地球章に登場したキャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 08:29 UTC 版)
「ガルフォース」の記事における「地球章に登場したキャラクター」の解説
それぞれ音楽用語が名前の由来となっている。各キャラクターの名前は変わっているが、それぞれのキャラクターが、宇宙章のキャラクターをある程度引き継いでいる形になっている。 サンディ 声 - 松井菜桜子 異星生命研究家で天体物理学の権威、グレイ・ニューマン博士の一人娘。父の研究所のある月面基地“ルナドック-α”で父と2人暮らしをしていたが、現在はその父は死亡。M.M.E支配下の地球、オーストラリア大陸でゲリラ戦士として、敵M.M.Eと明日なき戦いを続けている。約40名からなる西側第8集団のリーダーを勤め、頭脳の明晰さは父ゆずり。M.M.Eの発生原因の一端となった“月面での異星人の宇宙船発掘”の仕事を、父がしていた事実に今でも言い知れぬ負い目を感じている。自分が正しいと信ずる事に対し、十分な勇気を持って断行する行動力を有する。 ラビィにそっくりな女性。名前は音楽(sound)から。 スコア 声 - 鶴ひろみ 大戦前よりオーストラリアに居住。現在は東側ゲリラ兵の一員。“男ことば”をしゃべり乱暴者というのが一見しての印象。東西のいがみ合いが何も生産しないことに気づきながらも東側ゲリラの一兵を勤めていたが、サンディとの出会いで無所属的立場を取るようになった。サンディに対し毒づく事の方が多いが、サンディの統率力に、実は一番期待を寄せている一人。 ルフィにそっくりな女性。名前は楽譜(Score)から。 メロディ 声 - 原えりこ 世界16ヶ国に支社を持つコンテナリース大会社の社長の一人娘。家庭教師だけで16人いたという、いわゆるお嬢様。2086年の世界大戦の日までは何不自由なく育ったが、現在はサンディと同じく、M.M.E.支配下のオーストラリア大陸でゲリラとなり敵と戦う。サンディにとっては妹的存在で、一緒にいるボーディはかつての父の会社の社員である。立場上途中から火星に避難した後も、平和の為に少しでも役に立ちたいと願う、優しく健気な性格の持ち主である。 パティにそっくりな少女だが、髪の色が違う。名前は旋律(Melody)から。 フォルティン 声 - 川村万梨阿 大戦初年、西側との交戦で両親を失い、19歳で東側に入隊。西側陣営に怨みを持つ。M.M.E支配下の地球では、東側の正規軍人として分隊の軍曹を勤める。その顔に、常に施されているカモフラージュ・マーキングは、本当の表情を隠すための“カモフラージュ”? 軍規に徹し、冷静な行動が持ち前の存在。男まさりのGIカットで、太い腕は下手な男よりずっと頼りになる力強い兵士である。常に身につけた東側の正装であるケープが、さらに女性らしさを打ち消すのに一役買っている。味方にすれば心強い助っ人である。 エルザにそっくりな女性。名前は「大きな音で演奏する」という意味の「フォルテ」から。 サリー 声 - 富沢美智恵 2071年ノルマンディ出身。研究都市アルテアリーズの職員だったが、現在は復活の樹を育て地球復活を願うジオクレスを率いる。シスターの服装をしていて、サンディ達を助けてくれた。情細やかな性格だが、その信念は強い。 ポニーにそっくりな女性。名前は「なめらかに演奏する」という意味の「スラー」から。 ミティ 声 - 本多知恵子 家族全てを戦争で失ったいわゆる戦災孤児。大戦で瓦礫と化した街が、彼女の故郷と思われる。M.M.Eの支配下で人々が隠れ住む地下シェルター都市、上下水道は彼女の庭である。いつも体中に食糧や正体不明の雑貨を満載したリュックを担ぎ、食糧を求めてどこと言わず移動し続ける。しかし性格は明るくタフで、屈託のない表情は周囲をも笑顔にする。動物的カンと土地観に優れ、結構役に立っている。また、サリーが引き取り面倒を見ている子供達ともすぐ仲良くなる等、作品世界のチビキャラの美徳も受け継いでいる。名前は小さな音で演奏する」という意味の「ミュート」から。 アミィにそっくりな少女だが、メガネはかけておらず、髪型もフンワリした感じのボブ。なお、ヘカトンケイルクルーにアミィそっくりな女性も登場。 ピンナップでは瓦礫間の水使うに全裸のシャワーを披露したこともある。 ラミディア 声 - 山本百合子 メロディから地球の状況を聞き、火星軍の投入を唱える少佐。慈愛にあふれた女性で国連総長を父に持つ。ただその考えには「夢を見過ぎ」との批判もある。 ラミィにそっくりな女性だが、地球章では成人した姿で登場。 バージィー 声 - 神田和佳 火星軍の切り札であるプラズマシューター艦「ヘカトンケイル」の艦長、大佐。M.M.Eへの憎悪は人並み以上、命令とあらば民間人ごと敵を撃つこともためらわない冷徹さも兼ね備える。 シルディにそっくりだが濃いめの化粧を施した感がある。 キャティ 声 - 渡辺菜生子 火星軍情報局員であるが、多くの謎に包まれた少女。地球救援を推進するラミディアを陰からバックアップしている。人類とM.M.Eの戦いの行方を静かに見守る存在。 バウアー 声 - 井上和彦 「西側」のベテラン戦車兵。気さくな性格で面倒見もよく、サンディの兄貴分も務める。 トミノフ 声 - 永井一郎 「東側」の司令官。作品当初ではM.M.Eよりも西側を憎んでいる描写があり、ネルソンを歩調を合わせることを拒否していた。しかしサンディの理想とそのために行動することをためらわない姿勢に共感し、考えを改めていった。 ネルソン 声 - 加藤精三 「西側」の司令官。東側をM.M.E等の敵としか認識しておらず、共同作戦を行うことを拒否していた。しかしサンディの行動によって考えを改め、東側と歩調を合わせるようになる。 ノートン 声 - 屋良有作 「西側」の兵士で、ロボットたちを指揮するために改造を受けたサイボーグ戦士。サンディの考えに共感し、共に戦っていくことになる。最後の戦いではネットワークを介して体を乗っ取られるが、精神力でそれを拒絶、組織崩壊を起こして死亡した。 G.O.R.N 声 - 佐藤正治 「ゴーン」と読む。地球人類を壊滅に追い込んだ「M.M.E」の総統。戦闘機械でしかなかったロボットが人間の憎悪によって自我を持った存在。自らを「人間を超えた存在」と称し、人類の抹殺を目論む。
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