一年戦争後期とは? わかりやすく解説

一年戦争後期 (『機動戦士ガンダム』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 07:56 UTC 版)

アムロ・レイ」の記事における「一年戦争後期 (『機動戦士ガンダム』)」の解説

ガンダムとの出会い 1516歳宇宙世紀0079年9月18日地球連邦軍新造艦ホワイトベース追ってジオン公国軍ムサイ級巡洋艦ファルメル」が周辺空域侵入ザクIIによるコロニー内への強襲遭遇する。彼は、避難最中に「V作戦」の極秘ファイルガンダム操縦マニュアル)を偶然入手しアイドリング状態だったガンダム乗り込み起動強襲仕掛けてきたザクII初陣にして2機撃破する。なお、この戦闘歴史上初の実戦におけるモビルスーツ (MS) 同士対戦であった父親テム・レイはこの戦闘宇宙空間放り出され行方不明となったその後民間人ありつつもホワイトベース乗組員としてガンダム搭乗しホワイトベース地球降下阻止すべく執拗につけまわすジオン軍エースパイロットにして、以後宿命ライバルとして戦い続けることとなるシャア・アズナブル追撃払い除ける日々が始まる。この頃まともにガンダム操れたのはアムロのみであったことから、いつしか地球連邦軍正規パイロットのように扱われるうになる地球降下前まではアムロ本人まんざらではなく新し玩具手に入れた子供のように嬉々としてガンダムの凄さをクルー語ったりもしていた(テレビアニメ版では、まだ当時ロボットアニメ主流熱血主人公片鱗見え隠れしていた)。 戦場からの逃亡 しかし地球降下以後、「生き残る」という以外に戦う意義見出せぬまま、アムロ精神はやがて疲弊していく。ガルマ執拗な追撃をなんとか退けたものの、自分戦争の駒のように扱う二代目ホワイトベース艦長ブライト・ノアとは確執があり度々衝突し唯一のアイデンティティとなっていた「ガンダムパイロット」の地位さえ、ブライトの「リュウ任せよう」という発言から脅かされることとなる。これを偶然聞いてしまったアムロ脱走決意しガンダム乗って砂漠大地消えていった。この時にマ・クベ鉱山基地単独奇襲攻撃している。 脱走中、砂漠の町のレストラン立ち寄ったところ、偶然ジオン公国軍人ランバ・ラル出会うラル愛人であったクラウレ・ハモンと共に大変気に入られたが、敵同士であった故に戦場再会対峙することになる。ラル駆るグフ退けたものの、その口から「勝てたのは腕ではなくモビルスーツ性能のおかげだ」と指摘され当初は「負け惜しみを」と意に介さなかったが、次第正しさ認めたことで、初めて「あの人勝ちたい」と、パイロットとして生き残る以外の意味を見出したその後アムロ目の前で軍人として殉じたランバ・ラルの姿は、敵ながらにして越えねばならぬ父親のような存在としてそびえ立ち、大きな影響与えることとなった。そして、ラルの仇を討つためにホワイトベース特攻仕掛けたハモンと、彼女の攻撃身を挺して防いだリュウの死が、アムロ中に生きる意味を問いかけることとなる。 ニュータイプへの覚醒 ラル黒い三連星等、数々ジオン戦士との死闘経てホワイトベース救援駆けつけ連邦士官マチルダ・アジャンより「エスパーかも」とも評されアムロは、いつしかニュータイプとしての覚醒見せ始めジャブローでは再びあいまみえたシャア互角上の戦い演じたジャブローから再び宇宙上がってからも、ドレン大尉率いるキャメルパトロール隊のムサイ3隻を撃沈しコンスコン機動艦隊との交戦では、敵艦擁する12機のリック・ドムのうち9機を3分で撃破した上に、コンスコン乗る旗艦チベまでも撃沈し見せたそれ以降アムロニュータイプ能力拡大し続けソロモン攻略戦など、幾多戦闘大きな戦果挙げるジオンからは、“赤い彗星シャア対比して連邦の白いヤツバンダイゲーム作品では白い悪魔書籍機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』やバンプレストゲーム作品では白き流星)と恐れられるうになるアムロ成長に伴い、その超人的な反応速度反応しきれなくなったガンダムは、マグネット・コーティング施される。このとき、技術者モスク・ハンの「生き延びて、いいデータ持ち帰ってくれ」という自分勝手な応援言葉を「これだから人の本音聞きたくない」と苦笑しながら受け流しており、人間としての成長窺えるその頃にはシャアゲルググを、通常のパイロットではありえない距離(ララァさえも、実験の際にはかなりの苦痛伴った距離)から正確に狙撃する鬼神如き働き見せる。 ララァとの出会いと別れ ララァ・スンとは中立コロニー偶然にめぐりあい戦場での敵同士としての再会の中でニュータイプ同士としての精神交感体験するが、その最中襲い掛かるシャア反撃した際、シャアを庇ったララァ戦死させてしまう。 シャアとの決戦と仲間たちのもとへの生還 最終決戦となったア・バオア・クー攻略戦シャア駆るジオング交戦両者相打ちジオング撃破ガンダムはAパーツ頭部両腕、Bパーツ右脚を失う大破)となり、ガンダム破壊されるものの最終的にホワイトベース仲間たちとの交感再会経て一年戦争生き抜く

※この「一年戦争後期 (『機動戦士ガンダム』)」の解説は、「アムロ・レイ」の解説の一部です。
「一年戦争後期 (『機動戦士ガンダム』)」を含む「アムロ・レイ」の記事については、「アムロ・レイ」の概要を参照ください。

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