元朝の蛙狩りとは? わかりやすく解説

諏訪大社

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諏訪大社(すわたいしゃ)は、長野県諏訪湖周辺4か所にある神社式内社名神大社)、信濃国一宮旧社格官幣大社で、現在は神社本庁別表神社神紋は「梶の葉」。


注釈

  1. ^ a b 建御名方彦神別命(たけみなかたひこがみわけ)、伊豆早雄命(いずはやお)、妻科比売命(つましなひめ)、池生神(いけのお)、須波若彦神(すわわかひこ)、片倉辺命(かたくらべ)、蓼科神(たてしな)、八杵命(やきね)、内県神(うちあがた)、外県神(そとあがた)、大県神(おおあがた)、意岐萩命(おきはぎ)、妻岐萩命(つまぎはぎ)の13柱。
  2. ^ 蛇神とされた祭神に好物の蛙を捧げる説、古代人に食料とされた蛙を祖先神に捧げる説、諏訪上社の御狩始めの儀式説、月(陰気)を象徴するを殺し春を迎える説、三毒の退治を表す密教風儀式説など。

出典

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元朝の蛙狩り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 00:45 UTC 版)

諏訪大社七不思議」の記事における「元朝の蛙狩り」の解説

蛙狩神事において、御手洗川の氷を割ると必ず2、3匹のカエル現れる蛙狩神事そのものを指すこともある。

※この「元朝の蛙狩り」の解説は、「諏訪大社七不思議」の解説の一部です。
「元朝の蛙狩り」を含む「諏訪大社七不思議」の記事については、「諏訪大社七不思議」の概要を参照ください。

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