地方私鉄への譲渡とは? わかりやすく解説

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地方私鉄への譲渡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 02:19 UTC 版)

阪和電気鉄道の車両」の記事における「地方私鉄への譲渡」の解説

1966年廃車となったモヨ100形クモハ20形2両(クモハ20052・20054←旧モヨ100形104106)は、1968年客貨分離のために強力な電車求めていた松尾鉱業鉄道売却されクモハ201クモハ202となり、臨時列車として国鉄花輪線から乗り入れるキハ52形気動車牽引して急勾配登坂することもあった。しかし、公害対策による回収硫黄普及経営難陥った松尾鉱山閉山に伴う、1969年旅客営業休止によって休車となり、1971年には弘前電気鉄道合併に伴う車両体質改善のための車両探していた弘南鉄道譲渡され同社弘南線移籍した。 この時、弘南線橋梁荷重および変電所容量制約から出力ダウン軽量化求められ、同線在籍モハ2250形との間で台車交換実施して台車はDT10、主電動機MT15となり、さらに片運転台化を実施してモハ2025モハ2026となったこれに伴いDT28(KS-20)を装着したモハ2250形2両は電装解除されて制御車改造された。 これら2両は収容力大きく弘南線主力車として運用された。その後1978年弘南線への東急3600系大量導入時に電装解除されて制御車クハ2025 - クハ2026へ改造され1980年代末東急7000系導入時まで現役として使用された後に廃車・解体され、これにより阪和電気鉄道旅客車全車廃車となった

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地方私鉄への譲渡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 08:17 UTC 版)

国鉄キハ04形気動車」の記事における「地方私鉄への譲渡」の解説

キハ41000グループは、16m級車体地方私鉄には手頃な大きさだったことや、戦時中休車復活せずに廃車された際の譲渡例は多く中には複数鉄道会社渡り歩いた車両もある。 また、譲渡後液体式への改造機関の交換行ったものも多かった。なお、キハ06形譲渡車無かった旭川電気軌道 キハ05 16譲り受け付随客車コハ05 1 としてラッシュ時増結用として使用した書類上はキハ05 16となっているが、実際キハ05 12振り替え推測されている。廃車後同社の他の車両とともに洞爺湖町洞爺少年自然の家保存されたが、現存しない。 美唄鉄道 1965年昭和40年)にキハ05 1105 1405 20の3両の払い下げを受け、キハ101~103として使用入線時に自社工場液体式改造総括制御可能とした。廃車後、2両がレジャー施設内に保存されていたが、荒廃進んで解体された。 南部鉄道 1949年昭和24年)にキハ41094の払い下げを受け、キハ41001として使用した1963年昭和38年)に機関をDMF13に換装し、液体式改造された。 秋田中央交通 キハ41059・41085の2両が入線エンジン取り外し電気機関車牽引する客車(ナハフ10・20)として使用していた。 羽後交通 1959年昭和34年)にキハ04 4の払い下げを受け、キハ4として横荘線で使用した。横荘線の廃止により雄勝線に転属し、雄勝線の廃線により廃車小名浜臨港鉄道 キハ41039の払い下げを受け、キハ101として使用東野鉄道 キハ41008・キハ04 3の2両が入線キハ500形502503として使用された。廃止後、キハ502茨城交通譲渡小湊鐵道 キハ41076・41048・41049・41006の4両の払い下げを受け、キハ41001 - 41004として使用茨城交通 茨城線キハ04 5の払い下げを受け、ケハ45として使用路線廃止後は湊線転用された。 茨城交通湊線茨城線ケハ45転入した他、東野鉄道からキハ502入線。ケハ46となった後、客車化されハフ46として使用された。 関東鉄道 国鉄から多く車両直接入線している以外にも、他社経て入線した車両もある。常総線1950年昭和25年)にキハ41122・41124・41086・41089の払い下げを受け、キハ41001 - 41004とした後、キハ0410・0424の払い下げ受けてキハ41005・41006とし、更に1963年昭和38年)にキハ04 23払い下げを受け、これはキサハ41801として1979年昭和54年)まで使用した竜ヶ崎線キハ04 3604 18払い下げを受け、キハ41302・41303として使用。41302はワンマンカーとなった鉾田線鹿島鉄道キハ04 7の払い下げを受け、キハ41301とした他、後に竜ヶ崎線からキハ41303、常総線からキハ41004 - 41006の4両が転入しキハ41005・41006はこの2両は片運転台化され貫通路設置されキハ411412となった晩年には前面2枚化されている。 筑波線筑波鉄道国鉄1958年昭和33年)に廃車された後、遠州鉄道北陸鉄道経て1972年昭和47年)に関東鉄道筑波線入線したキハ461462は、廃車されるまで、ほぼ原型のままで残存していた。 新潟交通 キハ41080の払い下げを受け、エンジン撤去して制御車化、クハ37として使用蒲原鉄道 1950年昭和25年)にキハ41120の払い下げを受け、エンジン撤去して制御車化、クハ10として使用された。蒲原鉄道唯一のクロスシート車であった。片運転台の上正面3枚窓に改造されていたが、側面そのままであった全線廃止まで稼動遠州鉄道 詳細は「遠州鉄道キハ800形気動車」を参照 電化私鉄であるが、非電化区間である国鉄二俣線(現:天竜浜名湖鉄道西鹿島 - 遠江(現:遠州森)間の直通運転実施するため気動車が必要となり、キハ04 6・04 8・04 1の払い下げ受けてキハ801802・803として導入1958年昭和33年11月(803は1959年)より使用開始されたが、乗り入れ終了に伴い1966年昭和41年)に廃車全車北陸鉄道譲渡された。 北陸鉄道 1950年昭和25年)にキハ41043を譲り受けキハ5201として能登線使用した。さらに1966年昭和41年)に遠州鉄道からキハ801 - 803を譲り受けキハ5212・5211・5213として使用した能登線廃止後、5211・5212は関東鉄道譲渡された。 また、浅野川線電車付随車用として、キサハ04 101・キサハ04 102譲り受けそれぞれサハ1651・サハ1652として使用開始しその後制御車改造行いクハ1651・クハ1652となった。なお、キサハ改造前の原車番それぞれキハ41041・キハ41040である。 三岐鉄道 キハ41097を譲り受けキハ81として使用1964年昭和39年)に玉野市営電気鉄道譲渡されキハ101となり、1972年昭和47年)の路線廃止まで使用された。 江若鉄道 キハ41014・41023・41044・41045の4両の払い下げを受け、キハ14 - 1714152代目)として使用連合国軍キャンプ場および演習場沿線にあった関係で1946年昭和21年)にはキハ41014が入線していたこと(公式には1950年払い下げ)が確認されており、非公式ながらキハ41000形私鉄払い下げ第1号であった見られている。1969年昭和44年)の路線廃止後、キハ16御坊臨港鉄道譲渡されたが、残りの3両は全車三井寺下車庫で解体された。 北丹鉄道 1965年昭和40年)・1967年昭和42年)にキハ04 2804 22払い下げを受け、キハ101102として使用路線廃止で2両とも廃車解体された。 御坊臨港鉄道 1950年昭和25年)にキハ41055の払い下げ受けてキハ308とした他、1969年昭和44年)に江若鉄道よりキハ16譲受し、同番で使用有田鉄道 キハ41038・41078の払い下げ受けてキハ205206として使用その後一畑電気鉄道よりキハ5を譲受し、キハ202として使用別府鉄道 同和鉱業片上鉄道より1両(キハ41057→キハ301)を譲受キハ101として使用同和鉱業片上鉄道 1950年昭和25年)にキハ41057・41096、1952年昭和27年)にキハ41071, 1959年昭和34年)にキハ05 33合計4両が入線し、キハ3001 - 3003・3006として使用1967年昭和42年)に、キハ300形キハ301 - 303305改番して後述キハ310形区別している。 この内キハ303現役最後キハ41000形気動車として、1991年平成3年7月1日鉄道廃止まで旅客営業使用された。 水島臨海鉄道譲渡当時倉敷市交通局1958年昭和33年)にキハ04 11・04 32の2両の払い下げを受け、キハ311312とした。 一畑電気鉄道立久恵線 事故廃車補充として1962年昭和37年)にキハ04 29譲受し、キハ5とした。路線廃止後有田鉄道譲渡されキハ202となった

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