ロイヤルティとは? わかりやすく解説

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loyalty

別表記:ロイヤルティ

「loyalty」とは・「loyalty」の意味

「loyalty」は、忠誠心忠実さ意味する英単語である。主に、人や組織対す忠誠心や、信念原則対す忠実さを表す。忠誠心は、信頼関係献身的な態度を示すことで、個人組織に対して強い絆を築く要素となる。

「loyalty」の発音・読み方

「loyalty」の発音は、/lˈɔɪ(ə)lti/である。日本語での読み方は、「ロイヤルティ」となる。

「loyalty」の語源・由来

「loyalty」は、古フランス語の「loialte」から派生した言葉である。さらに遡ると、「loialte」は、ラテン語の「legalitas」に由来している。これらの言葉は、法律正義関連する意味を持っており、「loyalty」は忠実さ忠誠心という意味に発展した

「loyalty」の類語

「loyalty」の類語には、faithfulness, allegiance, fidelity, devotion, commitmentなどがある。これらの言葉は、忠誠心忠実さを表す意味で使われる

「royalty」と「loyalty」の違い

royalty」と「loyalty」は、発音似ているため混同されやすいが、意味は異なる。「royalty」は、王族王室意味し権力特権を持つ家族個人を指す。一方、「loyalty」は、忠誠心忠実さ意味する言葉である。

「loyalty」を含む用語・関連する用語

「loyalty(スラング)」とは

「loyalty(スラング)」は、忠誠心忠実さを表すスラングである。「loyalty」は、友情愛情信頼関係などの中で、相手対す忠誠心を示す言葉として使われることがある

「customer loyalty」とは

customer loyalty」は、顧客忠誠心意味する言葉である。顧客があるブランド企業に対して継続的に購入利用を行う態度を示すことで、顧客忠誠心が高いと評価される

「loyalty number」とは

「loyalty number」は、顧客特定の企業サービスに対して忠誠心を示すために、会員番号ポイントカード番号などを指す言葉である。顧客は、この番号使用してポイントを貯めたり、特典受けたりすることができる。

「loyalty(アイスバーン)」とは

「loyalty(アイスバーン)」は、スノーボードスキーの技の一つである。この技では、滑走中に板を横に滑らせアイスバーンを削るように滑ることで、速度抑えることができる。

「brand loyalty」とは

brand loyalty」は、消費者特定のブランドに対して強い忠誠心持っている状態を指す言葉である。ブランドロイヤルティが高い消費者は、そのブランド製品やサービス継続的に購入し、他のブランド移行することが少ない。

「loyalty」の使い方・例文

1. His loyalty to the company was unquestionable.(彼の会社への忠誠心疑いようがなかった。)
2. She showed her loyalty by supporting her friend in difficult times.(彼女は困難な時期友人支えることで忠誠心示した。)
3. The soldiers swore loyalty to their country.(兵士たち自国忠誠誓った。)
4. Customer loyalty is crucial for the success of a business.(顧客忠誠心ビジネスの成功にとって重要である。)
5. His loyalty to his principles never wavered.(彼の原則への忠実さ揺るがなかった。)
6. The company rewards the loyalty of long-term employees with bonuses.(会社長期勤続従業員忠誠心ボーナス報いる。)
7. Their loyalty to the team is admirable.(彼らのチームへの忠誠心称賛値する。)
8. The loyalty program offers various benefits to its members.(ロイヤルティプログラムは、会員さまざまな特典提供する。)
9. She questioned his loyalty when he started working for a competitor.(彼が競合企業働き始めたとき、彼女は彼の忠誠心疑った。)
10. The king demanded absolute loyalty from his subjects.(王は臣民から絶対的な忠誠要求した。)

royalty

別表記:ロイヤルティー、ロイヤルティ

「royalty」とは、「王族」や「皇族」「君主一族」といった君主王族などの王家血を引く人々貴族高位人々のことを意味する英語表現である。

「royalty」とは「royalty」の意味

「royalty」とは、王族皇族君主一族など、王家血を引く人々という意味のほか、王位王権王者風格などの意味用いられる名詞である。また、君主のような気高さ気品王室領という意味で用いられることもある。そのほか特許権使用料という意味でも用いられており、印税著作権使用料上演料、使用料などとして使われる。「royalty on a book本の印税)」「royalty rate印税率)」などの表現もある。著作権使用料という意味で用いられる場合、「royalties」と複数形使用されることが多い。

「royalty」の発音・読み方

「royalty」の発音は、カタカナ語では「ロイヤルティ」である。発音記号では「rɔiəlti」と表記されるため、カタカナにすると「ロォィアルティ」という発音になる。「ロォィ」の発音は、舌先内側巻き「ル」の音を出した後すぐ、「ォ」と「ィ」を1つ音のように滑らかに発音すると良いまた、カタカナ語では「ロイヤルティ」の「ヤ」にアクセント置いて発音するが、英語では「ロォィアルティ」の「ロォ」にアクセント置いて発音するのが正しい。

「royalty」の語源・由来

「royalty」の語源は、「王に属する・王にふさわしい」という意味のラテン語の「regalis」である。ラテン語の「regalis」が、「主権王権」という意味の古期フランス語の「roialte」を経由し、「royalty」になったまた、「royalty」は元々は「王族皇族」「王権」という意味で用いられていたが、15世紀後半になると主権者特権概念から「主権者によって個人または企業付与され特権権利」という意味に拡大したその後19世紀になると「特許権使用料」「著作権使用料」など、より広い意味で用いられるようになった

「royalty」と「loyalty」の違い

「royalty」と「loyalty」は綴り似ているうえに、カタカナ語では「ロイヤルティ」と発音が同じであるため混乱しやすい単語である。しかし、綴り発音似ていても、異なる意味を持つ。「royalty」は、王族身分王位地位王権意味する単語であるのに対し、「loyalty」は忠誠心を表す単語である。人や組織などに対して忠実であることを意味するこのように、「royalty」と「loyalty」は、全く異なる意味を持つ単語であるため、注意して使い分ける必要がある

「royalty」の使い方・例文

・The artist receives royalties every time their song is played on the radio. (このアーティストは、彼らの曲がラジオ再生されるたびに著作権使用料受け取る)
・The author's royalties from book sales helped them buy a new house. (この著者は、書籍販売から得られ著作権使用料新しい家買った)
The photographer received royalties for the use of their images in the magazine. (この写真家は、雑誌掲載され自分画像使用対す著作権使用料受け取った)
The movie studio paid the screenwriter a royalty for the rights to adapt their book into a film. (映画スタジオは、脚本家の本を映画化する権利に対して著作権使用料支払った)
・The software company collects royalties for every copy of their program that is sold. (ソフトウェア会社は、プログラムコピー販売されるたびに著作権使用料徴収する)
・The members of the royal family waved to the crowd from the balcony of the palace. (王室メンバーは、宮殿バルコニーから群衆に手を振った)
・The royal decree was read aloud to the people gathered in the town square. (王室布告が、広場集まった人々の前で読み上げられた)
・The prince's education was carefully overseen by the royal tutors. (王子教育は、王室家庭教師によって注意深く監督された)
・The queen's royal jewels were on display at the museum for all to see. (女王王室宝石は、誰もが見ることができる博物館展示されていた)
The game developer earns royalties from the sale of their game on various platforms. (このゲーム開発者は、様々なプラットフォームでのゲーム販売から著作権使用料得ている)
Despite being born into royalty, the prince was known for his humble and down-to-earth personality, and was loved by his people. (王族生まれたにもかかわらず、その王子謙虚で地に足のついた人柄知られ人々から愛された)

ロイヤリティ

別表記:ロイヤルティ、ロイヤリティー
英語:royalty

権利使用料」を意味する英語。もっぱら特許著作物利用する者が権利所有者支払使用料を指す。たとえば音楽業界においてレコード会社歌手作詞作曲者支払印税などはロイヤリティに該当する

権利者指定した範囲内限りロイヤリティの支払い免れる仕組みを「ロイヤリティフリー」という。また、フランチャイズ形式店舗運営において、本部店名運営ノウハウ利用する見返りとして加盟店から徴収する対価を「ロイヤリティ収入」と呼ぶことがある

英語には「ロイヤリティ」あるいは「ロイヤルティ」のように発音する単語が「royalty」と「loyalty」と2つある。マーケティング分野などで用いられる顧客ロイヤリティのような用語の「ロイヤリティ」は「loyalty」ある。「royalty」ではない。

ロイヤリティ(royalty)と似たものごとを指す語として「ライセンス」あるいは「ライセンス料」(ライセンスフィー)が挙げられるライセンスは「使用許諾」を特許生じ使用料対し、ロイヤリティ料は特許を含む様々な権利包括した使用料を指す。




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