大阪西支店
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旧産業中央銀行系の支店。融資額は全国でもトップクラスを誇る。関西圏に50店舗ある銀行の一つであり、関西地区四大店舗(大阪本店・難波支店・千日前支店・大阪西支店)の一つでもある。支店は阪急梅田ビル内に所在する。 浅野匡(あさの ただす) 演 - 石丸幹二 東京中央銀行本部 人事部 部長(大阪西支店長就任以前) 東京中央銀行 大阪西支店 支店長(2013年版第一部) → レイエス工機マニラ中央工場に出向(ラジオドラマ第1章前編) → 退職(ラジオドラマ第1章前編) 1961年度生まれ。 旧S出身。大和田派の元人事部長。東京都港区出身。西大阪スチール社長の東田は中学時代の同級生。 大阪西支店において、部下である半沢に対しては殊の他高圧的で傲慢な態度を取り、派閥の長である大和田には低姿勢で接する。中学時代の同級生である東田と結託して西大阪スチールに5億の融資を騙し取られるよう仕組み、更にはその見返りとして融資した5億円の内の5000万円を東田から受け取るという不正を働いた。そして後に融資事故の件が知れ渡った際、最初は支店のために融資事故の責任を融資課長として全て背負うよう半沢に説得口調で頼んだが、彼がそれに反発したため敵対。それ以降は行内で根回しするなどして半沢に様々な圧力をかけるようになり彼を出向に追い込もうとするが、藤沢未樹を味方につけた半沢が東田の隠し資産を探し当て見事に5億を回収、同時に不正の証拠を握られたことで形勢が逆転。刑事告発する意向の半沢に家庭や仕事上の立場まで喪失寸前に追い詰められるが、差し入れを持って来た際に事態を察した妻・利恵が半沢の手を取り懇願したため、半沢に「本部の営業第二部の次長待遇かつ融資課メンバーを希望部署に異動させれば見逃す」と提示される。そして「5億円回収できたら土下座する」という約束通り、彼に土下座をする。 その後、取引に従い半沢ら融資課メンバー全員を希望の部署へ異動させたが、最終的には大和田にも切り捨てられる形で、出向取り消しとなった半沢の代わりとしてマニラの零細企業へ出向させられた。 この一連の裏には株取引の失敗で重ねた借金の5000万円を返済する目的があり、これが東田との結託と全ての不始末を自分に従わない半沢に被せるという陰謀の根本だった。 本部では長年人事畑出身で人事部長時代には小木曽や定岡が部下であり、5億の融資事故に裁量臨店を仕掛けたりするなど人事権を持つ力は支店長になっても衰えていない様子。 家族として妻・利恵や2人の娘がいる。大阪西支店長時代は妻子を東京に残しての単身赴任だった。マニラに行くため日本住居を退去する際に「出向することになり再び一緒に暮らせるようになって嬉しい」と利恵に言われる。 出向先のマニラで働いていたが、会社を辞めて日本に戻りのんびり暮らさないかと利恵に勧められて退職し、二人で北関東の田舎町で暮らすことにする。 江島浩(えじま ひろし) 演 - 宮川一朗太 東京中央銀行 大阪西支店 副支店長(2013年版) 旧S出身。浅野支店長の腰巾着にして「虎の威を借る狐」を地で行く男。浅野の顔色を伺いつつ部下たちには横暴な態度を取り威張り散らしており、常に上司である自分達に反抗的な半沢を快く思っていない。そのため西大阪スチールの融資事故の件で騙し取られた5億円の融資金回収に奔走する半沢を、浅野の意を汲んで妨害していたが、その後の奮闘で半沢が見事に5億円の回収に成功した際は衝撃を受け、彼にたじろいでいた。そして半沢の栄転に伴い浅野が出向することになった後、自分が次の支店長に昇進すると思い込むが、その期待に反して別の人物が新支店長として赴任してくることが決定し、あえなく撃沈となった。 中西英治(なかにし えいじ) 演 - 中島裕翔 大阪西支店融資課(2013年版第一部) → 難波支店融資課 主任待遇 入行2年目の若手行員。新人であるが正義を貫く半沢を尊敬し慕っており、浅野と小木曽が仕組んだ裁量臨店の場では、半沢を陥れるための小木曽の悪事を目撃したことを小木曽の脅しに屈さず証言する。 半沢の「融資課メンバーを希望部署に異動させれば浅野を刑事告発しない」という条件により、以前から希望していた関西地区最大の難波支店に主任待遇で異動する。 垣内(かきうち) 演 - 須田邦裕 大阪西支店融資課(2013年版第一部) → ニューヨーク支店融資課 半沢の言動を監視するよう浅野支店長に命じられるが、「尊敬している半沢を裏切れないので命令を辞退する」旨を数日後に浅野に告げる。 前述の条件により、以前から希望していたニューヨーク支店に異動する。 角田(かくた) 演 - モロ師岡 大阪西支店融資課(2013年版第一部) → 大阪西支店融資課・課長 旧S出身。課内の良きまとめ役であり、半沢にとっては唯一の年上の部下。出世よりも地元に一生根付いていこうと決めている。 前述の条件により、自身だけは大阪西支店に残って半沢の後任として融資課長になる。 山村(やまむら) 演 - 小林徹 大阪西支店業務課 為替担当 東田の個人口座から東亜細亜リゾート開発への5千万円の振込依頼書を発見し中西に知らせた。国税が2回目の査察に来て保管庫に向かっている間に半沢が保管庫に先回りし東田の振込依頼書・原本を抜き取ったので、「そんな杜撰な管理じゃ困るぞ」と江島に叱責される。 松下(まつした) 演 - 森山米次 大阪西支店総務課 庶務担当 支店の警備員。元技術者。国税が査察しに来た際にコピー機の内部に外付けハードディスクの取り付けを半沢に依頼され、秘密裏に本体データとの同期を図る。結果、データの確保に成功し、国税が西大阪スチールを調査していることを突きとめることになる。
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大阪西支店
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「オレたちバブル入行組」の記事における「大阪西支店」の解説
浅野匡(あさの ただす) 東京中央銀行大阪西支店長。 江島浩(えじま ひろし) 東京中央銀行大阪西支店副支店長。 中西(なかにし) 東京中央銀行大阪西支店融資課。入行2年目。
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大阪西支店
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第1作、第5作で半沢が所属する支店。大阪市西区、四ツ橋筋と中央大通りが交差する交差点にある。約50店舗ある関西支店の中でも、大阪本店、梅田支店、船場支店と並ぶ四大支店のひとつ。 浅野匡(あさの ただす) 人事部部長代理→大阪西支店長 第1作、第5作に登場。大阪西支店長。以前は本部で長く人事畑を歩んだベテラン銀行員で、浜田専務の辞令のもと、大阪西支店に赴任してきた。だが浅野本人は、大阪西支店長、即ち支店勤務というポストが気に入っておらず機嫌が悪い。自分のミスは部下のミス、部下の手柄は自分のものというに相応しいタイプで、常に自分に甘く他人に厳しい。 江島浩(えじま ひろし) 第1作、第5作に登場。大阪西支店副支店長。典型的な虎の威を借る狐で、上司や取引先の顔色を常に伺い、自分より目下の者には横柄な態度で接して威張り散らしている。浅野とは違い、こちらは長く支店勤務を務めてきた。がっしりした体格にパンチパーマの武闘派。転勤して初めて取引先を訪ねたときヤクザと間違えられてガードマンに阻止された噂がある。 垣内努(かきうち つとむ) 第1作に登場。大阪西支店融資課課長代理。前場所が証券本部で、数字にうるさい性格。今まではあまりにも財務内容がしっかりした大会社ばかり相手にしてきたため、中小企業レベルにやや厳しすぎる面が玉に瑕だが、財務を読む目はいい。5億回収に奮闘する半沢を徹底的にサポートする。 南田努(みなみだ つとむ) 第5作に登場。大阪西支店融資課課長代理。実直な性格でこれまでに何度も上司や同僚から利用され、踏み台にされてきており、万年課長代理のポストから抜け出せずにいる。仙波工藝社への融資に奮闘する半沢を徹底的にサポートする。 中西英二(なかにし えいじ) 第1作、第5作に登場。大阪西支店融資課行員。半沢を尊敬している。 横溝雅也(よこみぞ まさや) 第1作に登場。大阪西支店融資課行員。国税の横柄な態度に腹を立て睨み合いになる。 矢内(やうち) 第5作に登場。大阪西支店融資課行員。当時M&Aを重要視する銀行方針に浅野が暴走し、取引先にM&Aを強要しており、矢内はそれに困っている。 本多(ほんだ) 第5作に登場。大阪西支店融資課行員。都内の支店から転勤してきた入行5年目の男。 角田周(かくた しゅう) 第1作に登場。大阪西支店業務課長。浅野が西大阪スチールの東田と会えたことに驚いていた。 柏田和人(かしわだ かずと) 第1作に登場。大阪西支店業務課行員。風呂に入らないことで有名で、ワイシャツの洗濯もしていない。顧客から「不潔だから担当を代えてほしい」とクレームが来るほどで、江島からも再三叱責されているが直る気配は一向にない。 岸和田(きしわだ) 第5作に登場。大阪西支店業務課行員。新規取引開拓の担当で体育会系。体力に物を言わせ、どうやっているのか一日で30件も営業訪問をする働きぶりに、江島の覚えもめでたい業務課のスター。 小室喜好(こむろ きよし) 第1作に登場。大阪西支店庶務行員。庶務行員とは支店の雑用を主に仕事にしている専門職のこと。口よりも手を動かすのがモットーで、よく気がつく働き者。半沢らからは「キヨさん」と呼ばれている。
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