秋田駅 - 青森駅間とは? わかりやすく解説

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秋田駅 - 青森駅間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 13:29 UTC 版)

奥羽本線」の記事における「秋田駅 - 青森駅間」の解説

区間湖西線・北陸本線IRいしかわ鉄道線あいの風とやま鉄道線えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン信越本線白新線羽越本線とともに日本海縦貫線」を形成していることから、通称として区間を「奥羽北線」、福島駅 - 秋田駅を「奥羽南線」と称することがある。これらは全線開通前に奥羽北線」「奥羽南線」と呼ばれた区間とは異なる。 優等列車以外は、大きく分けて秋田駅 - 大館駅間、大館駅 - 弘前駅間、弘前駅 - 青森駅間の3系統分割され運行体系となっており、さらに秋田駅 - 八郎潟駅東能代駅間、鷹ノ巣駅 - 大館駅弘前駅間および碇ヶ関駅 - 弘前駅間の区間列車や、秋田駅 - 追分駅間では男鹿線弘前駅 - 川部駅間では五能線への直通列車それぞれ設定されている。おおむね1 - 2時間に1本程度運行であるが、秋田駅 - 追分駅八郎潟駅間、弘前駅 - 青森駅間では1時間1 - 3程度運行されている。また、秋田駅 - 青森駅間の直通列車2019年3月改正時点毎日1.5往復設定されている。一部列車ワンマン運転行っている。2010年代半ば以降大館駅での系統分割減少し弘前駅での系統分割増加する傾向にある。上りのみ羽越本線への直通列車運行されており、東能代酒田行きが2本、休日運休八郎潟新屋行きが1本運行されている。 2016年3月26日改正で、津軽新城駅 - 青森駅間の列車新設されそのうち夕方の1本は、津軽線蟹田津軽新城行き運行される。そのため津軽新城駅 - 青森駅では毎時2 - 3運転されている。 2010年12月4日改正において、青森駅 - 弘前駅間で朝5時台の列車弘前駅終着時刻日付を跨ぐ最終列車弘前駅 - 大館駅間で5時台と22時台列車増発された。 2019年4月現在、下りには夕方から夜にかけて秋田から弘前青森行き快速列車が各1本、上りには朝に大館弘前から秋田行き快速列車が各1本(計2往復設定されている(ただし2018年ダイヤ改正以降、これらの快速列車秋田駅から八郎潟駅まで各駅停車となった)。このうち6時台大館秋田行き快速列車は、2002年11月30日までこの区間設定されていた快速しらゆき」のうち最速列車であったしらゆき2号」のダイヤ引き継いだのである残り3本2016年3月26日ダイヤ改正減便された特急「つがる」の代替設定されたものであり、このため弘前発着列車青森方面との接続考慮されていて、3本とも秋田駅 - 青森駅間を特急大差ない3時前後到達可能なダイヤである。2016年3月25日まではこのほかにも、かつて秋田駅 - 鹿角花輪駅花輪線)間で設定されていた急行「よねしろ」(2002年12月1日より快速格下げ)のダイヤ引き継いだ秋田駅 - 大館駅間の快速列車1往復下り秋田18時台上り大館発8時台)が運転されていたが、その後前述快速列車時刻近接するためそれらに統合され廃止となっている。これらは2008年3月14日までは唯一の奥羽本線 - 花輪線直通列車として国鉄キハ5828形気動車運行されていた。 また、秋田駅 - 東能代駅間と弘前駅 - 青森駅間で五能線直通観光列車リゾートしらかみ」が1日3往復冬期最大2往復通常土曜・日曜日のみの1往復運転されている。 1999年頃の大館駅 - 弘前駅間の下りは、8時前後頃から14時前後頃までの間に普通列車無く5 - 6時間運転間隔開いていた。後にこの時間帯弘前駅 - 大館駅間に1往復毎日運転の臨時列車設定され2008年3月15日ダイヤ改正定期列車の上大館駅接続していた秋田方面との列車統合され下り酒田駅弘前駅間の列車に、上り弘前駅秋田駅間の列車となった。この列車は後に下り秋田始発となり、2010年12月4日ダイヤ改正秋田駅 - 大館駅間と大館駅 - 青森駅間の列車分割された。そしてこの改正で、新たに大館駅 - 弘前駅間が毎日運転の臨時列車下り大館12時台上り弘前10時台)となる大館駅 - 青森駅間の列車が1往復新設された。2014年3月15日ダイヤ改正弘前駅系統分割され大館駅 - 弘前駅間の毎日運転の臨時列車下り大館11時台、上り弘前発9時台に設定時刻繰り上げられた。 なお、この区間新幹線以外の在来線優等列車が走る数少ない区間となっている。2016年3月26日改正時点では以下の列車設定されている。すべて昼行列車特急列車特急「つがる」(秋田駅 - 青森駅間) かつて、1992年7月山形新幹線開業に伴い山形駅 - 新庄駅・秋田駅間運行する特急こまくさ」が設定されていた。山形新幹線との連絡特急としての存在大きかったが、平日日中中心に乗降客少なくとりわけ新庄駅以北閑散としていた)、また特急ありながら停車駅比較多く特急料金をわざわざ支払って乗車する意義についての沿線住民からの意見もあり、1997年3月秋田新幹線開業機に大部分運転区間山形駅 - 新庄駅横手駅間に短縮され1999年3月山形新幹線新庄延伸工事機に新庄駅 - 秋田駅間快速列車へと代わった。「こまくさ」は全区間B特急料金適用されていたため、秋田駅 - 大曲駅間で並走する秋田新幹線「こまち」(A特急料金適用)とは特急料金異なっていた。 2016年3月26日北海道新幹線開業前には、同年3月21日まで新青森駅 - 青森駅間で、新青森駅 - 函館駅間の特急「白鳥」・「スーパー白鳥」が運転されていた。 なお、新青森駅 - 青森駅間は特例として、この区間のみ寝台特急を除く特急列車乗車する場合乗車券のみで普通車自由席乗車可能である。2010年12月特例実施当初、「青春18きっぷ」などの一部特別企画乗車券にはこの特例適用されなかったが、2012年夏季より特例適用されるようになった

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秋田駅 - 青森駅間

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奥羽本線」の記事における「秋田駅 - 青森駅間」の解説

この区間狭軌 累計営業キロ福島駅起算 凡例駅名 … (貨):貨物専用駅、◆・◇・■:貨物取扱駅(貨物専用駅を除く。◇は定期貨物列車発着なし、■はオフレールステーション停車駅普通…基本的にすべての旅客駅停車。ただし一部列車は▽印の駅を通過するまた、津軽湯の沢駅冬季間(12月1日翌年3月31日すべての列車通過する快速…●印の駅は停車、|印の駅は通過弘前始発五能線経由東能代行き快速列車については「五能線#駅一覧」を参照撫牛子駅停車特急「つがる」・臨時快速リゾートしらかみ」の停車駅列車記事参照 線路…∥:複線区間、◇:単線区間列車交換可能)、∧:これより下は複線、∨:これより下は単線 駅名営業キロ快速接続路線備考線路所在地駅間累計秋田駅 - 298.7 ● 東日本旅客鉄道:■秋田新幹線奥羽本線湯沢横手方面)・■羽越本線秋田県 秋田市 泉外旭川駅 3.1 301.8 ● ∥ (貨)秋田貨物駅 0.5 302.3 | ∥ 土崎駅 3.5 305.8 ● 日本貨物鉄道奥羽本線貨物支線) ∥ 上飯島駅 2.5 308.3 ● ∥ 追分駅 3.4 311.7 ● 東日本旅客鉄道:■男鹿線大久保駅 7.2 318.9 ● ◇ 潟上市 羽後飯塚駅 3.3 322.2 ● ∧ 井川さくら駅 1.4 323.6 ● ∥ 南秋田郡 井川町 八郎潟駅 3.9 327.5 ● ∨ 八郎潟町 鯉川駅 5.5 333.0 | ◇ 山本郡三種町 鹿渡駅 5.4 338.4 | ∧ 森岳駅 6.7 345.1 ● ∨ 北金岡駅 4.3 349.4 | ◇ 南能代信号場 - 352.5 | ◇ 能代市 東能代駅6.0 355.4 ● 東日本旅客鉄道:■五能線鶴形駅 4.9 360.3 | ∧ 富根駅 5.2 365.5 | ∥ 二ツ井駅 6.7 372.2 ● ∥ 前山駅 7.3 379.5 | ∨ 北秋田市 鷹ノ巣駅 5.4 384.9 ● 秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線鷹巣駅糠沢駅3.2 388.1 | ∥ 早口駅 5.4 393.5 ● ∨ 大館市 下川沿駅 4.2 397.7 | ◇ 大館駅5.2 402.9 ● 東日本旅客鉄道:■花輪線白沢駅 6.5 409.4 | ∥ 陣場駅 7.1 416.5 | ∥ 津軽湯の沢駅▽ 5.8 422.3 | ∥ 青森県 平川市 碇ケ関駅 4.9 427.2 ● ∥ 長峰駅 4.8 432.0 | ∨ 南津軽郡大鰐町 大鰐温泉駅 3.3 435.3 ● 弘南鉄道大鰐線大鰐駅石川駅 5.4 440.7 | ∧ 弘前市 弘前駅6.4 447.1 ● 弘南鉄道弘南線撫牛子駅 2.7 449.8 | ∥ 川部駅 3.6 453.4 ● 東日本旅客鉄道:■五能線南津軽郡 田舎館村 北常盤駅 3.2 456.6 ● ◇ 藤崎町 浪岡駅 5.5 462.1 ● ◇ 青森市 大釈迦駅 5.1 467.2 | ◇ 鶴ケ坂駅 6.2 473.4 | ◇ 津軽新城駅 5.4 478.8 ● ◇ 新青森駅 1.8 480.6 ● 東日本旅客鉄道東北新幹線奥羽本線貨物支線北海道旅客鉄道北海道新幹線青森駅 3.9 484.5 ● 東日本旅客鉄道:■津軽線青い森鉄道:■青い森鉄道線 ◇ ^ 追分駅男鹿線起点駅であるが、列車はすべて秋田駅まで乗り入れる。 ^ 川部駅五能線終点駅であるが、列車はすべて弘前駅まで乗り入れる2021年度時点で、JR東日本自社による乗車人員集計除外対象となる駅(完全な無人駅)は、泉外旭川駅上飯島駅鯉川駅北金岡駅鶴形駅富根駅前山駅糠沢駅下川沿駅白沢駅陣場駅津軽湯の沢駅長峰駅石川駅撫牛子駅大釈迦駅鶴ケ坂駅津軽新城駅である。 過去接続路線 湯沢駅羽後交通雄勝線 - 1973年4月1日廃止 横手駅羽後交通横荘線 - 1971年7月20日廃止 秋田駅駅前連絡):秋田市電 - 1966年3月31日廃止 八郎潟駅秋田中央交通線 - 1969年7月11日廃止 二ツ井駅駅前連絡):中西徳五郎経営軌道 - 1940年3月1日廃止 大館駅駅舎別に隣接):同和鉱業花岡線 - 1985年4月1日廃止 大館駅駅舎別に隣接):小坂製錬小坂線 - 1994年10月1日旅客営業廃止2008年4月1日休止2009年4月1日廃止 川部駅弘南鉄道黒石線 - 1998年4月1日廃止

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