型式・NC1型 (2016年 - 2022年予定)
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「ホンダ・NSX (2016年)」の記事における「型式・NC1型 (2016年 - 2022年予定)」の解説
2012年1月10日 2012年北米国際自動車ショーで「NSXコンセプト」を世界初披露。 V型6気筒 VTEC直噴エンジンをミッドシップレイアウトで配置し、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling All Wheel Drive)」を搭載。新開発となる「SPORT HYBRID SH-AWD」は、エンジンと高効率モーターを内蔵したデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動する電動式の四輪駆動システムを搭載したハイブリッドシステムである。 ホンダは「NSXコンセプト」をベースとしたスーパースポーツの米国での開発と生産、同国内で3年以内に発売予定であること、順次グローバル展開を目指すことを発表した。 2012年2月3日 同日開催した2012年のモータースポーツ活動発表会にて「NSXコンセプト」を日本初公開。 日本においては「Honda」での発売を予定し、日本市場への投入を機に、SUPER GTシリーズへの参戦も計画していることを発表した 2013年8月5日 米国オハイオ州のミッドオハイオ・スポーツカーコースで開催されたインディカー・シリーズにて、新型「NSX」の試作車両のデモンストレーション走行を実施。 2013年10月23日 第43回東京モーターショーへの「NSX CONCEPT」の出展を発表。 2015年1月13日 2015年北米国際自動車ショーにて、アキュラブランドより新型「NSX」を世界初披露。 新開発の3.5L 直噴V型6気筒ツインターボエンジンをミッドシップレイアウトで配置するとともに、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載する。米国オハイオ州のメアリズビル四輪車工場の隣接地に位置する「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」で量産し、2015年後半に同国内で発売予定であることを発表。また、デザインやスペックの詳細に加え、米国での販売価格を約15万ドルからとし、同年夏からオーダー受付を開始することも合わせて発表した。 2015年9月30日 第44回東京モーターショー2015に「新型NSX」を展示することを発表。 2016年1月13日 2016年北米国際自動車ショーにおいて、新型「Acura NSX」の価格を発表。 工場装着オプションを含めたメーカー希望小売価格は156,000~205,700USドルとなる。受注は2016年2月25日から開始され、購入希望者はウェブサイト(Acura.com)で8色のボディカラー、4色のインテリアカラー、3種類のシート表皮、3種類のホイールデザイン、カーボン・セラミック・ブレーキ、カーボン・ルーフなどのオプションパーツから好みの仕様を選択することが可能。 2016年3月18日 新型「NSX」北米仕様車の量産を4月下旬より開始する、と発表。 2016年5月25日 米国で新型「NSX」量産第一号車をラインオフし、オーナーに納車したと発表。 2016年8月8日 新型「NSX」の情報をホームページで先行公開。 新型「NSX」は、スーパースポーツのメンテナンスに必要な専用設備を備え、ホンダが認定したサービスエンジニアである「NSX スペシャリスト」が在籍する店舗を「NSX PERFORMANCE DEALER」として新たに選定し、ユーザーの購入やメンテナンスをサポートする。このNSX PERFORMANCE DEALERの認定店舗一覧も、ホームページで同時公開された。 2016年8月25日 新型「NSX」を発表。同日より申込受付を開始し、発売は2017年2月27日。 ボディカラーは、イメージカラーの「バレンシアレッド・パール(有料色)」をはじめ、「130Rホワイト」、「カジノホワイト・パール(有料色)」 、「ソースシルバー・メタリック(有料色)」、「ノルドグレイ・メタリック(有料色)」、「ベルリナブラック」、「クルバレッド」、「ヌーベルブルー・パール(有料色)」の8色を設定。初代モデルにも設定されていた「ベルリナブラック」以外は全て新色となる。 インテリアカラーの標準設定は「エボニー(ミラノレザー×アルカンターラ マニュアルシート)となる。また、カスタムオーダーとして、「セミアリニンレザー×アルカンターラ パワーシート+アルカンターラ ルーフライニング」を設定。「エボニー」、「オーキッド」、「サドル」、「レッド」の4色から選択可能。また、「セミアリニンフルレザー パワーシート+アルカンターラ ルーフライニング」も設定。こちらは「エボニー」、「オーキッド」の2色を設定している。 2018年8月24日 2018年秋に発表を予定している「NSX」の改良モデルを、ホームページで先行公開。 2018年10月25日 改良モデルを発表。(同日より申込受付開始、2019年5月発売) タイヤを新開発の専用品に変更されたほか、スタビライザー(フロント・リアとも)、リアコントロールアームブッシュ、リアハブの剛性を向上。「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」の各モードの制御が最適化され、アクティブ・ダンパー・システム、VSA、EPSの各制御や「SPORT HYBRID SH-AWD」の駆動配分制御も変更された。 フロントグリルをシルバーからボディー同色に、メッシュパーツやオプション設定の各種カーボンパーツをマット仕上げからグロス仕上げにそれぞれ変更。ボディカラーは有料色で入れ替えられ、「ノルドグレイ・メタリック」に替わり、初代モデルに採用されていた「イモラオレンジ・パール」を基に、現在の塗装技術でより鮮やかな色に刷新された「サーマルオレンジ・パール」が追加され、オプション設定のカーボンセラミックブレーキローターのブレーキキャリパーの色に「オレンジ」が追加された。インテリアカラーは「セミアリニンレザー×アルカンターラ パワーシート+アルカンターラ ルーフライニング」設定時の選択肢に「インディゴ」が追加されるとともに、「レッド」は「セミアリニンフルレザー パワーシート+アルカンターラ ルーフライニング」設定時でも選択可能となった。 装備面では、従来メーカーオプションの「カーボンファイバーインテリアスポーツパッケージ」に含まれていたアルミ製スポーツペダル&フットレストが標準装備化された。 2019年12月5日 2020年モデルが発表され、受注が開始された(2020年4月発売)。 ボディカラーにおいて、初代モデルに採用されていた「インディイエロー・パール」を基に、クリアで鮮やかな発色へ進化させた「インディイエロー・パールII(有料色)」が追加設定され、全9色となった。 また、WLTCモードによる燃料消費率および排出ガスに対応し、「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得した。 2021年8月3日 購入希望者の少なさと、[要出典]利益率が低迷する四輪事業の立て直しの為、2022年12月をもって生産を終了することを発表。また、同月中に発表される予定の、最終モデルとなる「Type S」の先行情報を世界初公開。 2021年8月30日 「Type S」が正式発表された。 なお、1997年2月~2001年11月末販売の初代NA2型『ホンダNSX タイプS』 と、2001年12月~2005年12月末迄生産された後期型『ホンダNSX タイプS』のフォントは、『type S』 であり、二代目のホンダ/アキュラNSX Type Sとは異なる。 エンジンの燃焼効率の向上、高耐熱材ターボの採用による過給圧のアップ、冷却性能の向上などにより出力が向上され、IPUはバッテリー出力と使用可能容量の拡大により、最高出力・389kW(529ps),最大トルク・600N・m(61.2kg・m)とシステム全体の出力・トルクも向上。併せてエンジンサウンドをチューニングし、Honda初となるパドルホールド・ダウンシフトを採用。タイヤはフロント19インチ、リア20インチの高グリップ仕様の専用品となり、アルミホイールは新デザインの専用鍛造を採用したことでワイドトレッド化され、「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」はアクティブ・ダンパー・システム、EPS(電動パワーステアリング)の各制御や、「SPORT HYBRID SH-AWD」の駆動配分制御が見直されたことで、QuietモードではEVドライブの加速性能向上とEV走行領域の拡大を、Sport/Sport+モードでは全輪の駆動制御や姿勢制御を最適化、Trackモードではサーキットでのパフォーマンス走行におけるコントロール性やエンジンサウンドの一体感が向上された。 外観は前後バンパーが新デザインに変更。ボディカラーは限定新色としてHonda初のマットカラーである「カーボンマットグレー・メタリック(特別有料色)」と「ロングビーチブルー・パール(有料色)」を含む10色が設定された。 内装ではシートのカラーバリエーションを一新するとともに、ヘッドレストにはNSXの刺繍、グローブボックスには「Type S」専用ロゴがそれぞれ施された。 全世界で350台の販売が予定されており、日本では同年9月2日からNSX PERFORMANCE DEALER(一部店舗を除く)にて購入申し込みが開始され、2022年7月(予定)に30台限定で発売される。
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