湖西線・北陸本線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 05:34 UTC 版)
「1975年3月10日国鉄ダイヤ改正」の記事における「湖西線・北陸本線」の解説
前1974年(昭和49年)7月に山科 - 近江塩津間をそれまでの東海道本線・北陸本線経由と比べて19.5 km短絡する湖西線が開通していたが、同経路に優等列車の運行経路が改められたのはこのときであった。一部の急行列車を除いて同線経路に優等列車の経路が改められた結果、15分程度の時間短縮に貢献している。一方、急行列車のなかには湖西線経由に変更された列車もあるが、特急列車の増発で途中駅での待避が増えたこともあって時間短縮効果は打ち消され、急行列車の所要時間は米原駅経由の時代とほとんど変わらなかった。またこれによって優等列車の本数が減少した米原駅から北陸へ向かう新幹線接続特急を補うため、米原 - 金沢・富山間に「加越」6往復が新設され、名古屋始発の「しらさぎ」も2往復増発された。また、北陸本線の特急「雷鳥」、「しらさぎ」、「加越」に自由席が設けられ、エル特急に指定された。
※この「湖西線・北陸本線」の解説は、「1975年3月10日国鉄ダイヤ改正」の解説の一部です。
「湖西線・北陸本線」を含む「1975年3月10日国鉄ダイヤ改正」の記事については、「1975年3月10日国鉄ダイヤ改正」の概要を参照ください。
- 湖西線・北陸本線のページへのリンク