E3系量産先行車R1編成)(2013年 大宮駅R1編成 1995年平成7年製造量産先行車落成時はS8編成として登場先頭車前面形状量産車異なり400系に近い形状となっている。 運転台窓上に前照灯後部標識灯運転台窓下高輝度放電灯HID灯)を光源とした補助灯(2灯式)がある。補助灯(HID灯)は先代400系において、運転士より在来線区間での照度向上が改善点として挙げられたことから、試験的に採用したのである落成時は下枠交差パンタグラフを3基搭載しており、E326-1・E325-1には新幹線区間用のPS9034形、E329-1には在来線区間用のPS204X形を搭載していた。量産化改造の際にシングルアーム式に交換されている。 E326-1・E325-1のパンタグラフカバーは、空気シリンダーによる上下可動式のものを装着している。これは在来線区間走行時には車両限界抵触しないようカバー下げて運用し新幹線区間走行時にはカバー200 mm上昇させて運用するのである。E329-1は在来線区間パンタグラフのため、カバー固定式となっている。 男性トイレ便器斜めに設置されている。 落成時のロゴマークは「Series E3」だった(後に量産車と同じロゴマーク変更)。 11号車 (E311-1) の静電アンテナ大きさ量産車異なる。 落成時は川重製造分を一旦逗子まで甲種輸送し、東急車輌製造分と合わせて納入され計画であったが、阪神大震災影響川重製造分が遅れた為、東急車輌製造分の先に納入された。 量産化改造前に山形新幹線内で試運転実施したことがあるE6系導入に伴い2013年平成25年7月20日をもって営業運転終了し廃車となった。 R2 - R16編成 1997年平成9年3月開業前落成した量産車当初は5両編成であったが、翌年E328形連結して6両編成とされた。そのため、E329形E328形13号車と14号車)の連結部にはパンタグラフのない「がい子カバー」(量産車ではパンタグラフカバーから名称変更)が存在するR1編成も同様・上記写真2つ目が該当する)。 トンネル微気圧波対策騒音低減のため、先頭車前面形状変更した前述)。 前照灯後部標識灯運転台窓下にまとめられた。高輝度放電灯HID)は量産先行車試験採用したのであるが、量産車からは正式に採用となった客室内量産先行車とほぼ同じであるが、量産車では側窓カーテン秋田竿灯デザイン織り込んでいる。 運転台機器配置大幅に変更した前述)。 パンタグラフ新規開発低騒音タイプのPS206形シングルアーム式パンタグラフ採用したパンタグラフ自体低騒音化できたことから、量産先行車の上可動式のパンタグラフカバーは廃止し新たに碍子およびケーブルヘッドを気流から保護するスロープ状の「がい子カバー」を設置したR17編成 1998年平成10年)に落成した増備車。同年暮れダイヤ改正に伴う輸送力増強用として増備された。これ以降落成した編成当初より6両編成組成されている。E329形E328形13号車と14号車)の連結部にあったパンタカバーを省略。これにより、パンタカバーの数は2つ変更運転室前面ワイパー補助ワイパー含めて2本装備VVVFインバータ制御装置は当編成までGTOサイリスタとなっており、上記変更点を持つR17編成以降の中では唯一の存在であった2008年夏休みシーズンには全日本空輸 (ANA) とのコラボレーション企画で、「ポケモン・ピカ乗りサマー仕様としてR21編成と共にラッピングされた。 R17編成までグリーン車座席 R17編成まで12 - 14号車座R17編成まで15 - 16号車座R18 - R26編成 2002年平成14年)から2005年平成17年)にかけて、輸送力増強200系更新車の後期製造分置換え用に落成した増備車。 R17編成までとの主要な相違点を以下に挙げる連結外幌材質ポリウレタンから合成ゴム変更普通車座席前方にもフットレスト装備座席形状座面スライド機能付きのものに変更VVVFインバータ制御装置素子GTOサイリスタからIGBT変更落成当初からDS-ATC搭載11・16号車にフルアクティブサスペンションを、12 - 15号車セミアクティブサスペンションそれぞれ搭載座席肩部グリップ装備ドアチャイム追加11号車のトイレ温水洗浄便座変更男性トイレ仕様変更。(R18 - R23編成のみ) 3席分ずつに設けられていた荷物棚支柱省略 (R24 - R26編成のみ)。 R18編成以降グリーン車座席 R18 - R23編成12 - 14号車座R26編成12号車内荷物棚支柱省略され車内見付けがすっきりとしている。 E3系0番台(「こまち」用)編成表東京秋田 大曲 → 号車11 12 13 14 15 16 形E311形(M1sc) E326形(M2) E329形(T1) E328形(T2) E325形(M1) E322形(M2c) 搭載機器CI,CP MTr,CI SIV×2 CI,CP MTr,CI 座席グリーン車 普通車 定員23 67 60 68 64 56 編成R11 1 1 1 1 1 R22 2 2 2 2 2 :: : : : : : R2525 25 25 25 25 25 R2626 26 26 26 26 26 編成一覧表E3系0番台編成名落成日製会社6両編成化編成名削除備考S8→R11995年3月28日 川崎重工業 1998年10月29日 2013年8月26日 量産先行車1997年3月19日量産化改造) R21996年10月9日 1998年11月1日 2013年12月13日 R31996年10月14日 1998年11月4日 2014年5月26日 R41996年10月22日 1998年11月6日 2014年1月9日 R51996年10月28日 東急車輛製造 1998年11月9日 2013年4月26日 R61996年11月6日 1998年11月12日 2013年4月12日 E3系廃車第1号 R71996年11月11日 川崎重工業 1998年11月22日 2013年5月17日 R81996年11月15日 1998年11月24日 2013年5月24日 R91996年11月22日 1998年11月26日 2013年6月7日 R101996年12月2日 1998年11月28日 2013年8月27日 R111996年12月12日 東急車輛製造 1998年10月30日 2013年9月13日 R121996年12月21日 1998年11月17日 2013年11月27日 R131997年1月10日 1998年12月5日 2013年10月19日 R141997年1月30日 1998年11月14日 2013年12月1日 R151997年2月7日 1998年11月16日 2014年1月28日 R161997年2月17日 1998年11月19日 2014年3月8日 R171998年9月30日2013年7月28日 R182002年10月23日 川崎重工業700番台とれいゆ)に改造 R192002年11月18日2021年3月1日 700番台現美新幹線)に改造 R202003年3月24日2015年12月17日 R212003年9月16日2021年9月13日 撤退前は、東北新幹線付属編成Wi-Fi有り R222003年10月27日2021年11月25日 R232003年12月1日2014年5月25日 2両は1000番台L55編成)に改造編入 R242005年4月4日2013年12月4日 2両は1000番台L54編成)に改造編入 R252005年7月11日2013年12月18日 5両は1000番台L54編成)に改造編入 R262005年7月25日2014年7月6日 5両は1000番台L55編成)に改造編入

※この「製造時期による相違」の解説は、「新幹線E3系電車」の解説の一部です。
「製造時期による相違」を含む「新幹線E3系電車」の記事については、「新幹線E3系電車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「製造時期による相違」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」から製造時期による相違を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から製造時期による相違を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から製造時期による相違を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「製造時期による相違」の関連用語

製造時期による相違のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



製造時期による相違のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの新幹線E3系電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS