第212突撃大隊とは? わかりやすく解説

第212突撃大隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 01:33 UTC 版)

クローン・トルーパー」の記事における「第212突撃大隊」の解説

クローン・コマンダーコーディ指揮執るオレンジ色マーキング施した部隊ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービ率いた分離主義者のグリーヴァス将軍との遭遇率が高く幾度となく彼の部隊戦闘繰り広げている。 コーディ(Cody/CC-2224) クローン・コマンダー一人で第7空中軍団やそこに所属する第212突撃大隊の指揮官格闘長けており一般クローン・トルーパー倒せなかったバトル・ドロイド格闘戦で破壊するなど軍事格闘長けているコーディ第1世代クローンではあるが、クローン戦争最初の戦いであるジオノーシスには参戦していない。 ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービ副官として3年間彼を支えており、オビ=ワンとは密接な友情育んでいる。オビ=ワン影響受けたコーディ彼に似た冷静沈着名指揮官に成長していく。オビ=ワンのことを知り尽くしたコーディは、互いに短い言葉だけで彼との連係プレイを可能としており、分離主義将軍グリーヴァスとの戦闘ではオビ=ワン連携して何度も追いつめている。また、オビ=ワン弟子であるアナキンとの合同任務多さから第501大隊との関係も深く第501大隊指揮官であり階級的にはコーディより下のレックスとは互い呼び捨てし、タメ口で話す間柄となっている。レックスとは様々な苦難乗り越えており、戦後十数年たった後のレックスも一番親しかったトルーパーとしてコーディの名前を挙げている。 大戦末期勃発した惑星ウータパウの戦いでは、オビ=ワン窮地駆け付ける戦闘中部隊指揮しながらもオビ=ワン戦闘中落としたライトセーバー回収し談笑しながら返却する場面見られ友好的なやり取りをしていた。しかしその直後ジェダイ抹殺指令オーダー66」が共和国から発動され共和国実質パルパティーン)に従うコーディオビ=ワン砲撃命じ友情よりもバイオチップによる命令クローンにとっての最優先事項である事を示した。 「バイオ・チップ」の設定発表される以前執筆された小説版EP3では、オーダー66発令時にもう少し命令早ければライトセーバーを渡さなかったのに」と、直前オビ=ワンとのやり取り指して愚痴こぼしたり、戦友としてよく知るオビ=ワン実力冷静に分析して慎重に砲撃指示していたりと、クローン・トルーパーは必ずしもオーダー66無感情機械的に遂行していたわけではなく僅かな人間性確かな戦術的思考持って実行していたことが描かれている(他にもバイオ・チップ設定発表される以前執筆されたスピンオフ小説では、個人意思によってオーダー66遂行拒否したクローン兵が少数存在したという設定もある)。 ダヴィジャン(Davijaan/CC-2237) 共和国宇宙軍所属戦闘機パイロットクローン・コマンダー1人で第212突撃大隊と同じ第7空中師団属すファイター部隊「スクワッド・セブン」の指揮官でもある。コールサインは「オッド・ボール」。 戦争初期オッド・ボール指揮官ながら命を左右する出来事際し冷静さを失うことがあり、上官であるジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービ救われる局面多かった。しかし、戦争長期化するにつれ成長していったオッド・ボールは「獲物絶対に逃さないパイロット」として他の部隊クローンにも知れ渡るパイロットに成長し多く戦いで共和国勝利貢献した。ジェダイ・パダワン・アソーカ・タノが留置場から脱走した際には、アナキン・スカイウォーカー命令従い彼女を追跡し追い詰めることに成功している。コルサントの戦いではスクワッド・セブンを率いてアナキン・スカイウォーカーオビ=ワン・ケノービと共に独立星系連合軍のドロイドスターファイター戦闘繰り広げパルパティーン高議救出大きく貢献したワックサー(Waxer) 第212突撃大隊内のゴースト中隊所属したクローン・トルーパー部隊長として小隊率いることもあった。 ワックサークローン大戦通して同僚クローンであるボイル行動することが多かった心優しく穏やかな性格であり、戦争苦し人々のためなら多少命令無視をすることもあったワックサーは、ジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービコマンダー・コーディと共に数々任務秀でた活躍をみせ、ボイルと共にオビ=ワンコーディから大隊中でも特に優秀な兵士として信頼されていた。 惑星ライロス戦いでは。街に設置されドロイド軍とプロトン砲の破壊殲滅作戦従事。この任務ボイルと共に偵察任務任されていたワックサーは、そこでトワイレックの少女ヌーマ出会う少女救出し、彼女の協力の元、ドロイドの裏をかくことに成功した彼らは、最終的に惑星解放成功する。この戦いでヌーマからトワイレッキ語で「ネーラ(兄弟)」と慕われ2人はこの戦い以降自分たちのアーマーヌーマイラスト描き加えていた。第2次ジオノーシスの戦いではコーディより、敵地墜落したガンシップからオビ=ワン救出する任務与えられる味方援護を受けながらも敵地最前線2人のみで突入したワックサーボイルブラスター飛び交う戦火の中から重症オビ=ワン救出彼の命を救った戦争中期、アンバラ侵攻作戦参加したワックサーは第212大隊小隊指揮官として部隊率いていた。この任務ワックサー第501大隊代理指揮官であるジェダイ将軍・ポング・クレルからクローン変装したアンバラ民兵殲滅任務命じられる。しかし、これはクレルによる罠であり、ワックサー小隊本物第501大隊同士討ちしてしまうことになる。クレルの罠に気づいたキャプテン・レックス介入により全滅免れた両部隊だが、この戦いで死傷者多く出しワックサー重傷を負う。ワックサー最期の力でレックスクレル命令攻撃したことを伝えその後兄弟殺した後悔言葉吐きながら息絶えた彼の死をきっかけクレル逮捕決意したクローンたちは最終的に彼を反逆罪逮捕し処刑することになる。ワックサーの死の瞬間はクローンウォーズシリーズを通して初めキャラクターが涙を流したシーンとなる。 ボイル(Boil) 第212突撃大隊内のゴースト中隊所属したクローン・トルーパー小隊長として部隊指揮することもあった。 ボイルクローン大戦通して同僚クローンであるワックサー行動することが多かった同僚ワックサー対照的にぶっきらぼう皮肉屋であったボイル任務対し忠実ありながらも、思うよういかないときには不満を漏らすことが多かったジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービコマンダー・コーディと共に数々任務秀でた活躍をみせ、ワックサーと共にオビ=ワンコーディから大隊中でも特に優秀な兵士として信頼されていた。 惑星ライロス戦いでワックサーとの偵察任務にてトワイレックの少女ヌーマ出会うボイル当初任務足手まといになると少女見捨てようとするが、ワックサー説得ヌーマとの交流通して少女を救うことを決意少女協力の元、ドロイドの裏をかくことに成功した彼らは、最終的に惑星解放成功する。この戦いでヌーマからトワイレッキ語で「ネーラ(兄弟)」と慕われ2人はこの戦い以降自分たちのアーマーヌーマイラスト描き加えていた。第2次ジオノーシスの戦いではコーディより、敵地墜落したガンシップからオビ=ワン救出する任務与えられる味方援護を受けながらも敵地最前線2人のみで突入したボイルワックサーブラスター飛び交う戦火の中から重症オビ=ワン救出彼の命を救ったアンバラの戦い親友ワックサー戦死した後も、ボイルは第212大隊活躍しキロス戦い惑星クリストフシスでのクインラン・ヴォスアサージ・ヴェントレスドゥークー伯爵捜索任務などに参加したクローン戦争終結後ボイル生死不明であるが、クローン戦争終結から約15年後、ボイルワックサーに命を救われ成長した少女ヌーマ帝国立ち向かうレジスタンス戦士としてチャム・シンドゥーラの補佐務めた。この反乱運動通してヌーマ左腕に第212突撃大隊のクローン・アーマーを装着し装甲の上腕部分にオーラベッシュ文字で「ボイル」の名前を刻んでいた。 グレガー(Gregor/CC-5576-39) 第212突撃大隊所属キャプテン同大所属クローン・コマンドー部隊「フォックストロット・グループ」の指揮官であったエリート兵士であるクローン・コマンドー一人であったグレガー戦争初期数々戦い従軍したその後、キャプテン・グレガーは惑星サーリッシュの戦い参加。この戦闘共和国歴史的大敗となり、グレガー搭乗していたシャトル墜落により記憶喪失陥る惑星アバファーに漂着し、サラスタンのボーカスによって発見されたとき記憶なくしていたグレガーは、ボーカスの元で彼の経営する食堂皿洗いとして働くことになる。グレガー手放したくなかったボーカスはクローン・コマンドー・アーマーと武器隠し彼の素性隠し続けた戦争中期、ミーバー・ガスコン大佐率い共和国ドロイド部隊「D分隊」が特別任務最中惑星アバファーに漂着。彼らは任務手に入れた暗号化モジュール共和国届けるために新たな船を探していた。そんな時、ガスコン偶然にグレガー出会う記憶喪失グレガー協力を得るため、ガスコンR2-D2クローンホログラム彼に見せるよう命令するR2-D2親しクローンキャプテン・レックスホログラムと、グレガー自身の手首に埋め込まれ認識コード見たグレガー記憶取り戻す。グレガー自身素性隠し続けていたボーカスと衝突したうえでアーマー武器取り戻し、D分隊協力この分隊が惑星脱出するための船を奪取するため、分離主義者のドロイド駐屯地一人襲撃した数多くドロイド一人倒していったグレガーはD分隊シャトル乗せることに成功グレガー救出しようとするガスコンとD分隊に「仕えることができて光栄だった」「自分生きて帰る」ことを告げ引火性の高いライドニウムを爆破。D分隊を逃がすことに成功する生死不明となったその後グレガーについての詳細詳しく知られていないが、抑制チップ取り除いてオーダー66には参加しなかったことが語られている。また、帝国樹立後にはストーム・トルーパー第一世代訓練教官務めていたが、後に逃亡したことが『スターウォーズ バッド・バッチ』で語られた。 クローン戦争から15年後にはキャプテン・レックスやコマンダー・ウォルフとともに惑星シーロスの改造AT-TE引退生活満喫していた。戦争での後遺症から軽い狂気を伴う陽気な性格となったグレガーは、レックスたちと共に反乱同盟軍協力。ロザル戦役にて、反乱大きな転換期となるロザル解放戦に参加し惑星を救う大きな活躍見せるも主要メンバーの中で唯一瀕死の重傷を負う。最後レックス看取られながら穏やかな表情で死を迎えた

※この「第212突撃大隊」の解説は、「クローン・トルーパー」の解説の一部です。
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