地球種属系列(アースリング)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 00:17 UTC 版)
「知性化シリーズ」の記事における「地球種属系列(アースリング)」の解説
ヒト = 主 = ネオ・チンパンジー = 主 = ネオ・ドルフィンライブラリーや主属の導きなしに宇宙航行を果たしたため、「鬼子種属」または「孤児種属(ウルフリング)」とも呼ばれている。 その言動は良くも悪くも宇宙の混乱を招くため、温厚的な種族からも煙たがられている。 ネオ・チンパンジー = 従 = ヒト地球式の分類学に基く名称は「パン・アルゴノステス」。 『サンダイバー』時代のチンパンジーは言葉を話すのが不可能ないし困難であり、意思疎通には手話やワードプロセッサーを必要としたが、『スタータイド・ライジング』や『知性化戦争』の時代には普通に会話できるようになっている。学者やエンターティナーとして活躍する者が居る一方で、まだ知性化の途中であり、時にそれが混乱を呼ぶ一因となっている。 ネオ・ドルフィン = 従 = ヒト地球式の分類学に基く名称は「トゥルシオープス・アミクス」。 アースリングの共通語であるアングリックや各種銀河語を話せるようになったほか、後頭部に神経に直結した端子が埋め込まれ、それを介して機器を操作することができる。イルカ語は詩や俳句として表現される。とっさの時の判断力や三次元空間把握・認識能力は人間よりも優れており、地球系列の優秀なパイロットの多くはイルカである。 ネオ・ドルフィン以外のクジラ目は準知的生物として扱われており、実験的にそれらの遺伝子を組み込まれたネオ・ドルフィンも存在する。なお、クジラの歌はアースリングの数少ない輸出品の一つとなっている。 他にネオ・ドッグやネオ・エレファントなどを生み出す研究も計画されていたが、ヒトが銀河社会に受け入れられる代償として地球出身の準知的生物を新たに知性化することは禁止された。
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