現存しない車両(解体などによる)
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「大宮総合車両センター」の記事における「現存しない車両(解体などによる)」の解説
EF58 93(2009年一般公開時) EF60 510(2012年一般公開時) EF80 36(2009年一般公開時) ED62 17(2007年一般公開時) クモハ300-4(ニューシャトルの車窓から) ED16 4 1984年6月19日除籍。最終配置区:立川機関区(現・廃止) 1945年9月6日に、中央本線笹子駅にて機関士・助士ともに居眠りし駅折返し線に突入、車止めを突破し岸壁に激突する事故を起こす。 翌年9月16日より一休、1950年3月28日甲修繕終了一休解除。その後も度々事故を起こした。 ED16形18両の中で最後に除籍された。除籍後当センターにて保存。 1996年頃まで所在した。 ED16 10 1983年7月16日除籍。最終配置区:立川機関区(現・廃止) 新製配置は東京機関区であった。1931年10月末から11月13日にかけて、大宮工場で雪掻装置(スノープロウ)を取り付け付。 1983年3月26日・27日に「ED16お別れ団体列車」を新宿 - 御嶽間で運転、編成はED16 10+12系6両。 2006年を最後に、一般公開に展示されなくなった。 そのまま新幹線高架下の北部留置線に留置されていたが、2015年2月頃解体された。 ※ED62 17 2002年3月29日除籍。最終配置区:篠ノ井総合鉄道部(現・塩尻機関区篠ノ井派出) 1996年に運用廃止後、2002年に除籍されるまで篠ノ井総合鉄道部に在籍した2両のうちの1両。 晩年の貨物更新色から1996年11月の一般公開時に標準色に塗り直された。 しばらくはJR貨物大宮車両所北に留置されていたが、2021年3月上旬頃に解体された。 EF15 192 1985年11月20日除籍。最終配置区:八王子機関区(現・廃止) EF15形の最終グループ(1958年度第2次製造)の41両のうちの1両。 甲府機関区(現・廃止)所属時代には、同僚の198+196号機との3重連牽引の「EF15三重連の旅、新宿駅100周年記念号」、1983年3月には中央本線で「EF15スイッチバックの旅」と銘打った団体臨時列車が運転された。 2000年代前半までは、一般公開時によく展示されていた。 2017年内にセンター本所内にて解体された。 EF58 65 1980年2月11日除籍。最終配置区:宇都宮運転所 1975年3月に、広島工場(現・広島車両所)から出場する際に取付けられた左右一体型の前面庇が特徴。 この前面庇は、当時EF66形0番台 (5 - 7, 13 - 17) に取付けられたものと同仕様のものだった。 EF58 93 1985年7月26日除籍。最終配置区:新鶴見機関区 当センターに搬入後「青大将」塗装に塗り直された。 当時の工場長の発案で、本機を体験操縦運転用に抜擢し、試運転線にてそのイベントを実行する計画であった。 一般公開時には、他の同形機(現役車も含む)とともによく展示されていた。 2013年の開催を最後に展示されなくなり、2016年11月末に解体された。 EF58 125 1985年9月30日除籍。最終配置区:下関運転所(現・下関総合車両所運用検修センター) 元は、車体ブルー&前面下部クリーム塗装の標準塗装だったが、引退後茶色塗装になっていた。 2001年11月に解体された。 EF60 510 1986年2月3日除籍。最終配置区:高崎第二機関区(現・高崎機関区) EF58形の置換え用として、20系客車寝台特急牽引機用に製造されたグループの中の1両。 1990年代前半には、一般公開によく展示されていたが、それ以降は長らく展示されなかった。 2011年5月に、センター内で整備されていることが確認され、同年10日15日にきれいな姿で公開された。 2013年の開催を最後に展示されなくなり、2016年12月に解体された。 ※EF65 59 1998年12月2日除籍。最終配置区:高崎機関区(JR貨物) 2004年5月の一般公開時に大宮車両所内で展示。前面のナンバーが赤色で、塗装が1エンド側下部が黄色、2エンド側がクリーム色とそれぞれ違っていた。 EF80 36 1986年1月18日除籍。最終配置区:田端機関区(現・田端運転所) 常磐線取手以北が交流電化したことに伴って登場した、客貨両用の交直両用電気機関車。同線や水戸線などで活躍した。 本機は1次形貨物用に分類されるが、貨物列車だけでなく客車列車も牽引した。 毎年開催される一般公開でよく展示される車両であったが、2013年を最後に展示されなくなった。 2017年内にセンター本所内にて解体された。 ※EF81 24 2007年6月1日除籍。最終配置区:富山機関区(JR貨物) 同機関区に保留車扱いで在籍中、JR貨物大宮車両所の車庫に留置されていた。 モハ113・112-1506 2両とも2006年1月13日除籍。最終配置区:国府津車両センター 元国府津車両センター配置K48編成の2・3号車に組み込まれていた電動車ユニット。 2006年と2007年の一般公開時では、休憩所代わりとして使用された。 クモハ300-4 2003年6月25日除籍。最終配置区:三鷹電車区(現・三鷹車両センター) 他車が解体される中、301系唯一の現存車となった。 除籍以降、一時訓練施設で上記のモハ113・112-1506とともに、職員の検修技能アップのために使用された。 2012年10月に車両を205系(クハ205-1、モハ204-1、モハ205-1)に変えたため、北部留置線に留置されていた。 スハフ42 2174 1985年6月11日除籍。最終配置区:水戸機関区(現・廃止) 戦後形と呼ばれる鋼製2軸ボギー三等緩急客車。電気暖房装置設置の改造を受けたため、元番号に2000が加えられた。 1990年代前半は状態もよく、一般公開時によく展示されていた車両であった。 2012年度まで所在した。 スハ43 2249・2359 2249:1980年1月21日除籍。最終配置区:尾久客車区(現・尾久車両センター)、2359:1984年7月20日除籍。最終配置区:水戸機関区 2両とも鋼製2軸ボギー三等客車。上記のスハフ42 2174同様の、電気暖房装置設置の改造車。 2249は、ほとんど一般公開などで展示されなかった。 2359は、PR用として片側だけ塗装され、1990年代は大宮駅ホーム近くに展示されていた。 2359は、2012年度まで所在した。 ソ301 2001年6月14日除籍。最終配置区:田町電車区(現・東京総合車両センター田町センター) 2両新造された橋桁架設用の超大型操重車。もう1両のソ300は、現在は横川の碓氷峠鉄道文化むらに保存展示。 2001年5月の一般公開時に車籍を残した状態で公開され、そのまま当センターで保管された。 2016年12月に解体された。
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