南日本国政府・国防軍とは? わかりやすく解説

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南日本国政府・国防軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 06:44 UTC 版)

太陽の黙示録の登場人物」の記事における「南日本国政府・国防軍」の解説

エドワード・ロックウェルEdward Rockwell南日本初代行政府長官アメリカ日本復興支援機構」の副長官経て復興省(後の行政府長官外国籍初の国務大臣南日本将来を担う人材育成するロックウェル・プラン」の責任者として、夏木淳史の推薦した宗方出会い彼に「黒いマグマ」と呼ぶ既存秩序への憎しみとそれを変える力を見出し留学期限の延長復興省長官官房室長への抜擢など重用する。当初復興資金アメリカ政府後ろ盾背景石倉総理傀儡化し内政外交全般に渡って実権握って道州制公務員国籍条項撤廃など政経面を基本的にアメリカ型手掛け更にはM資源利用してアメリカ国益最優先することで南日本属国化を押し進める。だが、海峡区自治M資源開発計画という宗方反乱にあい、彼自身かつてM資源存在アメリカを含む世界中石油資本破滅による世界恐慌を招くことを政府から猛反対されたこともあって宗方アメリカ政府意思から離れたもう一人自分の姿と気づくその後宗方と共にM資源利用したアメリカ頼らない新国家づくりに賛同し、これ以後南日本実権宗方握ることとなる。 祖国アメリカ生まれたことを誇りに思う愛国者ではあるが、かつてベトナム戦争時に出征した兄が戦死したため(公式には遺体発見されていないので、行方不明)、戦争推進した当時政権許していない。また、石油資本権益固執する保守的な政権に対しても、憤り感じている。 やがて、宗方の手M資源を軸としての南日本独立実現に近づいていくも、独立機に起こりうるアメリカ中国からの介入恐れるあまり、独断アメリカそして北日本孫市接触するうになる宗方と惇史の推察では、ロックウェル狙いアメリカと中国M資源すなわちメタン・ハイドレート差し出して平和的な独立を得るというもの。そのため宗方は、自身にとって政治の師であり、父親とも呼べ存在であったロックウェルとの決別決める。そして、宗方動きに対して彼を罷免するよう裏工作に出るが、その宗方と彼を支持した惇史を含めた行政府幹部陣同意によって、自ら搭乗していた専用機爆弾仕掛けられ爆殺された。 夏木惇史(なつき あつし) 恵理の兄。 総理政務担当秘書官震災後復興政策めぐって石倉率いアメリカ組に付く。妹・恵理宗方同行したことに反対したがボランティア活動成長した彼女を見て二人の関係認め宗方留学候補者推薦するロックウェル体制下の南日本樹立後はロックウェル対立し山陽道知事左遷され首都復帰を目指していたが、宗方影響されて彼と独自路線をとる。ロックウェル宗方和解以降は、道知事兼任行政長官北日本問題担当補佐官として独立目指す宗方が董スカイビル会見臨んだ際に密かに特殊部隊潜入させ、董の罠から宗方を救うなど、しばしば危険を顧みない行動を取る宗方をよく助ける。 宗方恵理取り戻すべく孫市元へ向かう際には、「孫市足元見られる」と反対の意を示すが、結局は送り出したその後宗方孫市一方的な要求退けたとはいえ救出作戦失敗終わった後は、恵理無言対面果たし涙した宗方公私にわたる良き理解者群雄第57話では「お前は命をかけて恵理守った」と宗方に礼を言った際、「たとえ恵理がいなくても、あんたは俺の兄だ」と言われた。 名前の由来夏侯惇(字は元譲)。 賀来嘉孝(かく よしたか) 南日本国防海軍第2艦隊司令官階級少将宗方の下で勝呂接触し南北自衛隊統一試みるも裏では宗方と共に暗殺目論む日本海峡紛争では海峡で、第2艦隊旗艦であるイージス護衛艦「はるなみ」より、北日本自衛隊空挺部隊乗る輸送機及び地対艦ミサイル撃墜指揮執るその後宗方による恵理救出作戦参加秘密裏に「はるなみ」にて日本海より北日本領海内に潜入する名前の由来郭嘉(字は奉孝)。 ピート・奥村・リテルピートおくむらリテルSCIA(サウスエリア中央情報局長官南日本行政府幹部にして、ロックウェル腹心であった人物ロックウェル宗方罷免動いた際、そのための裏工作を行うよう命じられる。しかし、すでに彼はロックウェルではなく宗方方針支持しており、事は全て宗方筒抜けだった。そして、他の行政府幹部と共にロックウェル爆殺承認するその後日本人である宗方次期行政長官就任することにアメリカスタントン圧力を掛けてくるのではと、宗方忠告する北詰芳郎(きたづめ よしろう) 南日本行政府外務大臣宗方ロックウェル罷免爆殺提案承認するラーマン・エイブラヒム 南日本行政府外務省北東アジア局長宗方ロックウェル罷免爆殺提案承認する片岡真澄かたおか ますみ) 南日本行政府長官広報担当補佐官宗方ロックウェル罷免爆殺提案承認する石倉慎介(いしくら しんすけ) 声 - 池田勝 旧日政府内閣総理大臣親米保守拓磨親友にして政友であったが、大震災後の日本復興支援めぐって彼と対立中国と組むと基本的人権失われるという危惧北日本現状予言する形となるが、拓磨彼に言ったアメリカ奴隷という言葉もまた南日本現状予言となったアメリカ支援による福岡首都とした政府樹立して国の復興ロックウェル託すものの、日本の南北分独立遂に心を痛めこれまでのことを後悔する南日本政府成立後は内閣総理大臣という、国家元首ポスト位置するも自ら国の復興託したとはいえそのロックウェル権限増大するにつれて名ばかり存在」と化していき、行政長官施行後自分対する「総理」という呼称を「死語」とまで称したまた、行政府ビルにて石倉対面した宗方いかにも第一線退いた元・国家元首対するかのごとく「石倉先生」と呼んだ息子夫婦失った拓磨同様に、彼自身大震災によって、お台場高層マンション住んでいた娘夫婦失っている。 モデル石原慎太郎

※この「南日本国政府・国防軍」の解説は、「太陽の黙示録の登場人物」の解説の一部です。
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