大阪華銀の破綻、背任罪で有罪判決
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:20 UTC 版)
「安藤百福」の記事における「大阪華銀の破綻、背任罪で有罪判決」の解説
収監中に営んでいた事業を整理していたため、事業家としての人生は振り出しに戻ってしまった。大阪に新設された信用組合の大阪華銀から懇願され、その理事長に就任したが、1957年(昭和32年)9月に大阪華銀は破綻し「いよいよ無一文になった」。この破綻において安藤は小豆の買い占めに大阪華銀の資金を流用したとして背任罪に問われ、執行猶予つきの有罪判決を受けた。なお、百福はこの件において、信用組合と親密な関係にあった銀行に対し不信感を抱いたことから「銀行には頼らない」と心に決め、日清食品の経営時には無借金を貫いた。
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