歴史的学術的建造物とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 歴史的学術的建造物の意味・解説 

歴史的・学術的建造物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 13:55 UTC 版)

鹿児島市」の記事における「歴史的・学術的建造物」の解説

山形屋鹿児島本店 大正時代神戸以西ではじめ竣工した鉄筋コンクリート造り近代的百貨店重富荘 清水町個人所有だが、元は島津家別邸一つであった日本庭園や池も美しく望む借景鹿児島湾桜島素晴らしい。建物・庭園が一体として歴史的民俗学価値がある明治維新後は華族となった島津家資産一つであったが、戦後お狩場焼き有名な料理旅館重富荘」として県内外に知られ著名人会食の場にも度々活用されてきた。 祇園之洲 祇園之洲町薩英戦争時の砲台設置為に埋立てられた台場石橋記念公園 浜町甲突川にかつてかっていた五石のうち、西田橋含めた3つ移設保存されている。 新波止 薩摩藩時代末期築造された石組造の防波堤桜島フェリーターミナル近く路上一部現存する鹿児島港の倉庫群 本港北埠頭背後地域多くみられる20世紀初頭の1906年-1925年頃にかけて造られ灰色花崗岩石組造でこのような様式鹿児島以外ではあまりみられない、現在は店舗等活用されるが、うち一部現役として活躍中。 豊産業本社屋 泉町本港北埠頭近く海運問屋社屋で現在でも実際に社屋として使用されている。大正時代末から昭和初年寄棟瓦屋根石目化粧施されコンクリート折衷モダン味わい深い建築物である。 考古資料館 照国神社近く19世紀末1883年建造建築史学的にも貴重な建物2008年1月現在、建物内部に入ることは出来ない鹿児島銀行別館 山形屋真向かいにある現在の本店の裏側にある。鉄筋コンクリート造昭和初年1918年竣工南日本銀行本店 山下町電車通沿い、1935年昭和10年竣工鹿児島県内初の近代的な鉄筋コンクリートオフィスビルであるが、国の登録有形文化財に登録されている。外観デザイン当時流行した曲線流線型全体的に多用され女性的な美しフォルム特徴上層階一部後年増築されているが、それを除いて銀行本店社屋としては当時九州でも屈指の規模だったようだ鹿児島市役所本館 昭和初期1937年竣工鉄筋コンクリート建築で、設計監理国会議事堂担当した大蔵省営繕管財局工務部。建築様式は、日比谷公会堂陸上自衛隊市ヶ谷講堂現存せず)、東京大学安田講堂などと共通点が多い。特徴建物背部山側)にまで丁寧な化粧仕上げ前面同様に施されていえることであり、これは当時建築物では極めて異例なことである。 照国神社の大鳥居 昭和時代初頭当時としては大規模な鉄筋コンクリート造り建造物貴重な史料である。 県立博物館 照国神社近く1927年昭和2年)に九州初め鉄筋コンクリート造中央図書館として建てられた。流線型女性的な外観もなることながら、コンクリート内壁施されスタッコ仕上げ紋様印象的である。 県政記念館 長田町の旧鹿児島県庁跡地県民交流センター入口付近に建つ。明治時代末に建築された旧鹿児島県庁本館一部移築保存した建物中央公民館 山下町西郷銅像近く竣工当時鹿児島市公会堂だった。設計者明治時代有名な建築家辰野金吾で、1927年建築された。現在でも現役ホールとして活躍中。 県教育会館 山下町中央公園通称テンパーク)の一角に建つ。昭和初頭鉄筋コンクリート建造物建築デザイン内装仕上げ修作といわれている。 鹿児島県立甲南高等学校校舎 鹿児島中央駅近く鉄筋コンクリート造当時流行したスマートな流線型多用しており現在でも新鮮なデザインである。現在も内装改修して使われている。2007年7月に国の登録有形文化財に登録された。 鹿児島県立鹿児島中央高等学校校舎 市電加治屋町停留場近く旧制鹿児島一高校舎として甲南高校校舎同時代竣工アーチ式の開口部多用したエントランス仕上げ芸術的美しい。甲南高校と共に2007年7月に国の登録有形文化財に登録された。 鹿児島県立鹿児島工業高等学校の「大煙突」 鹿児島市草牟田町同校敷地内にある。1920年竣工された煙突部分台座部分はいずれ耐火煉瓦詰。 日本ガス本社 1931年竣工鉄筋コンクリート造鹿児島中央駅前ナポリ通り沿いにる鹿児島都市ガス供給者本社社屋道路から少し引込んでいるため見え辛い。 信号塔 高見馬場交差点一角に建鉄筋コンクリート造り奇妙な見張り台鹿児島市電専用の手動式信号所昭和20年代つくられた。レールポイント切替等も手動で可能。完成後、およそ10数年程は人が配置されていたようだ。現在は非常用設備西郷屋敷 磯海岸近くにある。西郷隆盛狩りの際に使用した伝えられる藁葺屋根木造日本家屋中に入る事は出来ない幕末から明治時代にかけての南九州平均的な民家特徴がよく出ており、建築加えて民俗学資料としても評価に値する鹿児島ザビエル教会 東千石町歴史的建造物には該当しないカトリック教会には珍しくコンクリート打ちっぱなし現代建築様式とっている。1999年新築された。デザイン斬新機能美優れているため、建築専門誌新建築』のグラビア特集紹介された。

※この「歴史的・学術的建造物」の解説は、「鹿児島市」の解説の一部です。
「歴史的・学術的建造物」を含む「鹿児島市」の記事については、「鹿児島市」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「歴史的学術的建造物」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「歴史的学術的建造物」の関連用語

歴史的学術的建造物のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



歴史的学術的建造物のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの鹿児島市 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS