刊行状況とは? わかりやすく解説

刊行状況

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 10:01 UTC 版)

フリードリヒ・シェリング」の記事における「刊行状況」の解説

シェリング著作中、生前刊行されたのは、1809年の『自由論』が最後死後に、著述一部息子K.A.シェリングにより編集されコッタ書店より全集として出版された。これは生前刊行され著作一部講義録からなっていた。 この息子版「全集」を、20世紀半ばシュレーター再編集し、配列変えた上でファクシミリ版出版した。さらにこれに基づき一部収録する形でシェリング著作集ズーアカンプ文庫から出版された。 20世紀後半になり「全集」に収録されていなかった『世界世代』などの草稿が、単行本の形で出版された。 現在、バイエルンアカデミー監修企画により、著作書簡草稿からなる決定版全集が、長期間かけ刊行中である。本全集出版計画から、後の刊行予定とされた重要な草稿(『ティマイオス草稿』など)は、単行本の形で出版され、また旧東独側に所蔵されていたベルリン時代草稿整理も、統一以降1990年代より積極的に進んでいる。 日本語訳1920年代から、個別著作翻訳されており、同一期から自由論まで大半著作訳され、特に岩波文庫での西谷啓治訳『人間的自由の本質』、勝田守一訳『学問論』は重版している。大規模な全集等出版はされていなかったが、同一期から後期通観するシェリング著作集』全5巻・全7冊(京都燈影舎)が刊行中である(2006年より、2011年春に4冊目刊)、2018年9月 より文屋秋栄新版刊行。 他に、『フィヒテシェリング往復書簡』(叢書ウニベルシタス法政大学出版局ワルター・シュルツ解説座小田豊後藤嘉也訳、1990年)と、『世界の名著 フィヒテ. シェリング』(岩崎武雄編集解説中央公論社茅野良男訳「ブルーノ」、渡辺二郎訳「人間的自由の本質」、岩崎武雄訳「哲学的経験論叙述」を所収)がある。

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刊行状況

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 08:47 UTC 版)

マンアフターマン」の記事における「刊行状況」の解説

2009年8月現在、日本語版は絶版である。同じ著者の手による『アフターマン』と『新恐竜』が『フューチャー・イズ・ワイルド』と同様の装丁ダイヤモンド社から復刊されているが、本作はされていない

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刊行状況

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 09:14 UTC 版)

ファウスト (文芸誌)」の記事における「刊行状況」の解説

創刊以前 直接母体となったのは講談社文芸図書第三出版部発行していた小説誌メフィスト』だが、売上不振により、講談社ノベルスから新刊を出すことができなくなっていた佐藤友哉小説発表する場を与え名目で、2002年7月大塚英志東浩紀2人編集する文芸誌批評誌として創刊された『新現実』(角川書店)と、2002年11月第一回文学フリマ販売され同人誌タンデムローター方法論』が、本誌原型となっている。特に後者は、佐藤友哉西尾維新小説書き舞城王太郎挿絵付けた太田克史編集コピー誌で、これに周辺若い世代書き手加わっていくことにより、初期ファウスト』のコンセプト固まっていく。 創刊からコミックファウストまで 2003年9月5日Vol.1発売され9月20日には創刊記念して紀伊國屋サザンシアター新宿)で「激変する文芸 ファウストフェスティバル2003が行われた。Vol.1・2は、講談社文芸誌メフィスト』と同じように『小説現代増刊として刊行されたが、発行部数少なかったためオークションなどで高騰したVol.3以降は「講談社MOOK」として刊行されVol.1・2も後にムック化され復刊した。Vol.3以降特集』という形で1人作家スポット当てたり、文芸ノベルゲーム周辺ブーム取り上げたりしている。入れ替わりに、企画重複していた『新現実』はVol.3刊行終え文芸色のない『Comic新現実』へ移行するVol.3で、年3回定期刊行化が決定した発表された。2004年Vol.2 - 4までの3冊、2005年Vol.56A6Bと3冊が発行された。2006年には本誌2冊、別冊2冊の発行予告されていたが、実際に6月別冊である『コミックファウスト』1冊が発行されただけで、その後2008年の夏まで2年発行途絶えた国内での2年間の休止と海外でのファウスト刊行 日本で『ファウスト本誌刊行途絶えていた間、2006年2月台湾尖端出版より、同年4月韓国鶴山文化社より、それぞれ現地語版の『ファウスト』が出版され日本のもの追いかける形で巻を重ねた。ただし、台湾版2007年8月Vol.4 SIDE-A発売以来刊行途絶えている。韓国版Vol.6 SIDE-B2009年8月)まで刊行されている。 2006年太田海外文芸出版部異動し11月には新レーベル講談社BOX』を立ち上げたそれまでファウスト』の掲載作品講談社ノベルスから単行本化されていたが、以降講談社BOXからの刊行が主となり、作品によってはハードカバーとなることもあった。2008年10月には太田発案キャッチコピー思春期自意識生きるシンフォニー・マガジン」を掲げた兄弟誌『パンドラ』創刊され2009年8月Vol.4まで刊行された。 ファウスト再始動 2008年8月、約2年半ぶりに本誌 (Vol.7) が発売された。Vol.7では日本代表するSF作家である筒井康隆ライトノベルビアンカ・オーバースタディ」三話を執筆し話題となったまた、前年刊行決定していたアメリカ版FAUST 1」が同月19日アメリカ出版グループランダムハウスのレーベルDel Reyより発売された。 『ファウスト』は海外展開始めた頃から積極的に海外クリエイター声を掛けるようになった。Vol.6A,6Bでは台湾雑誌月刊挑戦者』で活躍していたVOFANイラスト巻頭に置き、『コミックファウスト』では日本台湾・香港韓国イラストレーター作品巻頭配したVol.7では、中国80後バーリンホウ作家代表する人物である郭敬明作品翻訳掲載されており、郭敬明編集長務め文芸誌最小説』と協力し互いに作家紹介し合う計画編集長の口から述べられている。その後、『最小説』2009年2月下旬掲載企画百人恋愛世紀(下)」(バレンタインデーに関する短いコメント各界の著名人や一般人が寄せている)に太田克史渡辺浩弐翻訳家の泉京鹿が参加した西尾維新は、2月上旬掲載予告では同企画参加するとされていたが、実際に登場しなかった。 "解散"へ 2008年12月太田講談社BOX編集長部長)から異動し講談社文芸付き担当部長となり、2010年には星海社副社長就任する。これらの人事影響で再び刊行止まっていたが、2011年9月末に講談社からVol.8発売された。同時に太田次号Vol.9で“解散”とツイートし、表紙でも宣言したが、以降刊行への動きはない。 この号は創刊からのレギュラー執筆者皆勤賞だった西尾維新寄稿していない唯一の号だが、舞城王太郎清涼院流水執筆陣から外れており、代わりに2000年代ムーブメント懐古総括する記事多く入るなど、初期ファウスト』の雰囲気とは大きく異なっている。

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