秋田追分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 09:24 UTC 版)
元唄は、五城目周辺にあった「在郷追分」だとされ、森鈴が江差追分の上品な節回し、名調子をとりいれて、自分流の「鳥井節」にまとめ上げたとされる。秋田民謡の中でも難曲中の難曲といわれる。中央では、この唄を江差追分の亜流、物真似とする人もいた。 秋田の四季、女性の愛と悲しみを題材として、全盛期には、森鈴が舞台に立って「秋田追分」を歌うと、その中に籠る女心の哀れさに、女性の観客は思わず目頭を抑え、中には声を上げて泣き伏す人もいたとも伝えられる。
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