元朝勢とは? わかりやすく解説

元朝勢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 00:32 UTC 版)

Ghost of Tsushima」の記事における「元朝勢」の解説

蒙古兵(もうこへい) 本作戦闘における兵種は、遠隔兵種弓兵きゅうへい)と近接兵種構成されており、後者は、盾兵じゅんぺい)、剣兵けんぺい)、槍兵そうへい)、剛兵(ごうへい)、火器兵(仮称)などと区別されている。また、兵種は扱う武器威力や技によって三種類から四種類に細分される他、防具の下に着ている衣(戦袍)によっても灰・赤・青・黄・緑の五つ等級分けられている。最序盤登場する灰色の戦袍を着た兵士防具類いを殆ど身に付けておらず、基本的な攻撃しか行わないが、等級上がると赤い衣の兵士皮革青色兵士軽金属といった具合装備の質が上がっていき、攻撃強力になっていく。ゲーム後半主力となる黄色や緑の戦袍の兵士全身を覆う重厚な金属鎧を装備している。 剣兵 刀剣だけを持った兵士。赤と黄色兵士には連続攻撃加える者がいる他、二刀流の者もいる。また、青と緑の兵士には両手持ち大刀を使う者がいる。 盾兵 刀と盾を持った兵士。赤い衣より上位クラスには付きの盾を攻撃用いる者がいる他、黄色兵士が使う焔の剣は攻撃防御してダメージを受ける。テムゲなど登場する百戸長はすべて盾兵平時は盾を背負っているため、背後から弓で射てダメージ受けない槍兵 長物持った兵士灰色兵士刺突による攻撃しか行わないが、上位兵士斬撃振り払う攻撃加えてくる。また、ではなく方天戟得物とする者もいる。青と緑の槍兵小型の盾を装備しており、弓矢による攻撃を防ぐ。 剛兵(Brutes) 仁や他の兵よりも頭一つ抜きん出た巨躯を誇る兵士で、他の近接兵種使用する全ての武器を使う。柄の長いなど重量のある鈍器振り回す者の他、赤衣より上位兵士は大斧を使う者がいる。黄色の剛兵には火槍を使う者がいる。英語版の名称であるBrutesはやそれに類する粗野な人物の事を差す。 弓兵 弓を扱う兵士。仁を発見する遠方から矢を放ってくる。青い戦袍の弓兵最大三発まで連続で矢を放ってくる。また、黄色兵士火矢を、緑の兵士毒矢を使う。 火器てつはうなどの火器使って攻撃してくる。下級火器兵はてつはう専門であるが、上位の兵は閃光弾大筒得物としている。 コトゥン・ハーン(英:Khotun Khan ) 声 - (英)パトリック・ギャラガー / (日)磯部勉 元軍を率いモンゴル人武将得物大刀と盾。架空の人物であるが、元朝皇帝クビライ従兄弟チンギス・ハーンチンギス・カン)の皇孫という設定である。日本語版での漢字表記は「兀云汗」。中国語表記は「赫通汗」。 対馬侵攻企てた首謀者降伏した者には平和を約束する一方で逆らい続ける者には容赦なく牙を剥く残虐な侵略者である。武芸だけでなく智略にも秀でており、対馬国侵攻先立って現地言語・文化習俗学んでいたため、侍の行動原理知悉している。しかし、志村評すには「切れ者」で「誇りなど微塵も持っていない」とのこと。 侍は誉を重んじる故にその戦い方は愚直与しやすい評している。実際小茂田での戦でも先陣切って乗り込み勝負申し出た武士不意に油をかけて火をつけ、驚いた所を仕留める誉れ武士としての道を逆手利用している様子見て取れる一方で冥人については、誉に囚われず凡ゆる手段駆使する戦い振りを「底知れず恐ろしい」と評し警戒しているが同時に民に慕われる冥人なら民を説得できるとして、降れば有用な存在とも見ている。 占領した土地知識技術吸収してきたモンゴル軍人らしく仁の作った毒をすぐに再現し毒矢として戦い利用したり仁が城の元軍を毒殺したことが民に広まると、対馬の民を毒殺して毒を使った冥人と結びつけることで冥人が民を毒で殺している、との噂を広めて民が仁を恐れるよう仕向けて反目させるなど、非常に狡猾である。 コトゥン・ハーンは架空の人物であるが、名前の似た元のモンゴル人武将クドゥン(忽敦)が実在し文永の役において日本侵攻指揮していた。 テムゲ(英:General Temuge) 声 - (日)坂口候一 中ボス。元軍の百戸長。兵種盾兵。鑓川侵攻担当する部隊指揮官。「仁之道」(メインストーリー)「破之段」で登場し、「鑓川の冥人」で直接対決することになる。 城壁巡らせた鑓川の町に包囲戦仕掛けて降伏勧告発し応じないと見るや投石機投入して猛攻撃加え、民を容赦なく虐殺するなど、元朝が(広くアジアで)定石としてき戦略忠実に履行することで、鑓川攻略押し進めた百戸長を務めるにふさわしい才覚首領コトゥン・ハーンも認めており、名将呼んでいるが、斬り刻んだ人の数を自慢する残虐非道な男である。そのようなテムゲを鑓川の戦いで討ち取った井仁は、"冥人"として覚醒し、テムゲを討ち取られ元朝雑兵どもには"冥人"への怖れ植え付けられる。この戦を境にして、対馬側の抵抗は仁たちの孤独な戦いではなくなってゆく。 アルタン(英:General Altan) 声 - (日)江川央生 中ボス。元軍の百戸長。兵種盾兵豊玉地方大綱(おおつな)一帯制圧している部隊指揮官である。「浮世」の「ゆな之譚」で登場。 自らは姿を隠して得体の知れない怖ろしさを醸し出す一方で、民の多く串刺しにして晒すなどといった方法で、元朝お得意の「恐怖戦略」を推し進めている。境井仁との勝負では、「俺は平和のために人を殺す」とうそぶき、「大きな平和を実現するための小さな悲劇避けられず、少な犠牲速やかに平定することがせめてもの慈悲だ。」と言わんばかり鬼畜ぶりを露わにするそのような自分と違って、境井仁は、いたずらに戦いを長引かせているだけの結果的の「人殺しにすぎない、あるいは、速やかに平定されてしまえば助かる民が出るやも知れぬものを余さず死地追いやる人殺しではないか、とまで(そういった論旨言葉を)言い放つ人売りである黒犬および兄弟手を組み、民を下人として扱っていた。兄弟黒犬が冥人の手立て続け葬られたことで自ら冥人こと境井仁を討つべく姿を現し勝負に臨む。アルタン場合本人倒れた直後取り巻きの兵たちが一斉に襲ってくる点でほかとは異なる。 その他の隊長たち 上記二名の他にもドガー(Dogar)、バルトゥ(Bartu)、ドグシン(Dohshin)、ハーチュ(Kharchu)、ヌガイ、バタールの名が見られる

※この「元朝勢」の解説は、「Ghost of Tsushima」の解説の一部です。
「元朝勢」を含む「Ghost of Tsushima」の記事については、「Ghost of Tsushima」の概要を参照ください。

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