秋田鉄道買収・編入後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 18:14 UTC 版)
詳細な急行・準急・快速列車の沿革については「八幡平 (列車)」を参照 1934年(昭和9年)6月1日 秋田鉄道を買収・国有化し花輪線に編入。沢尻・南扇田の両季節停留場を駅に変更、鏡田・池内・片山の各季節停留場を廃止。機関車5両、ガソリンカー6両、客車16両、貨車23両を引き継ぐ。 8月1日 陸中花輪-湯瀬間ガソリンカー運転開始(旧秋田鉄道線はガソリンカー導入済)。 1942年(昭和17年)4月1日 尾去沢駅を土深井駅に改称 1944年(昭和19年)11月11日 沢尻駅・南扇田駅前日限りで休止。南扇田駅は現在に至るまで再開されず。 1957年(昭和32年)4月1日 小豆沢駅を八幡平駅に改称 6月1日 毛馬内駅を十和田南駅に改称 1960年(昭和35年)12月1日 東大更・小屋の畑・陸中大里の各駅を新設 1961年(昭和36年)4月20日 北森駅を新設 12月28日 龍ヶ森信号場を駅に変更 1962年(昭和37年)2月20日 盛岡 - 秋田間に準急「よねしろ」運転開始(1963年に1往復増発し2往復に) 1965年(昭和40年)10月1日 上野 - 大鰐間に急行「みちのく」(下り1号・上り2号)、仙台 - 弘前間(釜石・宮古経由)に準急「さんりく」運転開始 1966年(昭和41年)3月5日 準急「よねしろ」「さんりく」を急行に格上げ 10月1日 急行「よねしろ」2往復のうち1往復と「さんりく」を廃止し仙台 - 秋田間(釜石・宮古経由)に急行「陸中」運転開始。「みちのく」下り1号・上り2号の大鰐編成を弘前発着に変更 11月1日 横間駅を新設 1968年(昭和43年)5月16日 9時48分頃に発生した十勝沖地震により、東北本線が大きな被害を受けたため、東北本線のダイヤがほぼ正常に戻るまで、上野 - 青森間の特急「はつかり」を花輪線に迂回させる措置が採られた。 10月1日 急行「よねしろ」を「はちまんたい」に改称。 1970年(昭和45年)10月1日 急行「みちのく」廃止、仙台 - 秋田間に急行「よねしろ」運転開始 1971年(昭和46年)9月30日 蒸気機関車8620形の運行終了にともない無煙化 1972年(昭和47年)3月15日 急行「陸中」の宮古-盛岡間・急行「はちまんたい」を「よねしろ」に統合し、急行「よねしろ」は宮古・盛岡 - 秋田間の運転となる 1982年(昭和57年)11月15日 急行「よねしろ」の運転区間を盛岡 - 大館・弘前間に変更 1984年(昭和59年)2月1日 全線の貨物営業を廃止 1985年(昭和60年)3月14日 急行「よねしろ」を格下げして快速「八幡平」運転開始 1986年(昭和61年)11月1日 秋田 - 陸中花輪間に急行「よねしろ」運転開始 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化にともない東日本旅客鉄道が承継 1988年(昭和63年)3月13日 岩手松尾駅を松尾八幡平駅に、龍ヶ森駅を安比高原駅に改称 1995年(平成7年)12月1日 湯瀬駅を湯瀬温泉駅に、陸中花輪駅を鹿角花輪駅に改称 1996年(平成8年)4月19日 午後2時ごろ、十和田南 - 末広間の線路と並行する市道が土砂崩れによる通行止めとなる。この際、市道に落ちた巨岩による二次災害防止のため十和田南 - 大滝温泉間で運転を見合わせ、バス代行輸送となる。 4月25日 巨岩撤去工事が終わり、十和田南 - 大滝温泉間が復旧。 10月7日 同年4月に発生した土砂崩れ現場にコンクリート防護工事を行うため十和田南 - 大滝温泉間を不通として、同日よりバス代行輸送を開始。 12月26日 防護工事が終わり、運転を再開、バス代行輸送を終了。 1997年(平成9年)9月3日 午後6時55分ごろ、東大館 - 大館間の長木川橋で、大雨による増水により橋脚1本が傾いていたところに大館発盛岡行きの列車が通りがかり、橋を渡りきったところで脱線する事故。東大館 - 大館間が不通となり、バス代行輸送となる。 12月8日 東大館 - 大館間の復旧工事が終了し、大館午後6時38分発の上り列車から運転を再開。 1998年(平成10年)12月 好摩 - 大更間特殊自動閉塞化 1999年(平成11年)7月 大更 - 荒屋新町間特殊自動閉塞化 12月4日 荒屋新町 - 大館間特殊自動閉塞化、全線CTC化 2002年(平成14年)12月1日 東北本線盛岡 - 目時間がIGRいわて銀河鉄道に移管され、東北本線との直通運転からいわて銀河鉄道線への直通運転に変更。急行「よねしろ」廃止。 2007年(平成19年)9月17日 大雨によって岩手県内の川沿いの線路の土砂が崩れた影響で、松尾八幡平 - 鹿角花輪間が不通に。20日からバス代行輸送開始 9月28日 松尾八幡平 - 荒屋新町間が復旧 10月6日 荒屋新町 - 鹿角花輪間復旧、バス代行輸送終了 2009年(平成21年)3月14日 松尾八幡平 - 盛岡間区間運転列車すべて廃止 2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震発生により全区間不通に 3月18日 好摩 - 松尾八幡平間が復旧 3月19日 松尾八幡平 - 大館間が復旧 4月7日 東北地方太平洋沖地震の余震発生により全区間で再び不通 4月11日 全線復旧 2013年(平成25年)8月9日 秋田・岩手集中豪雨の影響で、柴平 - 十和田南で線路の盛土が崩れたため、全線不通に 8月13日 好摩 - 鹿角花輪間が復旧 9月4日 鹿角花輪 - 大館間が復旧 2015年(平成27年)3月14日 北森駅を好摩側へ530 m(営業キロでは0.6 km)移転。快速「八幡平」が廃止。
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